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2013年8月25日 (日)

漏れた24兆ベクレルの汚染水

漏れた24兆ベクレルの汚染水

24兆ベクレルのたまり水の報道では、全ベータ核種(Sr-90など)の漏えいに注目が集まりました。
しかし、発表によると、放射性セシウムの濃度についても、意外に高いものでした。
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20130825/1377433560

〇H4タンクエリアの堰内溜まり水の分析結果は以下のとおり。
セシウム134 4.6×10の1乗ベクレル毎立法センチメートル
セシウム137 1.0×10の2乗ベクレル毎立法センチメートル
全ベータ 8.0×10の4乗ベクレル毎立法センチメートル

つまり、
Cs-134 : 46KBq/L(kgあたり4.6万ベクレル)
Cs-137 : 100KBq/L (kgあたり10万ベクレル)
全ベータ:8x10^7Bq/L (kgあたり8千万ベクレル)

漏えいした300トンで総量はそれぞれ、
Cs-134 : 13.8GBq(138億ベクレル)
Cs-137 : 30GBq(300億ベクレル)
全ベータ:24TBq(24兆ベクレル) ※これが発表された数字。

■1つのタンクに含まれる総量

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013082002000109.html

タンクの高さは11メートル。
今回漏えいした量3メートルの約3.7倍
よって、1つのタンクあたりの総ベクレル数は、
Cs-134 : 13.8GBq x 3.7=50.6GBq(506億ベクレル)
Cs-137 : 30GBq x 3.7=110 GBq (1100億ベクレル)
全ベータ:24TBq x 3.7=88TBq(88兆ベクレル)

■今回福島原発事故で放出された総Cs量との比較

福島第一原発が放出したCs-137の総量は、広島原爆の168倍と国会で報告されましたが、その時の放射能は以下でした。

広島原爆 : 89TBq

福島第一原発 :15PBq

広島原爆1ケ分になるタンクの数を計算します。

89000/110=809

よって、タンク809本に含まれる放射性セシウム137の総量が広島原爆1ケ分の放射性セシウム137の量となる計算です。
地下水流入で400トン/日汚染水が増えているとのことなので、約6年で809本になります。

■補足(2015.9.29)
その後、東京電力の測定方法にミスが有り、測定値に「数え落とし」が有ったことが判った。
東京電力の反省の弁。平成26(2014)年2月20日
http://www.tepco.co.jp/news/2014/images/140220e.pdf

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