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2017年10月12日 (木)

食品に含まれるカリウムの量を知る

放射性セシウム137の濃度を計測した結果、食品放射能測定器(例えば、ゲルマニウム半導体検出器)は、放射性カリウム40の濃度も同時に計測しています。
自然界に存在するカリウム40は、その検体に存在するカリウムに対して、一定の比率で含まれます。

一般的にカリウムという時の元素は、カリウム39です。この元素は放射性物質ではありません。一方、放射性カリウム40は、

「天然カリウム中に0.0117 %の割合で存在し、カリウム1グラム当りの放射能強度は30.4 Bqである。」

従いまして、放射能測定された放射性カリウム40の濃度は、検体中のカリウム元素(K-39)の濃度に比例しています。
逆に、放射性カリウム40の放射能濃度を計測すると、試料中のカリウム濃度を逆算することができます。
・・・
例えば、玄米の放射性カリウム40を計測して、検出値が 29.5Bq/kg であった場合は、どういう計算になるでしょうか?
29.5 Bq/kg → 30.4Bqで割ると、カリウムの質量は、0.97g となります。
計測したお米の質量が 970グラムとした場合、玄米1kgあたりに含まれるカリウムの質量は、1.0gという計算になります。

100gに換算すると、100mg(=0.1g) ですね。
一方、公開されている玄米に含まれる一般的なカリウム濃度を調べてみます。
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/kalium.html
100gあたり、玄米は、95mgとあります。
つまり、この一覧表に掲載されている標準的な玄米とほぼ同等のカリウム濃度であると判断できます。

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