【 アイメジャー NEWS 】4800ppi ガラス乾板スキャナの有償レンタルを開始します。
4800ppi ガラス乾板スキャナ の有償レンタルを開始します。
8マイクロメートル (髪の毛を 8分割する解像)の光学分解能。
東京国立博物館 国宝『花下遊楽図屏風』の複製で使われたモデル(*1)と同等品で、
0.1mmピッチで焦点ブラケットスキャン(*2)が可能です。
また、ガラス乾板のスキャンにはコツがあります。(*3)
ご相談ください。
もちろん、通常の反射画像のスキャンも可能です。
一度に19億画素の画像を撮れますので、メモリをたっぷり載せたPCで試料解析の顕微観察にどうぞ。
■製品ページ:
REALPIXELイメージスキャナ RPS-4800
https://www.imeasure.co.jp/product/rps.html
■レンタル代金: 8万円/2週間
■レンタルページ:
https://www.imeasure.co.jp/service/rental.html
以上
(*1)
東京国立博物館 国宝『花下遊楽図屏風』の複製で使われたモデル。
https://www.imeasure.co.jp/product/rps.html#sample
(*2)
焦点ブラケットスキャン:
ガラス面を高さ0.0mmとして高さ方向に最大 6.0mmまでを
0.1mmピッチで任意の範囲を自動的に繰り返しスキャニングします。
(*3)ガラス乾板スキャンのコツ
1.乳剤面は下
ガラス乾板のベスト画像を得るには、レンズ側に乳剤面を向けます。
すなわち、乳剤面を下にしてスキャンします。
しかし、乳剤面はデリケートなのでキズ付けないために、
スキャナガラス面とガラス乾板乳剤面の間に、t=1mmの
シリコーンゴムを当てて浮かせます。
スキャンしたい画像の無い場所(角など)にシリコーンゴムを当てます。
2.焦点位置を変える
シリコーンゴムを当てて浮かした量だけピント高さを変えてスキャンしてください。
必要であれば、シリコーンゴム等も貸し出し可能です。
浮かした厚みが不明の場合や、環境温度によって、最適なピント位置を探るために焦点ブラケットスキャンを活用ください。
3.鏡像反転する
スキャナは、レンズ側から見上げた画像をスキャンします。
よって、スキャンした後、必ず鏡像反転して利用ください。
(長崎原爆の後の代表的な写真、「焼き場に立つ少年」のようなミスをしないよう留意する。)
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