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2016年10月17日 (月)

東京都下水道局 下水処理における放射能濃度等測定結果

http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn1092.htm

東京都下水道局

汚泥焼却灰

葛西水再生センター(江戸川区臨海町)

Cs-134: 200 [Bq/kg]

Cs-137:1100 [Bq/kg]

以下、表記は、Cs-134/Cs-137

試料採取日 平成28年(2016年)9月21日~10月4日

(1)汚泥焼却灰

東部スラッジプラント  (江東区新砂) 130/710

葛西水再生センター   (江戸川区臨海町) 200/1100

みやぎ水再生センター  (足立区宮城) 130/720

新河岸水再生センター  (板橋区新河岸) 60/320

南部スラッジプラント  (大田区城南島) 76/380

北多摩一号水再生センター(府中市小柳町) 39/260

南多摩水再生センター  (稲城市大丸) ND(<12)/43

北多摩二号水再生センター(国立市泉) 70/400

浅川水再生センター   (日野市石田) ND(<18)/37

多摩川上流水再生センター(昭島市宮沢町) ND(<15)/58

八王子水再生センター  (八王子市小宮町) ND(<22)/98

清瀬水再生センター   (清瀬市下宿) 21/100

(2)混練灰

南部スラッジプラント     (大田区城南島) 95/670

(コメント)

信濃毎日新聞にて公表される長野県下の下水道処理施設の汚泥焼却灰の放射能値をメールマガジンにて連載し続けています。
他の地域(東京都)での値をネットに見つけましたので参考までに掲載します。
かつて、東京都の上水(飲み水)から、2011年3月に、放射性ヨウ素131が検出されたことがあります。しかし、今回のデータは、
(1)下水道施設であること。
(2)焼却灰であるため、濃度の値[Bq/kg]で表記するとかなり高い値となること。
の2点を留意して見てください。
焼却灰は高濃度に濃縮されるため、下水道処理施設が管轄するエリアの街全体を代謝系と見た場合に、ヒトが食べた食品が代謝され、糞尿として排出され、下水の中に含まれている放射性物質を高精度にモニタリングしている、と見なすことができます。
現時点で、
Cs-137:1100Bq/kg
と測定された地域(江戸川区臨海町)では、「食品流通系に変化が無ければ」、放射性セシウム137の半減期である30年後には、550Bq/kgとなると推定されます。

2016年10月11日 (火)

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-014, 2016-10-7発行】

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-014, 2016-10-7発行】

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■放射能 news (2016.10.7 信州放射能ラボ)

信濃毎日新聞は長野県を中心として発行されている地方新聞です。

ここに掲載された放射能測定結果等を1ヶ月毎にまとめて発信致します。

<凡例>

20160903s33

2016年9月3日付け第33面の記事。

数字は放射性セシウムの合算値です。単位は[Bq/kg]

NDは不検出の意味。(<数字)は計測時の検出下限値。

信濃毎日新聞 平成28年9月分

20160903s33

小諸市 マツタケ 19

20160907s25

汚泥焼却灰上田市秋和 上田終末処理場

7月 14

8月 17

南部、別所温泉、丸子、西内、菅平、真田の下水処理場の脱水汚泥は、ND(<10)

20160909s31

長野市松岡 清掃センター 

飛灰 Cs-137: 17

主灰: ND(<10)

20160927s33

大町市 ショウゲンジ 53

20160930s37

汚泥焼却灰

 上田市清浄園 Cs-137:26

飛灰

 上田(上田市天神) 29

 丸子(上田市腰越) 19

 東部(東御市田中) 13

 東部(東御市田中) I-131 (*): 14

主灰と飛灰の混合灰

 上田 23

 丸子 ND(<10)

 東部 ND(<10)

ーーーーー

(*) 放射性ヨウ素131の検出について

今回、東部(東御市田中)から、放射性ヨウ素131が14Bq/kg検出されました。 長野県内では、過去にも下水道系汚泥焼却灰から、放射性ヨウ素131の検出事例が有ります。 直近では、平成28年4月に長野市真島町と下之条の南部終末処理場で検出事例があります。

下水道上流処理区終末処理場(4/22採取)長野市真島町 放射性ヨウ素131:13[Bq/kg]

20160429s33 下之条 南部終末処理場 放射性ヨウ素131 : 40[Bq/kg]

今回の長野県内の下水道処理施設の脱水汚泥から検出された放射性ヨウ素131 は、医療行為による処方の結果、排尿を経て下水に流れ込んだ結果と推定されます。 詳しくは、過去のメルマガ記事をご覧下さい。

メールマガジン Volume-010, 2016-5-17発行

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2016/05/volume-010-2016.html 

ーーーーー

■放射能関連ニュース

2015.10.20 日本経済新聞 福島原発「事故後作業で白血病」、初の労災認定

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20HBA_Q5A021C1CR8000/ 

「厚生労働省は20日、東京電力福島第1原子力発電所事故後の作業に従事し、白血病を発症した40代男性について「被曝(ひばく)と疾病の因果関係が否定できない」として労災認定したと発表した。同原発の事故後の作業を巡って、白血病を含むがんで労災認定が認められたのは初めて。厚労省や東電などによると、労災が認められたのは40代前半の元作業員。2011年11月~13年12月の間に1年半、複数の原発で放射線業務に従事し、うち12年10月~13年12月は福島第1原発で原子炉建屋のカバーや廃棄物焼却設備の設置工事に当たっていた。作業時には防護服を着用していたという。男性の業務全体の累積被曝量は19.8ミリシーベルトで、福島第1では15.7ミリシーベルトだった。その後、白血病を発症し、14年3月に労災申請した。現在、通院治療を続けている。」

