TCS-172Bとポケガを比較する
小諸市の株式会社セルコの小林社長のご紹介で、ポケガのレザーケースを手作りして下さる方や、iPhone販売会社の部長さんに縁ができた。
その営業部長さん、ポケガを見るなり購入して下さることになった。
作っておいた一台のポケガをお渡しする段になって、なんと、本格的なサーベイメータ、日立アロカのTCS-172Bがたまたま弊社に到着した。
(当初の納期予告よりも1ヶ月早い。)
http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2011/09/1tcs-173c-tgs-1.html
さっそく、塩尻市の本日の空間線量率を計測する。
その隣で、お客さんは、iPhoneに、アプリ:ポケットガイガーLite をダウンロードしてる。
早速購入したてのポケガをiPhoneにつなげて空間線量率を計測し始めた。
早!!
「20分程度は計測してください。」
と私。
内心、TCS-172Bと大きく異なる値が出たらどうしようかと、ハラハラドキドキ。
TCSは、蛍光体結晶: ヨウ化ナトリウム NaI(Tl)を搭載した、シンチレーション式のガンマ線検出器だ。
新聞などで発表している自治体の値は、ほとんどがこの機種を使っている。
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TCSは、Pi、、Pi、、と音をだしながら、計測値を液晶に表示する。
時定数を長め(30秒)にした。
表示部を覗くと、だいたい、0.08とか、0.09μSv/hだ。
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一方ポケガは、、、お客様のiPhone画面を覗いてみると、、0.14とか出ている。
冷や汗。。
でもまだ、5分も経過していない。
Liteなので、ノイズが混入しているかどうかも不明。
20分経過して、出た値が、 0.08±0.02 μSv/h !!
やった。
5780円のポケガ「松コース」とTCS-172Bが同じ結果を出した。
100倍速く結果が出るけど、価格も100倍高いのと、
あなたなら、どっちを選びますか?^^)
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