修理

2009年7月 6日 (月)

イメージスキャナの防滴加工

○目的:イメージスキャナのプラテンガラスの上に水に濡れたサンプルを載せることができるようにするための加工です。
加工内容:プラテンガラスの4辺をシリコーンコーキングを行います。
プラテンガラスと同じ面のスイッチパネル類の隙間も必要に応じてコーキングします。
○費用:(お問い合せください。)
○対象機種:EPSON フラットベッド式イメージスキャナ全機種。
○申し込み先:電話 0263-50-8651 、もしくは お問合せフォーム へどうぞ。

 

防滴加工せずにプラテンガラスを水に濡らした場合、スジが発生する不具合が起き、回復しなくなる場合があります。
スジは、キャリッジの移動方向に発生します。
A3版のイメージスキャナの場合は、画面水平方向(プレビュー画像長手方向)に発生します。
詳しくは、関連記事:「イメージスキャナの防水」をご覧下さい。

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2008年12月11日 (木)

透過ユニットが閉まらない ヒンジの修理

(本サービスは2020年1月31日現在有効です。)

 

IR-4000の透過ユニットESA4FLU(ES-2000 ES-2200とも共通部品)を長年使用した際に、ヒンジ(開け閉めする際の蝶番の役割をしている箇所)が渋くなり、開閉できなくなる事例が、数件寄せられております。

 

お困りのお客様は早めにお知らせください。

 

保証期間を過ぎた場合、有償での修理となります。
○修理費用:¥11,000-(税込み、日本国内返送料込み)

 

原因:TPU本体をバネとΦ20mm程度の鉄柱との間の摩擦力で任意の位置に保持する設計となっております。
このバネと鉄柱の間に製造時に塗ったグリスが、経年変化により抜け摩擦力が急激に上昇し、透過ユニットが閉まらなくなるようです。
特にホコリなどの多い環境での開閉動作時はご留意ください。

 

対処:透過ユニットを分解し、バネを取り外し、グリースを塗り直します。

 

http://imeasure.cocolog-nifty.com/photos/fig/tpu_hinge.jpg

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イメージスキャナのタテスジ修理

(本サービスは2022年 11月1日現在有効です。

 

■縦筋の発生状況と修理による効果:

 

http://imeasure.cocolog-nifty.com/photos/fig/es2000_tatesuji.jpg

 

■イメージスキャナ タテスジ修理依頼をする:

お問合せフォームに 「イメージスキャナ タテスジ修理希望」と書き

他必要事項を記入して送付ください。

https://www.imeasure.co.jp/#info

 

○修理費用:¥40,000-(税込み、日本国内送料込み)

 

○作業内容:(1)ミラークリーニング。(2)プラテンガラスクリーニング。

 

○修理対象:スキャナヘッドの移動方向(副走査方向)に発生するスジ。

 

※ミラーに付着したゴミによるタテスジは、A3機の場合、スキャナドライバEPSON Scanにより(初期設定時には)90度画像回転が行われるため、左右(長辺方向)のヨコスジとなります。

 

タテスジかヨコスジか不明な場合は、スキャン領域全面のTIFF画像を『データ便』等を用いて、送付ください。

 

○対象イメージスキャナ:セイコーエプソン社製 全製品

 

ただし、セイコーエプソン社、エプソン販売社による修理期限が切れ、修理対象外となった製品に限ります。

 

セイコーエプソン社公式ホームページ修理対応が終了した製品
http://www.epson.jp/support/shuri/09_scanner_bn.htm

(なお、EPSON F-3200は、下記をご覧ください。ご自身で修理可能です。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-7eb893.html )

セイコーエプソン社公式ホームページ修理対象機種・料金一覧

http://www.epson.jp/support/shuri/09_scanner.htm

 

■スキャナ送付方法

 

梱包、弊社までの送料はお客様負担でお願いします。

 

特に梱包は、お客様から送付された包装で、弊社からそのまま返送致します。

 

輸送中のトラブルを避けるため、梱包材やダンボールなど包装をきちんと行ってください。

 

■スジ発生原因の判別方法

 

1.均一なグレーもしくは黒色の紙や布をスキャンする。

 

→ キャリッジの移動方向(スキャナ読み取り領域の長手方向)に色のスジが発生すれば、ほぼミラーに付着した埃に起因するスジです。

 

(下記、ES-6000Hの事例を参照ください。)

 

2.新聞やカタログなど白地に黒文字の有る原稿をスキャンする。

 

→ 黒い文字がカラフルな(スキャナ読み取り領域の短辺方向の)色スジとなる。

 

この発生原因は、埃によるものではなく、キャリッジの送りムラ(ガタ)です。

 

弊社では修理しかねます。

 

(下記、ES-8000の事例を参照ください。)

 

 

 

 

 

 

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