オルソ・スキャナ

2018年6月25日 (月)

アイメジャーの公式インスタグラムを始めました

ぜひフォローしてくださいね。

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2018年6月21日 (木)

河鍋暁斎(かわなべきょうさい) 慈母観音図(じぼかんのんず) 17億画素デジタルルーペ画像のデモンストレーション の申し込み受付開始

河鍋暁斎(かわなべきょうさい) 慈母観音図(じぼかんのんず) 17億画素デジタルルーペ画像のデモンストレーション の申し込み受付開始

■申し込み方法

申し込み先はこちら →

  [17億画素 河鍋暁斎の慈母観音図 鑑賞デモ担当]

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[■表示方法]

(1)21.5インチタッチ式ディスプレイ(Full-HD) [ 弊社持参デモ機

(2)テレビモニター (Full-HD~4K)[HDMI]

(3)各種液晶プロジェクター (2K~4K)[HDMI/D-sub9ピン]

(4)86インチタッチ式ディスプレイ (BOE、4K)[要ご相談]

  ※先週の、 .DSJ2018、BOEジャパンブースでのデモ は、みなさん感動の嵐でした。

【条件】

・不特定多数が来場する展示会や、お客様の商品(表示装置等)を販売促進するためにご利用する場合は、別途ご相談となります。( 作品の所有者である 日本浮世絵博物館様 の 有償作品貸出契約に含まれる場合があります。)

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■制作手順]如何にして17億画素の暁斎画像が作られたのか。


厚み127mmまで対応可能な 非接触式大型イメージスキャナを使います。

60cm×1メートルの作品を光学解像度800ppi(0.032mm分解)でスキャンすると6億画素になります。

この「画素」とは、1画素にRed,Green,Blueのそれぞれの生の基本色分解情報が詰まっている、本当の画素(pixel)です。

その撮影を4回繰り返すと、60cm×4=2.4mの作品をスキャンできます。

4回の撮影によって得られる総画素数は、(繋ぎのため重複部分が少しだけ必要ですが)6億画素×4回=24億画素となります。

これをフォトショップで同時に開いて、繋ぎます。

1メートル方向は、800ppiでスキャンすると約3万画素となります。

3万画素と隣接する3万画素を各画像の境界で1画素精度で繋ぎます。

この作業が誰でも簡単にできるのが、オルソスキャナの凄みです。

http://www.imeasure.co.jp/report/photomerge.html

こうしてでき上がったデジタルルーペ画像作品が、河鍋暁斎の慈母観音図 です。

掛け軸全体で 17億画素、作品部分で 6億画素 の画像です。

息をのむ画像です。

(私は思わず手を合わせて祈りたくなりました。)

ベイヤー配列画素センサから生まれた合成画素数ではなく、全てリアルな画素数です。

800ppiの光学解像度が織りなすデジタルルーペの世界をぜひご堪能ください。

この感動的な作品が、たくさんの方の眼に触れるように、これからもあらゆる企画を生み出します。

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2018年6月13日 (水)

REALPIXEL Viewer に 新たに 86インチモデルが加わりました。

REALPIXEL Viewer に 新たに 86インチモデルが加わりました。

[2018-6-13~15まで DSJ2018(幕張メッセ)で展示中。BOEジャパン ブースにて。]

http://imeasure.cocolog-nifty.com/info/2018/06/dsj-2018-ad30.html

17億画素の 河鍋暁斎 肉筆画 慈母観音図 に触れに来て下さい。

製品名:RPV-B86

86インチ・4K・表示画素密度 51.47ppi

表示倍率:1554% (800ppi スキャン時)

○ 掛け軸を等倍のまま姿全体を鑑賞可能

表示寸法:189.5cm×106.6cm です。

例えば、

江戸時代~明治絵師の絵師 河鍋曉斎肉筆画 慈母観音図

(本紙寸法: 116.8cm×73.6cm)

を等倍表示のまま 作品全体を鑑賞することが可能 です。

 15倍に拡大してリアルに観察

画素密度は 51.47ppiです。

例えば、800ppiでスキャンした画像は、1554%に拡大表示可能です。

(800ppi/51.47ppi=15.54) 

