第15回 組込みシステム開発技術展(ESEC)出展祈念記事 その1 なぜ今線量計なのか。
弊社は、本日東京ビッグサイトで行われる第15回 組込みシステム開発技術展(ESEC)に出展します。
弊社は、1999年に特殊イメージスキャナの開発、設計、製造、販売を専業とする会社として創業しました。
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イヴァン・イリイチが1970年に提唱した哲学に惚れ込み、世界市場にイメージスキャナを敷衍させようと願い、尽力した。その個人的な想いはほぼ達成し、より専門性の高い特殊イメージスキャナの世界に足を踏み入れて、12年が経過した春に311が起こりました。技術者のはしくれとして何ができるか、結論は、放射能測定事業の新規立ち上げでした。
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私を動機づけた最大のきっかけは、母乳から放射性セシウムが検出された、という新聞記事です。4人の子どもを母乳育児で育てた親として(私は傍観者ですが..妻えらい)、我が子を手に抱く母親の胸の鼓動が、締め付けられるような胸の痛みが、まるで我が事のように手に取るようにわかりました。
何かしなければいけない。
ベクレルモニタをまず選定しました。
食品関連の展示会場に足を運び、日本国内で入手可能な放射能測定器のカタログをかたっぱしから取り寄せました。
ベクレルモニタの一覧表を作成し、ふと、この情報はきっとこれからベクレルモニタを購入しようと思っている人たちにも有用な情報になると確信して、このblogが始まりました。
線量計も必要になると、自治体が使っている線量計を発注しました。
しかし、ベクレルモニタも、線量計も納期は4〜5ヶ月という状況でした。
そこで、ネットを探し回る中で、たまたま見つけたのが、PC-Watchのポケガ紹介記事でした。
なんと、ネットにアップされてから、10分後のタイミングでした。
直ちに、線量計購入のボタンを ポチっ と押し、気付くと、本日がありました。
(つづく)
○関連記事:
第15回 組込みシステム開発技術展(ESEC) に出展致します
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ベクレルモニタを選ぶ10の注意点
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