■原爆デジタルアーカイブス

HIROSHIMA

http://hiroshima.mapping.jp/index_jp.html 

広島原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズ

NAGASAKI

http://nagasaki.mapping.jp 

長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズ

 

以上

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2016年9月 9日 (金)

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-013, 2016-9-9発行】

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-013, 2016-9-9発行】

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■放射能 news (2016.9.9 信州放射能ラボ)

信濃毎日新聞は長野県を中心として発行されている地方新聞です。

ここに掲載された放射能測定結果等を1ヶ月毎にまとめて発信致します。

<凡例>

20160805s33

2016年8月5日付け第33面の記事。数字の単位[Bq/kg]

○信濃毎日新聞上に報告された放射性セシウム濃度合算値

2016年(平成28年)8月分

8月

20160805s33

家庭ゴミ焼却灰

長野市松岡

飛灰 Cs-137:21、Cs-134:ND(<10)

主灰 Cs-137:ND(<10)、Cs-134:ND(<10)

20160831s29

汚泥焼却灰

 上田市清浄園 Cs-137:28

飛灰

 上田(上田市天神) 23

 丸子(上田市腰越) 19

 東部(東御市田中) 14

主灰と飛灰の混合灰

 上田 13

 丸子 ND(<10)

 東部 ND(<10)


■福島第一原発事故により日本国内の土壌に降下した放射性セシウムの量~その1~

福島第一原発事故から5年が経過しました。弊社では、西方面(関西、中国、九州、沖縄)や海外のお客様からの問い合わせがきっかけとなり、長野県内の放射線量や放射能を計測するケースがあります。その際に、基礎的な知識として、福島第一原発事故によりどの程度の放射性セシウムが日本全国に降ったのか、質問を頂き回答することがございます。

今回は、既知の資料を基にして、その概要を整理したいと思います。

Q1:そもそも福島第一原発事故前にどの程度降ったのか。

A1:総放出量は、1964年をピークとする大気圏核実験で 770ペタベクレル。

これにより日本の国土は、1964年をピークに土壌1キログラムあたり、約120ベクレルの放射性セシウムが降下しました。

ちなみに、放射性セシウムは自然には存在しません。現在検出できる放射性セシウムのほぼ全ては、人類が人工的に核反応を起こして産み出した物質です。

(参考)

<福島原発事故後の世界を理解するための重要な論文シリーズ>[5]

環境における人工放射能50年:Sr-90、Cs-137及びプルトニウム降下物(2007年版)

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2016/08/volume-012-2016.html#paper

311前の土壌のCs137濃度

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2012/03/311.html

Q2:福島第一原発事故によってどの程度上乗せされたのか?

福島第一原発事故(2011)による放射性セシウム137の総放出量は、15ペタベクレル。

実際に各47都道府県に降下した量は、次の図表に示された通りです。

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/images/2016/09/07/cs137.jpg

元データは、文部科学省が毎月公表している降下量です。

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2016/09/post-3af0.html

この数字の単位は、ベクレル/平方メートルです。

平方メートルあたりに降った放射性セシウムの量(放射性セシウム137と放射性セシウム134の合算値)を表します。

○東京都では、2cmx2cmの土壌の範囲に、一粒の放射性セシウムが落ちた

1メートルは、100cmですから、1平方メートルは、1万平方センチメートルとなります。

例えば、

 神奈川県: 7730ベクレル/平方メートル

 東京都: 17318ベクレル/平方メートル

とは、すなわち

 神奈川県: 0.77 ベクレル/平方センチメートル

 東京都:  1.73 ベクレル/平方センチメートル

となり、1センチメートル角(大人が小指を砂場に差し込んだ程度の面積)

あたりに、1ベクレルの放射性セシウムが降下したことになります。

一方、つくば市の気象研の報告によれば、2011年3月に関東に降った放射性セシウムの直径は、約2.6μm(マイクロメートル)であり、一粒あたり7ベクレルだったと報告されています。従って、東京都では、2cmx2cm(=4平方センチメートル)の土壌の範囲に、一粒の放射性セシウムが落ちている計算になります。

ちなみに、直径2.6μmの放射性セシウムの粒(球体)は、今どこにあるかというと、殆どが、土壌の中の雲母の中の隙間に捉えられています。乾燥した時には土埃と一緒に空中を舞います。

(参考)

<福島原発事故後の世界を理解するための重要な論文シリーズ>[1]

つくば市 気象研による「セシウムボウル」の発見

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2015/09/volume-004-2015.html#paper

<福島原発事故後の世界を理解するための重要な論文シリーズ> [2]

セシウムボウルは土壌中の特に雲母(うんも)岩石粒子に捕まっている

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2015/12/volume-007-2015.html#paper

○降下量と土壌濃度の関係 [ Bq/m^2 → Bq/kg ]

また、この図表

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/images/2016/09/07/cs137.jpg

の見方ですが、放射性セシウムの降下と土壌濃度の関係は、

[ 深さ5cm以下には、放射性セシウムは浸透していないと仮定し、

  深さ5cmまで 土壌を採取し]かつ[ 土壌の比重を 1.3 と仮定]した場合に使用できる係数、65 で割った値となります。

例えば、東京都は、17318[Bq/m^2]

