NaIシンチレーション検出器でのI-131誤検出の事例
神奈川県川崎市上下水道局
更新日:2011年5月17日
【概要】
生田浄水場の水道水にて、3/23~4/21に渡って、放射性ヨウ素(I-131)が検出された。測定結果:9.0~14.7 [Bq/kg]
計測器:NaIシンチレーション検出器
しかし、この計測結果に対し、より核種分解精度の高い、ゲルマニウム半導体検出器を使って、再度検証したところ、NaIシンチレーション検出器で放射性ヨウ素としているエネルギー範囲に自然放射性物質が含まれており、放射性ヨウ素としての値が大きめに検出されていたことが判明した。
NaIシンチレーション検出器では、310~410keVのエネルギーのガンマ線を放射性ヨウ素として測定する。
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