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2012年1月30日 (月)

TCS-172Bとポケガを比較する

小諸市の株式会社セルコの小林社長のご紹介で、ポケガのレザーケースを手作りして下さる方や、iPhone販売会社の部長さんに縁ができた。

その営業部長さん、ポケガを見るなり購入して下さることになった。

作っておいた一台のポケガをお渡しする段になって、なんと、本格的なサーベイメータ、日立アロカのTCS-172Bがたまたま弊社に到着した。

(当初の納期予告よりも1ヶ月早い。)


http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2011/09/1tcs-173c-tgs-1.html


さっそく、塩尻市の本日の空間線量率を計測する。


その隣で、お客さんは、iPhoneに、アプリ:ポケットガイガーLite をダウンロードしてる。

早速購入したてのポケガをiPhoneにつなげて空間線量率を計測し始めた。


早!!


「20分程度は計測してください。」

と私。


内心、TCS-172Bと大きく異なる値が出たらどうしようかと、ハラハラドキドキ。


TCSは、蛍光体結晶: ヨウ化ナトリウム NaI(Tl)を搭載した、シンチレーション式のガンマ線検出器だ。

新聞などで発表している自治体の値は、ほとんどがこの機種を使っている。

TCSは、Pi、、Pi、、と音をだしながら、計測値を液晶に表示する。

時定数を長め(30秒)にした。

表示部を覗くと、だいたい、0.08とか、0.09μSv/hだ。

一方ポケガは、、、お客様のiPhone画面を覗いてみると、、0.14とか出ている。

冷や汗。。


でもまだ、5分も経過していない。

Liteなので、ノイズが混入しているかどうかも不明。


20分経過して、出た値が、 0.08±0.02 μSv/h !!

やった。


5780円のポケガ「松コース」とTCS-172Bが同じ結果を出した。

100倍速く結果が出るけど、価格も100倍高いのと、

あなたなら、どっちを選びますか?^^)

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コメント

線量によりますね。

高線量を100倍浴びるのは嫌ですから(^^;

あ。。なんと、、^^:)

空間線量率 0.1μSv/h の場で、20分測定を推奨しています。
感度が1cpm、20分で20count、
不確かさは、平方根(20)=4.5
で、割合にすると 4.5/20=22.5%となります。
そのため、0.08μSv/hの時には、±0.018μSv/h 程度の不確かさが有ります。

もし、100倍強い空間線量率の場所であれば、1/100の時間=12秒で十分なcount数が得られると思います。

いちのせ様

なるほど、理解できました。
ありがとうございます。

ポケガ、良いですね。

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