比例計数管およびGM計数管
1つづつ測定器を見ていきます。
財団法人 放射線利用振興協会
1998/07/09 渡辺 鐶 比例計数管およびGM計数管 データ番号:040134
GM計数管
GM計数管は正確にはガイガー・ミューラ計数管 (Geiger-Mueller Counter)と云い、1925年ドイツの物理学者GeigerとMuellerによって作られた。
・
放射線を一個一個数えることが出来る。
放射線のエネルギーの測定は出来ない。(つまり核種判定はできない。)・
比例計数管に比較して大きい出力信号が得られるので、構造が簡単な事とあいまって、現在でもサーベイメータなどの放射線測定器の検出器として広く使用されている。
・
GM計数管では入射したβ線(ベータ線)などの荷電粒子は、ほぼ100%計数されるのに対し、γ線(ガンマ線)は数%以下である。
« ゲルマニウム半導体ガンマ線スペクトロメーター | トップページ | 主な放射能の特性一覧 »
「放射線測定器」カテゴリの記事
- ベクレルモニター GDM-20(2011.11.21)
- THIRDWAVE SEG-002-AKP-P(2011.10.21)
- ポケットガイガーKIT 販売開始(2011.10.12)
- 応用光研工業株式会社 FNF-401 < NaI Φ76.2mm >(2011.10.12)
- ベクレルモニター SEG001-AKP-S-40 < NaI Φ40 mm >(2011.10.11)
コメント