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2021年12月 9日 (木)

コロナ禍の美術館の運営を支えたい



コロナ禍の美術館の運営を支えたい。 アイメジャー 一ノ瀬 

2021.12.9


COVID-19の影響で、美術館や博物館の来館者がシャットアウトされ運営に大きな影響を及ぼしています。

一方、音楽系のアーティストは、オンラインライブを試み有料チケットで事態を切り抜けようと試行錯誤しています。

美術館の運営にデジタルアーカイブがどのように寄与できるのか。

弊社では、デジタルアーカイブの時代の動きを『Phase-1からPhase-2へ。」と呼んでいます。

〜〜〜

■Phase-1 〜複製画の時代〜

Phase-1は、フラットベッドスキャナやデジカメを使って原画を撮影して、インクジェットプリンタやオフセット印刷などを用いて複製画を作成して、売店などで販売する時代です。

Phase-1.5と言える動きが、高精細複製画技術です。

例えば、長野県の安曇野ちひろ美術館が実施している、光に弱い作品を守るために高精細な等倍複製画を作成し、原画作品展示の代わりに複製画を展示する時代です。

海外に作品を貸し出す場合にも、作品が劣化していて輸送に堪えられない、展示会場の環境が作品展示に対して十分な環境(温度、湿度、照度)を確保できない、などの場合に有用です。

問題となるのは、A1サイズを越える作品です。キャンバスサイズでいうと100号を越える(短辺側でも1メートルを越える)作品となります。この絵画作品を高精細複製するためには、どうしても分割撮影が必須となります。

Phase-1の時代は、デジカメによる分割撮影画像を継ぎ接ぎしても、最後は等倍複製のインクジェットプリンター出力であれば、『バレない』というところに品質の上限値を設定できました。

しかし、デジタル画像をpixel等倍にて、ディスプレイで鑑賞するのには耐えられません。

〜〜〜

■Phase-2 〜まるで現物を目の前にしてルーペで拡大して見ているような錯覚〜

Phase-2は、1ピクセルの画素までディスプレイのビューアーで眺めても、一体どこで画像を繋ぎ合わせたのか判明できない品質です。

また、ベイヤー配列センサを採用したデジカメで良く見られる、「黒い細線が色ニジミや偽色を生じる」こと無く、黒い細線は真っ黒のまま表示される品質。

この時代を 弊社では、Phase-2と呼んでいます。

1メートルを越える絵画や掛け軸を非接触で高精細スキャニングするサービスを展開している企業は日本に数社しかありません。

Phase-2の品質に堪えられるサービス。かつ、必要に応じて全国どこにでも出張スキャンを行うサービス。

それが、アイメジャーの ファインアートスキャン サービスです。

弊社では、Phase-2の要求に対して、光学解像度400ppi で も通常は十分な品質を提供できると確信しています。でももし予算の余裕があれば、更に上の、800ppiをお勧めしています。原画を目の前にして見ても裸眼では到底見分けることができない超高解像度品質です。国宝級の貴重な作品の修復作業に入る前の現状把握や、恒久的なデジタルアーカイブ、このスキャニングを終えたら作品を厳重に恒久保管し、複製画のみを不特定多数閲覧者への開示作品とする場合、などに活用されています。

アーティストがオンラインライブをするように、美術館の学芸員様が、もしくは作家ご本人が、作品企画展において見どころをオンラインライブする。そんな時代がすぐ其処にきています。道具立ては全て揃いました。

〜〜〜〜

■実施事例

長野県立美術館所蔵の 東山魁夷画伯作『白馬の森』や『緑響く』をスキャニングさせて頂きました。

『白馬の森』 は、横幅2メートルを越える大型作品です。

この作品を800ppiでスキャンして 34億画素の画像として納めてあります。

34億画素とは、NHKが宣伝する8Kカメラの画素数が約3200万画素ですので、8Kカメラを使って100枚、分割撮影してそれを繋ぎ合わせた大きさです。

チケット販売入口にて、どなたでも 無料で 作品の任意の箇所を拡大して 85インチ4Kディスプレイで閲覧できる状態で 展示されています。


(留意:残念ながら現在はCOVID-19対策として、スライドショーモードで稼働しています。東山魁夷、横山大観、郷里の産んだ著名作家 池上秀畝、菱田春草 他11作品が現在デジタルビューアーによる作品紹介システムに収められています。)


アイメジャー株式会社

 

○ファインアートスキャン サービス 公式ページ


○ファインアートスキャン サービス 動画

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