ですので、土壌濃度に換算すると266 [Bq/kg] となります。

先ほど「日本の国土は、1964年をピークに 土壌1キログラムあたり、約120ベクレルの放射性セシウムが降下しました。」と書きました。

東京都は、過去最大の降下量の約2倍の放射性セシウムが、福島第一原発事故により降下したことになります。

○降下量と空間線量率の関係 [ Bq/m^2 → μSv/h ]

放射性セシウムによる土壌汚染 276,000 [Bq/m^2] あたりで空間線量率は、+1μSv/h 上昇します。1/100で言うと、土壌汚染 2,760 [Bq/m^2] あたりで空間線量率は、+0.01μSv/h 上昇します。根拠は文科省の測定した2200箇所のデータから求めた式です。

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2012/05/425-bqkg-svh-81.html

例えば、東京都は、 17,318 [Bq/m^2] ですので2,760の約6.3倍 です。

よって、福島第一原発事故が起きる前よりも、降下した放射性セシウムが原因で、+0.063μSv/h程度、空間線量率が上昇したと推定されます。

東京都は、福島第一原発事故前の空間線量率は、約0.06と言われていますので、福島第一原発事故により降下した放射性セシウムが原因で、0.12μSv/hとなったと理解できます。

整理すると

降下量 [Bq/m^2] →( 1 / 65 )→土壌濃度 [Bq/kg]

降下量 [Bq/m^2] →( 0.01 / 2760 )→追加空間線量率 [μSv/h]

新聞報道等で放射線の空間線量率 [μSv/h] が公表されていますが、空間線量を計測した場合は、硬い岩盤由来の放射線と、降雨による放射線による要因と複数の要因があり、判断に迷う場合があります。

福島第一原発事故由来の放射性セシウムの成分を見分けるには、土壌の放射性セシウム濃度を計測する方法がもっとも確かです。

原発事故直後に、東京の土壌に含まれていた放射性セシウム濃度:266 [Bq/kg] の値は、現在の食品の放射能濃度基準:100Bq/kgよりも約3倍ほどの値です。

従って、食品放射能測定器を使うことで容易に土壌に含まれる放射性セシウムの濃度を計測することができます。

最後に、民間のボランティアで、継続的に日本国内に降下した放射性セシウムの濃度を計測するプロジェクトが動いています。

次のURLをご欄頂き、ご賛同頂ける方は、もしよろしければ測定にもご参加頂き、もしくはカンパをお願い致します。

東日本土壌ベクレル測定プロジェクト

http://www.minnanods.net/soil/

(了)

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2016年9月 7日 (水)

原発事故で全国各地に降った放射性セシウムの量

Cs137

上記、新聞記事発表時には、福島県と宮城県の値が公表されていませんでした。

文部科学省が、後になってから公表した値は、それぞれ以下の通りです。

[年月/福島県/宮城県]単位 [MBq/km^2] = [Bq/m^2]

H23年3月/6440000/(計測不能)

H23年4月/ 191700/(計測不能)

H23年5月/ 189100/(計測不能)

H23年6月/  15250/(計測不能)

H23年7月/   8710/(計測不能)

H23年8月/   9030/(計測不能)

H23年9月/   3520/(計測不能)

H23年10月/   2890/(計測不能)

H23年11月/   4150/(計測不能)

H23年12月/  20670/(計測不能)

H24年1月/  19120/(計測不能)

H24年2月/  33300/(計測不能)

H24年3月/  23720/ 50

http://www.r-info-miyagi.jp/r-info/other/#7

H24年4月/  10270/ 不検出

○福島県(双葉町)の降下量

福島県(双葉町)は、H23年3月〜5月の3ヶ月の合算値で

6,820,800 Bq/m^2 の降下 となります。

○降下量→空間線量率の上昇分


276,000Bq/m^2の降下で、1μSv/hの上昇(*1)とすると、
空間線量率の上昇分は、+24.7μSv/hです。

日立アロカの標準サーベイメータの最大計測可能値が、30μSv/hですので、ぎりぎり計測可能です。

この場所に、40時間滞在すると、許容放射線量(年間1ミリシーベルト)を超えます。

また、この場所に、168日間滞在すると(減衰を無視して)、生涯許容線量100ミリシーベルトになります。


(*1) 参考>

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2012/05/425-bqkg-svh-81.html

 

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/017/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2011/09/02/1310688_2.pdf


○降下量→土壌に含まれる放射性セシウム濃度

また、降下した放射性セシウムを含む土壌を5cm深さまで採取した場合の土壌濃度は(密度を1.3と仮定して65で割ると)、
土壌濃度:10493 Bq/kg
となります。1キログラムあたり、約1万ベクレルです。

出典 画像

[月間降下量]

[月間降下量]

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/195/list-1.html

※文部科学省の発表における単位は、 [MBq/km^2]となっています。

これは、上記、新聞記事の切り抜きの数値と同じ単位となります。

[MBq/km^2] = [Bq/m^2]

H23.3 (平成23年=2011年)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2411/24/1060_03_gekkan_2.pdf

H23.4

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2412/24/1060_04_gekkan.pdf

H23.5

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5731/24/194_1_H2305data_0713.pdf

H23.6

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2415/view.html

H23.7

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2511/view.html

H23.8

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2512/view.html

H23.9

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2513/view.html

H23.10

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2514/view.html

H23.11

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2515/view.html

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2516/view.html

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2517/view.html

H23.12

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2518/view.html

H24.1(平成24年=2012年)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2519/view.html