作品の1cmの微細領域を子細に観察したい時、15.54cmすなわち 手のひらの大きさに拡大して微細な作家のタッチを間近で観察可能です。

【著作権について】

DSJ2018で使用した画像は、すべて作品の所有者である 日本浮世絵博物館 より展示会期間中の展示について許可を得て展示しました。著作権で保護された作品です。無断での転載、保存、再販を禁止します。

問い合わせ先:アイメジャー株式会社 (リアルピクセルビューアー担当) まで。

REALPIXEL Viewer リアルピクセルビューアー  とは。

アイメジャーオリジナルのタッチ式ディスプレイビューアー(画像閲覧装置)です。

オルソスキャナでスキャンした高精細なデジタル画像を画面に触ってスマートホンのように自由自在に高速閲覧するための閲覧装置(ビューアー)です。

しかも、特別な有料ソフトを使わずに、安価なPCや少ないメモリやハードディスク環境で動作します。

詳細:タッチパネルで高解像度画像を自由自在に高速閲覧。

http://www.imeasure.co.jp/product/realpixelviewer.html

■RPV-B86(新製品) 詳細仕様:

86インチ・4K・表示画素密度 51.47ppi

表示倍率:1554% (800ppi スキャン時)

詳細仕様

Pixel Density : 51.47 ppi

Pixel Pitch : 0.4935 mm

表示寸法:1895.04×1065.96mm

対角寸法:85.6 inch(2174.27mm)

Resolution : 3840 × 2160 pixel

コントラスト:1200:1

寿命:30,000時間

2018年6月 7日 (木)

17億画素の 河鍋暁斎 肉筆画 慈母観音図 に触れに来て下さい。

━━━━━━━━━━━━      ☆ お知らせ ☆    ━━━━━━━━━━━━

名称:デジタルサイネージ ジャパン(DSJ) 2018
URL:http://www.f2ff.jp/dsj/
会期:2018年6月13日(水)〜15日(金) 13日(水) 10:30〜18:00、14日(木) 10:00〜18:00、15日(金) 10:00〜17:00
場所:幕張メッセ(国際展示場/国際会議場)
ブース 3日間。BOEジャパン[8L08]
ブース 15日(金) のみ。エプソンダイレクト[8R29]

━━━━━━━━━━━━   ☆ 出展の見どころ ☆  ━━━━━━━━━━━━
タッチ式ディスプレイ:86インチタッチ式ディスプレイ、4K

■展示作品: 河鍋暁斎作、慈母観音図
・本紙:116.8cm×50.6cm
・表装込み:212cm×73.6cm
・800ppi、17億画素 (1.7GPixel)

本紙:37K×16Kpixel=6億画素

画像提供:日本浮世絵博物館 http://www.japan-ukiyoe-museum.com 時価総額 1億円と言われる名作です。 オルソスキャナを使ってスキャニングした高精細画像です。  スキャニング光学解像度:800ppi   ディスプレイの表示画素密度:51.47ppi  約16倍までの拡大鑑賞が可能です。 アイメジャー独自のビューアーソフト技術により、 安価なPC(メモリ8GB)でも高速なスクロール閲覧が可能です。

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2018年5月 7日 (月)

シリコンウェハーの検査 金箔・屏風の美術品撮影 高級車塗布膜の画像検査に オルソスキャナ

オルソスキャナが何故これらの撮影に威力を発揮するのか?
簡単な原理図です。
結論から言うと、
(1)カメラ方式では原理的に無理。場所による照明ムラが発生する。拡散照明装置を用意できたとしても、レンズの視線は撮影箇所により角度が付く。中心投影レンズの限界。
(2)高精細イメージスキャナ方式でも厳しい。副走査方向は、均一なライティングが可能となる、しかし、主走査方向(ラインセンサ長手方向)に、照明ムラが発生する。
(3)オルソスキャナ=テレセントリック光学系だからこそ可能な光学系。
主走査方向(ラインセンサ方向)、副走査ともに、全域で同一照明条件、同一視線となる。その結果、均一な金箔面は、均一な濃淡値となる。
結果、シリコン鏡面検査や高級塗装面検査においては、かすかな製造工程上のムラや、キズ、を簡単な画像処理で検出可能となる。
ということになります。もちろんこれは、可視光で成り立つだけでなく、赤外線光源でも成り立ちます。
なにはともあれ、まずは、お試しください。
オルソスキャナによる スキャニングサービス → http://www.imeasure.co.jp/ortho/service.html
■図解
・Case-1:高精細デジタルカメラの場合

