311前の土壌のCs137濃度
文科省の空間線量マップは見たことがある。 農林水産省が、東日本の土壌の放射性セシウムの濃度を調べた。 しかし、「そもそも、311以前に日本の国土はどの程度、放射性物質に、放射性セシウムに汚染されていたのか。」 きちんとした仕事がWeb上にありました。 こうしたデータを今後も取り続けてもらいたい。
http://agrimesh.dc.affrc.go.jp/soil_db/
主要穀類および農耕地土壌の90 Sr と137 Cs 分析データ
(農業環境技術研究所データベース・画像情報 2009年12月)http://psv92.niaes3.affrc.go.jp/vgai_agrip/samples
より
[畑作土]
Cs-137 全国平均 6.1 +- 2.6 Bq/kg [2006]
Cs-137 全国平均 6.4 +- 2.2 Bq/kg [2010]
Cs-137 最大値(15カ所中) 10.1 Bq/kg [2010]
Cs-137 記録最大値 65.6 Bq/kg [1964]
[水田作土]
Cs-137 全国平均 5.9 +- 3.1 Bq/kg [2010]Cs-137 最大値(15カ所中) 12.9 Bq/kg [2010]
Cs-137 記録最大値 115.9 Bq/kg [1964]
採取地点15カ所:
用語:置換態137Csと全137Cs
全137Csは、土壌に含まれる137Csの全量を分析したものです。置換態137Cs ;
土壌から1M酢酸アンモニウム溶液により浸出される137Csのこと。
作物が吸収する137Csの量と関連が深いと考えられます。
「置換態」の替わりに「交換態」が用いられることもあります。
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(追記:2012.4.4)
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.SelectMain?paraSelectKind=1&pageSID=63428445
環境放射線データベース ( @sonntag_F さんより 2012.4.2)
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農業環境技術研究所
土壌情報閲覧システム
http://agrimesh.dc.affrc.go.jp/soil_db/( 放射能測定伊那谷市民ネットワーク http://rm-ina.net/ @beqrelist の Kouji Kinutaさん より 2012.3.7)
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Ile Longue
@Ilelongue さんよりコメントをもらった。H24.8.21
@ichinoseshu ぜひ、日本の環境の放射線と放射能のデータベースで茶のCs-137とSr-90の311以前の汚染量を見て、現状と比較してください。また、Cs-137とSr-90の比率についても見てください。
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