H24.2

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2520/view.html

H24.3

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5111/24/194_1_120501.pdf

H24.4

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5369/24/194_4_0801_de.pdf

訂正(福島県 福島県による福島市内の測定結果を記載していたため。双葉郡の値に訂正

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5415/24/194_1_t_0606.pdf

訂正(沖縄県)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5499/24/195_1_120614.pdf

H24.5

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5629/24/194_1_H2405data_0713.pdf

訂正(佐賀県)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5730/24/194_1_H2305_0713.pdf

追加(沖縄県)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5732/24/194_1_H2405_0713.pdf

訂正(島根県)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5881/24/194_4_0801_to.pdf

H24.6

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5882/24/194_1_june_data_0820.pdf

追加(佐賀県)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/6000/5906/24/194_june_head_0806.pdf

追加(大分、沖縄)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/7000/6004/24/194_1_june_head_0820.pdf

H24.7

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/7000/6004/24/194_1_june_head_0820.pdf

訂正(沖縄)

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/7000/6126/24/194_1_0903_2.pdf

H24.8

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/7000/6287/24/194_8_1025.pdf

H24.9

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/7000/6408/24/194_1109_s.pdf

H24.10

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/7000/6511/24/194_1128.pdf

H24.11

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/7000/6602/24/194_1227.pdf

H24.12

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/7000/6673/24/194_0130.pdf

 

2016年8月26日 (金)

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-012, 2016-8-25発行】

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-012,  2016-8-25発行】
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       ■放射能 news (2016.8.25 信州放射能ラボ)
      ○信濃毎日新聞上に報告された放射性セシウム濃度合算値
      <凡例>
      20160601s29
      2016年6月1日付け第29面の記事。数字の単位[Bq/kg]

      2016年(平成28年)6月分
      20160601s29
      須坂市 コシアブラ 19

      20160610s35
      長野市松岡 市清掃センター、家庭ごみの焼却灰 
      飛灰 Cs-137: 27、Cs-134:ND(<10)
      主灰 Cs-137: ND(<10)、Cs-134:ND(<10)

      20160618s33
      汚泥焼却灰
      上田市秋和 終末処理場 
      Cs-137:13(5/18採取)
      Cs-137:11(6/7採取)
      別所温泉 終末処理場 I-131:140 (*)
      真田浄化センター I-131:22

      (*)
      ○放射性ヨウ素131の検出について
      放射性ヨウ素131が、別所温泉 終末処理場から140Bq/kg、真田浄化センターから22Bq/kg
      検出されたとの報告が新聞に掲載されていました。
      福島第一原発事故により 放射性ヨウ素131が検出された際には、水道水から検出されました。
      今回の長野県内の下水処理場(終末処理場)の脱水汚泥から検出された放射性セシウム131       は、医療行為による処方の結果、排尿を経て下水に流れ込んだ結果と推定されます。
      http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2016/05/volume-010-2016.html       

      20160630s33
      汚泥焼却灰
       上田市清浄園 Cs-137:29
      飛灰
       上田(上田市天神) 40
       丸子(上田市腰越) 34
       東部(東御市田中) 17
      主灰と飛灰の混合灰
       上田 29
       丸子 ND(<10)
       東部 ND(<10)

      2016年(平成28年)7月分
      20160712s37
      家庭ゴミ焼却灰
      長野市松岡
      飛灰 Cs-137:28、Cs-134:ND(<10)
      主灰 Cs-137:ND(<10)、Cs-134:ND(<10)

      20160713s37
      ニホンジカ
      阿智村 10
      飯田市 3.3

      20160729s33
      汚泥焼却灰
       上田市清浄園 Cs-137:29
      飛灰
       上田(上田市天神) 31
       丸子(上田市腰越) 24
       東部(東御市田中) 16
      主灰と飛灰の混合灰
       上田 22
       丸子 ND(<10)
       東部 ND(<10)

      葛尾組合 
      飛灰 Cs-137:22
      主灰  ND(<10)
      =====



==
      <福島原発事故後の世界を理解するための重要な論文シリーズ>
      [5]環境における人工放射能50年:Sr-90、Cs-137及びプルトニウム降下物(2007年版)

 

      重要な論文シリーズ第1回では、つくば市の気象研の論文「セシウムボウルの発見」に注目しました。
      http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2015/09/volume-004-2015.html#paper       
      今回は、この気象研究所が、福島原発事故の4年前、2007年にまとめた論文をご紹介します。

      特に、第五章は、2007年までの過去50年間の状況が整理されています。
大気圏核実験、原子炉衛星の地上落下、チェルノブイリ事故、などをきっかけにして、人工放射能の核種(Sr-90、Cs-137、プルトニウム)がどの程度、地球環境中に拡散、降下したのか、測定手段の歴史的経緯も含め、要約されています。       
      ぜひ、一度目を通して見て下さい。
      (html版)
      http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ap/ap4lab/recent/ge_report/2007Artifi_Radio_report/Chapter5.htm       
      (PDF版)
      http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ap/ap4lab/recent/ge_report/2007Artifi_Radio_report/2007Artifi_Radio_report.pdf       

      

      メモ:
      1954年5月14日に観測された降雨の放射能:1850 Bq/L (三宅1954)
      1986年5月、降下量 Cs-137, 約130 Bq/m^2       
      1987年降下量のうち80%がチェルノブイリ起源。
      核実験起源のCs-137降下量の総量評価、Cs-137: 770 PBq (1970.1時点)(Aoyama 2006)
      核実験起源のプルトニウム降下量、11 PBq
      (Aoyama 2006)元論文:
      http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2006/em/b512601k#!divAbstract       

