2013-8-15 諏訪市 松本市の空間線量率上昇について(その2)
2013-8-15 諏訪市 松本市の空間線量率上昇について(その2)
まだ結論が出ていません。
考えるための基礎データを引き続き提供します。
■事実1
諏訪市 諏訪合同庁舎は
8/15 午後10:40
に空間線量率最大値:0.147 μSv/h
松本市 松本合同庁舎は
8/15 午後08:20
に空間線量率最大値:0.164 μSv/h
を記録しました。
http://radioactivity.nsr.go.jp/map/ja/

■事実2
ピーク直後の減衰率を調査しました。
降雨前のバックグランド(BG)分を差し引きます。
ピーク直後の減衰カーブのみに注目し、みかけの半減期を計算します。
縦軸を対数(底2)表記に変えて減衰カーブから半減期を推定します。
横軸は、日数(day)
縦軸は、空間線量率を2を底とする対数
傾きは、
諏訪市: -39.85
松本市: -56.73
となりました。
以上から、
みかけの半減期は、25〜36分。
(計算:24h/39.85=0.6h, 24h/56.73=0.42h)
ちなみに、ラドン222の娘核種、Bi-214,Pb-214の半減期は下記の通りです。
Bi-214 : 19.9分
Pb-214 : 26.8分※みかけの半減期
現象論であり、不明核種の半減期を意味するわけではありません。
雨水が急激に地下浸透する、河川に流入するなどして、サーベイメータから見た時に、影響の無い場所へ移動するプロセスも含めて、現象まるごとで、みかけの半減期を算出しました。
アドバイスを頂きました。Mさんに感謝。
大気中のラドンと214Pb 214Biは放射平衡が成立するが、降下直後の雨水は何らかの原因で214Pb 214Biが過剰なため、ラドンより短く214Pb 214Biより長い見かけの半減期を示すと考えてもよさように思います。
希ガスのラドンよりおそらく金属イオンの鉛、ビスマスの方か水滴に捕捉されやすいということはあるのかもしれません。
関連記事:
2013-8-15 諏訪市 松本市の空間線量率上昇について(その1)
http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2013/08/2015-8-15-f0ef.html
(記事修正履歴)
2013.8.25 Mさんから頂いたアドバイスを記載。Mさんに感謝。
« 2013-8-15 諏訪市 松本市の空間線量率上昇について(その1) | トップページ | 2013-8-15 諏訪市 松本市の空間線量率上昇について(その3)了 »
« 2013-8-15 諏訪市 松本市の空間線量率上昇について(その1) | トップページ | 2013-8-15 諏訪市 松本市の空間線量率上昇について(その3)了 »


コメント