15_2

光軸中心(C)では、照明の鏡面反射(正反射)成分はレンズに来ません。

しかし、ポイントP1,P2では、鏡面反射が起こります。結果、均一な照明ができません。対策は、光源1,光源2側を全て完全拡散面にすることです。

しかし、レンズが、C,P1,P2のそれぞれで、見込む視線の角度が異なることは回避できないため、金箔表面の性状の均一な記録は困難となります。特に、高級塗装膜の検査では、この視線角度の差異が問題となります。

・Case-2:高精細イメージスキャナの場合

16_2

ラインセンサを使うため、光源の正反射光は、レンズ方向にやってきません。

17_2

しかし、ラインセンサの配列方向をみると、先ほどのデジタルカメラと同様に、中心投影レンズを用いているため、P1,P2にて反射された光が、レンズに届くコースは、光軸中心、Cと比較して、異なる視角、視線方向となります。結果、金箔表面の性状の均一な記録は困難となります。
・Case-3:オルソスキャナの場合(テレセントリック光学系)

18_2

こちらも、先ほどと同様に、ラインセンサを使うため、光源の正反射光は、レンズ方向にやってきません。

19_2

既存のイメージスキャナ式の高精細撮影装置との違いは、このテレセントリック光学系を採用した点です。
P1,C,P2全ての箇所で、全く同じ視角、視線方向となります。その結果、金箔表面の性状の均一な記録が可能となります。
以上

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2018年4月27日 (金)

なんと 高見さんの刀剣を購入された方からTWEETが来たんです。

https://mobile.twitter.com/TT_Clarith/status/932915866089373697

Tweet

2017年10月17日 (火)

オルソスキャナで写真撮影した昆虫標本の高精細画像の特徴 〜 深度合成 フォーカスブラケットの実際 〜

Photo

オルソスキャナで写真撮影した昆虫標本の高精細画像の特徴

◇ 常に正確な寸法(定規)が表示されます。

◇ 昆虫標本の箱をガラス板を外さずに丸ごと撮影。

   貴重な標本に全く非接触で撮影が可能。

◇ 学名の解説シートと標本と全域(高低差62mm)にピントの合った画像。

◇ 2億画素の画像。

◇ 髪の毛の半分(32マイクロメートル)を分解した(800ppiの)画像。

◆デジタルギャラリー:

http://www.imeasure.co.jp/ortho/gallery.html

◆アゲハ蝶 昆虫標本画像:

http://www.imeasure.co.jp/ortho/viewer/viewer.html?img=dzi/ageha&reso=800

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2017年10月 2日 (月)

六本木ヒルズで開催された 池田学(いけだまなぶ)vs 三潴末雄(みづますえお)トークイベントに参加した

先週 六本木ヒルズで開催された 池田学(いけだまなぶ)vs 三潴末雄(みづますえお)トークイベントに参加した。
来週月曜日(10/9)まで、日本橋高島屋で彼の作品を見ることができる。(800円) ]
彼の作品の製作手法は非常にユニークで、ペンを使って描く。下絵は描かない。
色表現のためにアクリル絵の具を使うが、あくまで線画のみで色表現を行う。
そのため、1日に10cmx10cmしか描けない。
彼の才能を見いだした Mizuma Art Gallery
の三潴氏は、彼に巨大な作品を描くようにけしかけた。
やがて、カナダから巨大なスタジオ(アトリエ)と3年の時間を与えられ招待される。
その直後に311が起きる。
彼がその体験を経て産み出した作品は、3mx4mものサイズ。
「1日に10cmx10cmしか描けない。」ため、結果的に、3年と3ヶ月の歳月を費やした。
その最新作 『誕生』が今、東京に来ている。
・・・
彼はトークショーで言った。
「高さ3mの作品は、通常の展示では、作品を鑑賞する者の目には見えない。」
「それなのに何故、3m上の部分にまで、緻密な絵を描くのか?」
と良く聞かれる。
それに対して、池田は言う。
「恐らく、見えるように誰かがやってくれる。」
・・・
まさに、その見えるようにしてしまったのが今回のイベントだった。
3x4mの作品を30億画素にして任意の場所を拡大して閲覧できるようにしてしまったのである。
トークイベントでは、1日限りの30億画素の無料閲覧が行なわれた。
トークイベントで作者が手元のiPad(パッド)を使って、拡大してプロジェクターで映し出し、解説するデジタル画像を、会場に立ち会った参加者は、スマホやパットで自分の手元でも拡大して鑑賞するという、(おそらくこの世界では初の)イベントが行われた。
すごい時代が来たもんだ。
・・・
池田氏の才能を見出し世界への扉を開き池田の強力な後押しをした三瀦(ミヅマ)氏は言う。
「ブリューゲルのバベルの塔は450年を経て私達に作品を通して感動を伝えてくれる。」
「池田学の作品は50年、100年経ってもなお後世の人達に、人の手が生み出した作品である事に驚きと感動を伝えるでしょう。」
現場を目撃し生き証人になりましょう。
・・・
トークイベントでは、最後に手を挙げて三瀦さんに直接質問した。