一方、福島第一原子力発電所から放出された放射性セシウム137総量についての最初の公式見解は、当時国会議員の質問に答える形で国会に提出された資料です。       
      国立国会図書館デジタルコレクションより。
      http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6017196/1?viewMode=       
      東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値について
      http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_6017196_po_20110826010-1.pdf       
      http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3491887/www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/20110826010-2.pdf       

      いわゆる「福島第一原発からの放射能の放出量は広島原爆の168倍」という場合の論拠です。

      計算:
      広島原爆での大気中への放出セシウム(Cs-137)の放出量の試算値
      Csー137:8.9x10^13 [Bq] (広島原爆放出Cs-137:89テラベクレル)
      解析で対象とした期間での、福島第一原発(1号機、2号機、3号機)からの
      放出セシウム137の大気中への放出量の試算値:15PBq(15ペタベクレル)

      よって、比率は、
      15ペタベクレル/89テラベクレル
      = 1.5x10^^16       /8.9x10^^13       
      = 1500 / 8.9
      = 168.5

      以下のページも参考にしてください。 (単位のおさらい。「広島原爆の4023倍」デマの解説を含む。)
      http://d.hatena.ne.jp/scanner/20110826/1314382382       

      以上
      --------

------------------------------------------------------------
<福島原発事故後の世界を理解するための重要な論文シリーズ>

 

[1]つくば市 気象研による「セシウムボウル」の発見
[2]セシウムボウルは土壌中の特に雲母(うんも)岩石粒子に捕まっている。
[3]低線量被曝による白血病のリスクが上昇
[4]放射性セシウム134と放射性セシウム137のベクレル(Bq)比率

[5]環境における人工放射能50年:Sr-90、Cs-137及びプルトニウム降下物(2007年版)

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2016年6月17日 (金)

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-011, 2016-6-17発行】

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-011, 2016-6-17発行】 ------------------------------------------------------------

放射能 news (2016.6.17 信州放射能ラボ)

信濃毎日新聞上に報告された放射性セシウム濃度合算値 

<凡例> 

201600513s33

2016年5月13日付け第33面の記事。数字の単位[Bq/kg]

平成285月分 

20160513s33

軽井沢町 

タラノメ 420, 220, 290

タラノメ 30, 80

20160513s33

焼却灰 

長野市松岡 

Cs-137: 26

Cs-134: ND(<10)

主灰:ND(<10)

20160514s37

軽井沢町 野生コゴミ 183

(長野県は軽井沢町産の山菜について、20136月からコシアブラとタラノメ、20146月からゼンマイの採取、出荷、摂取の自粛要請を続けている。)

20160521s35

中野市 コシアブラ 160

20160526s33

長野市 コシアブラ 68

20160528s37

高山村 コシアブラ 27

20160531s33

・汚泥焼却灰 

長野市真島町 千曲川流域下水道上流処理区終末処理場 26

長野市赤沼 千曲川流域下水道下流処理区終末処理場 29

上田市常磐城 し尿処理施設 清浄園 23

・飛灰 

可燃ごみ焼却施設 クリーンセンター 

上田(上田市天神)40

丸子(上田市腰越)36

東部(東御市田中)24

・主灰、飛灰の混合灰 

上田(上田市天神)38

・主灰 

丸子(上田市腰越)ND(<10)

東部(東御市田中)ND(<10)

ーーーーー 

[訂正] 

信州放射能ラボ メールマガジン Volume-010, 2016-5-17発行

放射能 news (2016.5.17 信州放射能ラボ)

に誤記がございました。お詫びして訂正致します。 

放射性ヨウ素131の検出について 

[誤]2011年3月には、関東地方でも放射性セシウム131が水道水から検出されました。 

[正]2011年3月には、関東地方でも放射性ヨウ素131が水道水から検出されました。 

[誤]今回の長野県内の下水道処理の脱水汚泥から検出された放射性セシウム131 は、医療行為 

[正]今回の長野県内の下水道処理の脱水汚泥から検出された放射性ヨウ素131 は、医療行為 

なお、メールマガジンのバックナンバーは、信州放射能ラボBLOGの記事として記録しております。 

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2016/05/volume-010-2016.html 

ご参考にしてください。 

ーーーーー 

重要な新聞報道記事 

日刊スポーツ 2016-5-2

===== 

2011年3月の東京電力福島第1原発事故で海に放出された放射性セシウムのうち一部が北太平洋の西部を循環し、日本周辺の海域に戻ってきたとの調査結果を、福島大環境放射能研究所の青山道夫教授が2日までにウィーンの国際学会で発表した。

事故後、いったん下がっていた海水中のセシウムの数値が事故以前よりも高くなり、最高で1立方メートル当たり2ベクレルを示していた。食品の基準値などに比べると大幅に低く、青山氏は「魚や人体には全く影響がない。ただ、セシウム137は半減期が長いので長期間、この程度の濃度が続くか上昇する可能性が高い」と説明している。

