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« 果樹剪定枝の放射性セシウム濃度を推定する | トップページ | 【放射能測定結果の見方】 »

2015年6月26日 (金)

市民測定所 「たらちね」によるストロンチウム90とトリチウムの測定結果

市民測定所 「たらちね」によるストロンチウム90とトリチウムの測定結果

http://www.iwakisokuteishitu.com/pdf/weekly_data.pdf

(追記)
「たらちね」による上記測定結果のうち[★ガンマ線]の欄の値について:

・不確かさや、検出下限値の値に不可解な点が見受けられると思います。例えば、土壌の高濃度な検出結果の不確かさが、検出下限値に較べて異常に大きい事例があります。(具体的には2014年10月三春町、Cs-137=1100Bq/kgの不確かさは、± 220 Bq/kg、測定下限値は、4.5 Bq/kg )
公式ホームページに記載された測定機材を見ると、AT-1320Aと、LB-2045を使っているようです。各放射能測定結果一つ一つについて、測定に使用した機種名や使用ソフトウェアバージョンの記載が無いため、以下推定ですが、放射性物質が検出された場合に、検出値の20%を不確かさに「加える」処理がされている計算処理を装置が採用しているようです(220/1100=0.2)。

・福島第一原発事故由来の放射性セシウムは、Cs-134とCs-137があり、2011-3-15にほぼ同比率のBq値で放出されたとの理解がその後の具体的な測定結果から検証されています。また、それぞれ半減期は、2年と、30年です。その結果、原理的に、Cs-134>Cs-137は有り得ません。表を見ると、Cs-137は不検出であるにも関わらず、Cs-134のみが検出されていたり、Cs-134>Cs-137の測定事例も記載されています。これらの値は、検出下限値を超えていた場合であっても信頼性が低い測定結果であると思われます。

(追記2)
測定結果を鵜呑みにせず疑ってかかることが、科学的なアプローチの基本ですね。自分の測定結果も同様に、どこか間違っているかもしれないと考えて見る癖が大事です。そこで、測定結果を発表する際には、他者が再度検証出来るように「手掛かり」を記載するのが、ミスを野放しにしないコツです。そしてそれは検証してくれる他者への配慮でもあります。

ただし、どの「手掛かり」を併記するのか、その判断には、科学的知識が自然に現れます。今回は、測定日と測定機種名がそれに該当します。


Cs-134とCs-137の比率が、福島第一原発起源の放射性セシウムなのか、大気圏核実験起源なのか、測定結果報告者が、もし其処に意識が向いているならば、自然に測定日時を「手掛かり」として記載する筈です。2つの放射性セシウムは半減期が(2年と30年)異なるため、福島第一原発由来の成分を大気圏核実験起源のCs-137と分けて判定できるからです。

また、1ベクレル近傍まで、計測する場合は、測定誤差について、理解が必要になります。複数のガンマ線の測定器を混在して使う場合、そして装置ごとの不確かさ算出方法に関する「方言」がある場合、それを考慮した報告が必須です。すなわち「手掛かり」として、測定装置(と、出来ればソフトウェアバージョン)の記載は必須でしょう。

ーーーーー

周期表において、ストロンチウムはカルシウムと同族のアルカリ土類金属に属します。そのため、カルシウムが多く含まれる食材には、ストロンチウムが多く含まれる可能性が有ります。
カルシウムの含有量一覧表を pdf ファイルにして(4ページ)Dropboxに置きました。

育ち盛りの子ども達に必須元素であるカルシウム。この重要な元素をどのような食材から取り入れるのか、参考までに印刷して台所に貼って使ってください。

https://dl.dropboxusercontent.com/u/37232669/tmp/Ca.pdf

出典: http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/calcium.html

ストロンチウム報道おさらい。

Sr-90測定に関するまとめ 品川区学校給食Sr-90測定開始記念

Q 食品中の放射性ストロンチウムは大丈夫?

小豆川先生論文:
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20150626/1435293392

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