スマホのカメラで放射線を検出する無料アプリ「GammaPix Lite」は何に使えそうか
http://gigazine.net/news/20120411-gammapix-lite/
1万ベクレルの焼却灰(2万ベクレル/kgを500gとか)の測定には使えますね。
Radiation-watch.org製のポケットガイガーが、3x3mm^2のシリコンフォトダイオードを8個使用で、関東(0.08μSv/h)で、20分測定を推奨している。
(理由は、感度1cpm→0.08μSv/hくらいなので不確かさを一定以下にするため、ガンマ線検出カウント数を20count程度取得と考えているため。)
もし、
スマホのSi-PD(シリコンフォトダイオード)が、3x3mm^2と仮定すれば、関東での推奨測定時間は、8倍となり、160分(2時間40分)。
従って、積分時間として160分を設定できたとしても、実質的には関東ではノイズに埋もれて使えないでしょうね。
文部科学省が、(非常に凝った難しい計算式で)年間20mSvとした場合の、空間線量率を 0.38μSv/hとしました。この線量率にて、4.75倍なので、約40分測定。
40分測定はさすがに長いので、測定時間の待ちとして20分を限界として、更に2倍。結果、0.72μSv/hの空間線量になれば、定量できそう。
この空間線量は、チェルノブイリであれば、
「希望すれば移住が認められるゾーン 0.670~2.011 μSv/h 」のレベル。
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20110920/1316524394
ちなみに、9000ベクレルの線源に直接サーベイメータ(TCS-172B)を密着すると1μSv/h程度になるので、1万ベクレル焼却灰の測定程度には使えるかも知れません。
100Bq/
http://
初出
http://www.facebook.com/groups/225718720808063/363367677043166/?comment_id=363415767038357
« 堆肥 牛ふん 有機質肥料 の放射能値測定結果 | トップページ | 南信の集乳場で採取された源乳の放射能測定結果 »
「線量率計」カテゴリの記事
- スマホのカメラで放射線を検出する無料アプリ「GammaPix Lite」は何に使えそうか(2012.04.12)
- ポケットガイガーKIT 販売開始(2011.10.12)
- Pocket Geiger Counter KIT(2011.09.28)
- 放射線測定器 線量率計 株式会社テクノエーピー TA100 TC100(2011.09.22)
- 放射線測定器 線量率計 株式会社堀場製作所 PA-1000(2011.09.22)
« 堆肥 牛ふん 有機質肥料 の放射能値測定結果 | トップページ | 南信の集乳場で採取された源乳の放射能測定結果 »
コメント