青山氏によると、昨年11月から今年2月にかけて、汚染水流出の影響が強い福島県沿岸を除く北海道から沖縄県の海域71カ所で、海水を採取した。 

半減期が30年のセシウム137は、 

・鹿児島県薩摩半島の南西沖で最高値の1立方メートル当たり 2ベクレル、 

・最低の鹿児島県奄美大島付近でも 1・39ベクレルを検出。 

・秋田県沖が 1・63ベクレル、 

・新潟県沖が 1・83ベクレル、 

・富山県沖が 1・85ベクレル、 

・四国沖は  1・90ベクレルだった。 

・いずれも過去の核実験が原因で第1原発事故直前に検出されていた1立方メートル当たり1ベクレル程度を除いた分が、事故で放出されたと分析した。 

・半減期が2年で核実験やチェルノブイリ原発事故の放出分がほとんど検出されないはずのセシウム134も最大で0・38ベクレルの値を示した。 

・今回観測したセシウムは黒潮で日本から東に流され、北太平洋西部で南下し、西へ向きを変えて事故から2~3年で日本に到着したとみている。

(共同) 

===== 

(ソース)※既にリンクが切れています。

http://www.nikkansports.com/general/news/1640990.html

(一ノ瀬コメント) 

まず単位ですが、「1立方メートル当たり・・ベクレル」とは、10cm立方で1リットルですから、「1リットル当たり・・ミリベクレル」と同じです。 

また、放射性セシウム134を(最大で0・38mBq/L)検出したということですから、あきらかに福島第一原発事故由来です。過去に行われた核実験放出起因の分として、1mBq/Lを差し引いた上で、 

秋田県沖、新潟県沖、富山県沖、いずれも、1.63~1.85mBq/Lと報告されました。 

「今回観測したセシウムは黒潮で日本から東に流され、北太平洋西部で南下し、西へ向きを変えて事故から2~3年で日本に到着した」とのこと。 

福島第一原発事故の起きた年、2011年9月につくば市気象研究所の青山道夫主任研究官らと電力中央研究所の研究チームがまとめた研究成果が発表されました。 

http://jp.reuters.com/article/idJP2011091401000032 

http://d.hatena.ne.jp/scanner/20110914/1315951683 

今回、5年前の予測が、ご本人による調査により、実証されたということになりました。 

なお、青山道夫氏は、2013年9月28日(土) 夜11時に放映された ETV特集 

海の放射能に立ち向かった日本人 ~ビキニ事件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~ でもその活動が紹介されていました。 

http://d.hatena.ne.jp/scanner/20130928/1380380934 

以上 

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2016年5月17日 (火)

食材の放射性カリウム40の濃度を計測することで食材に含まれるカリウム濃度が推定できるか?

食材の放射性カリウム40の濃度を計測することで食材に含まれるカリウム濃度が推定できるか?

■Wikiから

自然に存在するカリウムの含有量の0.0117 %の割合で放射性カリウム40は存在します。

カリウム1グラム当りの放射性カリウム40の濃度は30.4 Bqとなります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/カリウム40

従って、放射性カリウム40の濃度を知ることで、その食材のカリウム濃度を計測することが可能と推定されます。

■ネット上の情報から推定する

実際にキャベツを使って検証してみましょう。

http://www.yasainavi.com/eiyou/eiyouhyou/direction=desc/sort=potassium/level=1

このサイトによれば、

キャベツ100g中には、カリウムは、200mgあるそうです。

キャベツ1kgには、カリウムが、2g有ることになります。

また、先ほど記載した通り、

「カリウム1グラム当りの放射能強度は30.4 Bqとなります。」ので、

放射性カリウム40の濃度は、60.8Bq/kg となります。

■実測した濃度

貼付画像は、弊社で実測した、キャベツの放射性カリウム40の濃度です。

季節により変動がありますが、上記の情報と整合のある値であると言えると思います。

■式

以上から、

食材の放射性カリウム40の濃度[Bq/kg]を使って、

栄養学に用いられる、100g中でのカリウム濃度 mg を得るには、

次の式にて求められることになります。

食材のカリウム濃度[ mg/100g ]

= 100 *食材の放射性カリウム40の濃度[Bq/kg]/30.4

= 3.29 *食材の放射性カリウム40の濃度[Bq/kg]

応用)

キャベツの放射性カリウム40濃度:100Bq/kg

この、キャベツのカリウム濃度:329 [ mg/100g ]

このカリウム濃度は、他の野菜と比較すると、

http://www.yasainavi.com/eiyou/eiyouhyou/direction=desc/sort=potassium/level=1

蒸したじゃがいも相当ということになります。

http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/Vitamin/eiyou/Kalium.htm#2

こちらの一覧も参考になります。

以上

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-010, 2016-5-17発行】

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-010, 2016-5-17発行】

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放射能 news (2016.5.17 信州放射能ラボ)

信濃毎日新聞上に報告された放射性セシウム濃度合算値 

<凡例> 20160419s332016419日付け第33面の記事。数字の単位[Bq/kg]

平成284月分 

20160419s33

飯田市 ニホンシカ メス 3.3

20160423s33

一般廃棄物焼却施設 

坂城町 

飛灰 22

主灰 ND

20160428s37

[上田地域広域連合]

汚泥焼却灰(4/18採取) 上田市清浄園 30

飛灰(4/15採取)

上田 42

丸子 27

東部 17

混合灰(主灰+飛灰)

上田 22

主灰 

丸子 ND(<10)

東部 ND(<10)

-----

[長野県環境部]

汚泥焼却灰 

下水道上流処理区終末処理場(4/22採取)長野市真島町 ND(<20)

下流処理終末処理場(4/21採取)赤沼 29

-----

[長野市環境部]