Ikeda_mizuma2

の照明にかけたコストは半端ではなかった。
テンポラリーの無料展示に何と百万円かけたとの事。
だって作品に対する愛情が溢れ出てると感じたものそのライティングは。
この作品を購入した佐賀県は、是非この作品展示の照明にこだわって欲しい。

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2017年9月23日 (土)

毛割の密度を計測する

画像にスケールがあるとどんなことができるのか?
浮世絵の毛割(美人画の髪の毛の生え際の密度)を測ってみましょう(^^)

(1)スケール入りの浮世絵の画像を表示する。
http://www.imeasure.co.jp/ortho/gallery.html
Blog1

(2)毛割のところを拡大する。

Blog2


(3)スクリーンショットを撮って保存する。

Blog3


(4)保存した画像を ImageJ で開く。

Blog4

(5)スケールを□(矩形)ツールで囲む。
Blog5_5mm
ImageJのツールバーの数字を読む。
w=236 (w : width幅 , h : hight 高さ)
これで、開いた画像は、画像に書かれた5mmのスケールが、
画素数で、236ピクセルであることが判った。

(6)ImageJのスケールを校正する。
・SetScaleを開く。
ImageJ:Analyze > Set Scale
Set_scale
Distance in pixels: 236
Known distance:5
Pixel aspect ratio: 1.0 ←これは触らない。
Unit of length: mm

(7)まずは、即席の定規の精度をチェックする。
5mmのスケールを矩形ツールで囲む。
w=5.00
(6)で校正したので、当然、ImageJのツールバーには、5.00[mm]と表示される。Blog6_5mm

(8)いよいよ毛割を測る。

Blog7_1_3mm5


5本分の幅は、1.29mmであることが判る。

(9)計算機で毛割密度を求める。
5本/1.29mm = 3.8 本/mm

3_8_mm


結論:この美人画の浮世絵の毛割は、3.8本/mm。
以上

歌麿の毛割は、なんと、5.6本/mmでした、流石ですね。

2017年9月 7日 (木)

高精細画像の写真撮影とレプリカの制作


◎ 忠実な高精細スキャンならアイメジャー
対応寸法:最大2mx1mまで。対応寸法表
オルソスキャナによるサービスの特徴]
(1)作品を傷めません(非接触式、上向設置)
(2)凹凸物も全焦点撮影可能(〜127mm)
(3)高い光学解像度(800ppi=0.032mm)
(4)高い色再現性(ICCプロファイル)
(5)大きな作品も対応可(2mx1m)
(6)比類無き寸法精度(±0.06%)
(7)クラス1万のクリーンルーム
(8)出張スキャンも対応可能(@16万円〜)

まずは、サンプル画像集[ digital garelly ]をご覧ください。


作品のスキャニング作業が終了した。

800ppi で複数回スキャンした。
作品は凹凸が激しく、2焦点位置で撮影し全焦点画像を生成した。
また、有効スキャン範囲を超えているため、左右2回に分けてスキャンし、合成した。

この作業を通じて感じたことをちょっとメモします。

今回は、塵(ちり)のことと画像接合の話題です。

 塵(ちり)のこと。

スキャン解像度が800ppiともなると、1画素で32マイクロメートルを分解する。

ちなみに、髪の毛の直径は、70マイクロメートルなので、作品の上に埃や髪の毛が乗ってしまうとはっきりとそれと判ってしまう。そのため、画像をパソコンで開いてからが、大変な作業になる。