焼却灰(家庭ゴミ)

市清掃センター(4/21採取)長野市松岡 30(Cs-134ND<10)

主灰: ND(<10)

・長野県ホームページより: 

http://www.pref.nagano.lg.jp/seikatsuhaisui/kurashi/shobo/genshiryoku/hoshasen/documents/rchikumaj.pdf 

汚泥焼却灰 

下水道上流処理区終末処理場(4/22採取)長野市真島町 

放射性ヨウ素131 : 13[Bq/kg]

20160429s33

汚泥焼却灰上田市秋和 上田終末処理場 

3 12

4 16

下之条 南部終末処理場放射性ヨウ素131 : 40[Bq/kg]

別所温泉、丸子、西内、菅平、真田の下水処理場の脱水汚泥は、ND(<10)

放射性ヨウ素131の検出について

福島第一原発事故により 放射性ヨウ素131が検出された際には、水道水から検出されました。 

今回の長野県内の下水道処理施設の脱水汚泥から検出された放射性セシウム131 は、医療行為による処方の結果、排尿を経て下水に流れ込んだ結果と推定されます。 

<参考> 

2011年3月には、関東地方で放射性ヨウ素131が水道水から検出されました。 

2011.3.22

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/3000/2064/24/1303954_0322_1.pdf 

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/194/list-201103.html 

長野県内では過去にも下水処理場の脱水汚泥から放射性ヨウ素131が検出されています。

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2013/09/280bqkg131-b74b.html 

「長野県上田市で脱水汚泥からから280Bq/kgの放射性ヨウ素131が出た」 

長野県、平成28年度県内産山菜の採取、出荷及び摂取の自粛要請。 

今年も山菜の季節となり、山菜から放射性セシウムの検出が全国的に相次いでおります。 

長野県では、県ホームページにて以下の通り注意を呼びかけております。 

http://www.pref.nagano.lg.jp/ringyo/kurashi/shobo/genshiryoku/hoshasen/hoshase/h28sansai01.html 

<山菜:自治体名> 

コシアブラ:長野市、中野市、軽井沢町、野沢温泉村及び木島平村 

タラノメ、ゼンマイ及びコゴミ(野生):軽井沢町 

コシアブラについて 

山菜の中でも特にコシアブラは重金属を貯める植物として知られています。 

マンガンを集積する特性のあるコシアブラは、セシウムも同様に芽に濃縮する特性があるようです。 

比較的放射能汚染の少なかった地域であっても、こうした放射性セシウムを濃縮する山菜は留意が必要です。 

(参考文献)

ハイパー・アキュミレーター植物: 

http://d.hatena.ne.jp/scanner/20140531/1401529004 

<福島原発事故後の世界を理解するための重要な論文シリーズ> 

[4]福島第一原発事故により環境に放出された放射性セシウム134と放射性セシウム137の放出時のベクレル(Bq)比率 

2011.3の福島第一原発事故により環境に放出された放射性セシウムは、半減期の長い順に、Cs-13730年)、Cs-134(2)が知られています。これらの放出時の比率は、ほぼ1:1であったことが調査から分かりました。このことにより、例えば、検体や土壌からCs-134 検出された場合、半減期を遡って計算することで、放射性セシウムの由来を判定することが可能となります。例えば、検 出された放射性セシウムの由来 がほぼ100%福島第一原発事故由来なのか、 1964年にピークを迎えた大気圏核実験に由来する成分が含まれているのかを判定できる「指紋」とし て利用することが可能です。詳細は、下記BLOG記事をご覧ください。 

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2012/04/post-1d72.html 

放射性セシウム134と放射性セシウム137の比率 [2012.4.20]

また、更に、今回ご紹介する論文は、メルトダウンを起こした福島第一原発の3つの原子炉のうち、どの炉から放出された放射性セシウムであるのかを 判定するための「指紋」としての利用可能性を示す研究成果です。 

小森昌史、小豆川勝見、野川憲夫、松尾基之 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunsekikagaku/62/6/62_475/_pdf 

134Cs/137Cs放射能比を指標とした福島第一原子力発電所事故に由来する放射性核種の放出原子炉別汚染評価,分析化学,62(6), 475, 2013

1 号機では放射能比が 0.89 ~ 0.93 程度、2 号機では 0.96 ~ 1.05 程度、3 機では0.97 ~ 1.04 程度となっている。

2 号機と 3 号機 には有意な差が見られなかったが、1 号機での放射能比は 2 3号機に比べて明らかに低くなっていた。 

それぞれの原子炉号機建屋での 放射能比の平均値は、1 号機では 0.912 号機では 1.003 号機では 1.01 であった。 

2 ~ 3 号機間で有意差は無い。1~2号機間、1 ~ 3 号機間で有意差が認められた。 

以上 

-----

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<福島原発事故後の世界を理解するための重要な論文シリーズ>

 

[1]つくば市 気象研による「セシウムボウル」の発見
[2]セシウムボウルは土壌中の特に雲母(うんも)岩石粒子に捕まっている。
[3]低線量被曝による白血病のリスクが上昇
[4]放射性セシウム134と放射性セシウム137のベクレル(Bq)比率

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2016年4月20日 (水)

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-009, 2016-4-20発行】

【信州放射能ラボ メールマガジン Volume-009, 2016-4-20発行】

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■放射能 news (2016.4.20 信州放射能ラボ)

○信濃毎日新聞上に報告された放射性セシウム濃度合算値

<凡例>
20160220s29
2016年2月20日付け第29面の記事。数字の単位[Bq/kg]

2016年(平成28年)2月分
・20160220s29
飯田市 シカ 5.4

(平成28年2月4日現在)

果樹剪定枝
測定した10箇所中、2箇所で検出。
佐久市 3.2Bq/kg
佐久穂町 3.7Bq/kg
他は、不検出。
http://www.pref.nagano.lg.jp/nosei/kurashi/shobo/genshiryoku/hoshasen/chikusanbutsu/dojo.html#senteishi

2016年(平成28年)3月分
・20160301S37
上田市 し尿処理施設 清浄園 汚泥焼却灰 34
可燃ゴミ焼却施設
飛灰
上田 24
丸子 18
東部 19
混合灰 上田 15
主灰 丸子、東部 ND(<10)

・20160303s35
汚泥焼却灰

下水道上流処理区
長野市真島町 21

下水道下流処理区
長野市赤沼 30

・20160309s33
上田市秋和 終末処理場 汚泥焼却灰 17

・20160310s37
清掃センター 焼却灰
長野市松岡 12

・20160329s29
上田市 し尿処理施設 清浄園 汚泥焼却灰 28
可燃ゴミ焼却施設
飛灰
上田 26
丸子 30
東部 16
混合灰 上田 22
主灰 丸子、東部 ND(<10)

・20160331s29
汚泥焼却灰 
下水道上流処理区
長野市真島町 ND(<20)
下水道下流処理区
長野市赤沼 29

○ BLOG記事より (信州放射能ラボBLOGより記事を配信します。)

掃除機のゴミパックから放射性セシウムを検出しました。

住環境における放射性物質の計測事例として、掃除機のゴミパックを計測するこ とをお奨めしています。
今回、お客様の許可を得て、報告事例を公開させて頂きました。

約1年間、掃除を行った結果、ゴミパックの中に、僅か、1.284 Bq(ベクレル) という数量ですが、ゲルマニウム半導体検出器を用いることで、十分検出できる 値となりました。

この結果は、一日あたりに換算して、過去の市民測定所のデータと比較すると、 住環境に降下した放射性物質の密度に応じた、辻褄(つじつま)の 合う結果で あると判断できました。

詳細は、BLOG記事をご覧ください。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2016/04/post-23f7.html

以上
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2016年4月18日 (月)

掃除機のゴミパックから放射性セシウムを検出しました。

住環境における放射性物質の計測事例として、掃除機のゴミパックを計測することをお奨めしています。

今回、お客様の許可を得て、報告事例を公開させて頂きました。

約1年間、掃除を行った結果、ゴミパックの中に、僅か、
1.284 Bq(ベクレル)という数量ですが、ゲルマニウム半導体検出器を用いることで、十分検出できる値となりました。

この結果は、一日あたりに換算して、過去の市民測定所のデータと比較すると、住環境に降下した放射性物質の密度に応じた、辻褄(つじつま)の合う結果であると判断できました。

ーーーーー 以下、お客様にお送りしたメール文です。


測定結果:

○○さんの結果

掃除機のゴミパックから、放射性セシウムを検出しました。

http://imeasure.cocolog-nifty.com/photos/fig/cleaner_sample_20150420160313.png

[フルサイズで画像を見る]

Cs-137:10 ±1.1 Bq/kg

また、放射性セシウム134は、不検出(ND <2.9Bq/kg)ですが、スペクトル波形から、

Cs-134: 2Bq/kg

と推定します。(*1)

合計で、放射性セシウムの濃度値は、12Bq/kgとなります。

一方計測した掃除機ゴミパックの重量は、107gでした。

よって放射性物質の「数量(すうりょう)」は、

12 * 0.107 = 1.284 Bq となります。

一方、このゴミを集めた期間は、2015.4~2016.3の1年間でしたので、

1日あたりに換算すると、

3.5 ミリベクレル/日 となります。

参考データ:

掃除機パックの放射能測定につきましては、以下のblogに詳細書いてございます。

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2014/03/post-1d32.html

1日あたりの数量は、多かった順に

1527 [mBq/]

290 [mBq/]

203 [mBq/]

でした。

比較:

上記、参考データの計測結果のワースト3の値と比較すると、

1/500~1/50 程度となります。

これは、福島第一原発事故により土壌に追加降下した放射性セシウム濃度値

塩尻、松本平 : 3~6 Bq/kg

埼玉県東部 : 400~800 Bq/kg

と比較して、ほぼ整合する(辻褄の合う)値です。

(約100倍の違い)

補足:

京都大学の河野先生による「松葉」を使った福島第一原発事故による放射性物質の降下量の測定結果は、以下のサイトにまとめてあります。

http://d.hatena.ne.jp/scanner/20130108/1357654981

単位 [Bq/kg]

塩尻市 9

【東京都】730~3000

【鹿児島県】22

以上です。

注記)

*1)

福島第一原発 2号機もしくは3号機由来と仮定し、放出時の放射性セシウム134と137のBq比率を1:1と仮定します。

それぞれの物理学的半減期から、測定時点での比率を計算すると、比率は 0.2078となります。

計測された放射性セシウム137の濃度は、

Cs-137:10.0 Bq/kg ですので、

Cs-134推定値は、10.0*0.2078 = 2 Bq/kgとなります。

詳細:放射性セシウム134と放射性セシウム137の比率

http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2012/04/post-1d72.html

«地元紙 松本市民タイムス 平成28年3月4日記事