(じつは先月、日本刀のスキャニングワークショップに合わせてクリーンベンチを導入したのだ。)

作品の中に毛筆の毛こそ見つかったが、室内の空間から落下したと思われる埃や髪の毛は幸いにして検出されず、後処理は非常に楽だった。

ほっとした。

800ppi ましてや 1200ppi ともなると、クリーンベンチは必須です。

ちなみに、クラス1万というクリーンベンチのスペックは、1フィート立方空間中に、0.5マイクロメートル以上の塵が、1万個未満であること。

 画像接合の話。

最近のPhotoshopは、メモリーさえ積んでおけば、ギガピクセル(10億画素)画像だろうと、さくさく動く。

今、弊社で頻繁に使うのが、レイヤー合成機能とフォトマージ機能(Photomerge)だ。

レイヤー合成機能は、パンフォーカス画像の生成に非常に有効だ。

パンフォーカス画像とは、被写体に奥行きが有る場合でも、前後方向全域にピントの合った画像のこと。

通常は、撮影光学系の被写界深度(ピントの合う範囲)があるため、解像度を上げる程、パンフォーカス画像は得られない。

そこで、被写界深度よりも、対象物の奥行きが大きい時は、カメラごと前後させて複数枚の画像を得て、その複数枚の画像から最適ピント画像を合成する。(*1)

これは、顕微鏡の場合に良く行われる手法で、光学写真で立体物の全焦点画像は、こうした方法で得て居る。ちなみに、顕微鏡のレンズは殆どが、テレセントリックレンズである。

デジカメの場合(最高級業務用一眼レフも同じ)はこうはいかない。

近づくと被写体は大きくなる、遠ざかると小さくなる。

いわゆる、パース(ペクティブ、遠近法のこと)が発生して、前後のピントの合った画像の自動合成では、どうしても歪みが発生する。

単純計算で、1メートル離して撮影した場合で、1mm近付けば、相手は1000mmに対して、1mm大きくなってしまう。

10cm対象であれば、端で0.1mm程度、つまり800ppiであれば、3ピクセル分は歪みが発生する。

だから、画像接合はそう簡単な話ではない。

オルソスキャナは、テレセントリックレンズを採用した。

その結果、被写体の凹凸に合わせて、ピント位置を変えてレンズを丸ごと前後させて得た画像は、寸法歪みが無いため、素直に合成することが可能となった。顕微鏡と同じ原理だ。

こうして、レイヤー合成機能を使って、お任せでパンフォーカス画像が(ほぼ)自動生成される。

・・・

次に、フォトマージ機能。

こちらは、パノラマ写真を作るために産まれた機能だ。

イメージスキャナでも、大きな被写体を何回かに分けてスキャンして合成する際に使用できる。

Photoshopが、画像を見比べて、マスクを自動生成して、複数画像を合成する。

2回に分けて撮影した画像の接合部を32マイクロメートルの歪み無く、撮影することはデジカメでは不可能だ。でもPhotoshopが、うまい具合に接合してくれる。。はずだが、そうはいかない。

地図など線画の被写体の場合は、鉄道が繋がらず、道路が繋がらず、河川が繋がらず、自動合成は無理だと判る。

ではどうするか。メッシュ(網の目)歪み補正の機能(ワープ)を使う。

しかし、この作業は、ゴミ取り作業よりも更にきつい。

オルソスキャナではどうか。接合部でのスキャン精度は、1メートル長で、±0.1mmの絶対精度を達成した。Photoshopのフォトマージ機能にお任せで、ほぼ問題が無い。

ラクチンなのである。

もし、あなたがこの記事を読んでいて、もし、日夜、根性で画像を繋いでいるようなら、ぜひ一度、オルソスキャナの実力を試してみて欲しい。

http://www.imeasure.co.jp/ortho/

・・・

オリジナル作品が劣化して、頻繁に大衆の目に触れることの出来なくなる作品が存在する。

だからこそ、高精細レプリカを作成して、それを展示する。

管理環境の整っていないギャラリーにも気軽に貸し出し、作品の認知度を上げる。

A.オリジナル作品は大事に保管する。 

B.作品をより多くの人の目に触れてもらい価値を伝える。

この相反する需要を同時に叶えるために高精細レプリカの価値がある。

そんな時代が到来した。

(初出:アイメジャー公式フェイスブック)

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