光学解像度テストチャートを買った
光学解像度テストチャートを買った。
これで、 32,000 ppiのスキャナまでは作れるな。(^^)
まずは、
2,400 ppi
3,200 ppi
4,800 ppi
6,400 ppi
9,600 ppi
というカタログスペックの製品を片っ端から比較してみようと思う。
あ。今回購入したのは、透過原稿用のテストチャート。
フィルムスキャナ、 ガラス乾板スキャナ用途です。
https://www.edmundoptics.jp/p/2-x-2-positive-1951-usaf-resolution-target/4306/
[ その他の資料 ]タブ をクリックするとそれぞれのチャートの解像度情報が掲載されている。
例えば、
「光学解像度は6400ppi」 と言いたいなら、
最低限、 64LP/mm のチャートを分解していることを期待される。
何故なら、
64LP/mm * 25.4mm = 1625 LPI (Line Pairs per Inch)
運悪くモアレが出ることを想定して、
(1LPに2pixelをあてがったとき、もし半画素だけ位相がズレると白黒のコントラストチャートは、全てグレーになってしまうため。)
1 LP に4pixelをあてがうとして、
6502 pixel per inch = ppi
のスキャナであれば、パキッと 64LP/mmを分解できているはずだからである。
以上から、次ぎの様なことを覚えておくと良い。
400ppiスキャナ → 4LP/mm
800ppiスキャナ → 8LP/mm
1200ppiスキャナ → 12LP/mm
4800ppiスキャナ → 48LP/mm
6400ppiスキャナ → 64LP/mm
9600ppiスキャナ → 96LP/mm
〜〜〜
ちなみに、EPSONのA3フラグシップ機の特性は以下に報告済みです。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-e15c.html
SFRedgeという、かつて日本人の医師が開発した、シャープな正方形を傾けただけの簡単な評価チャートを使って一発で、
MTF vs cycle/mm グラフを描く撮像系光学解像度評価手法です。
同じ手法で、NIKON LS-1000を評価してくださった報告もあります。
太公望さん NIKON LS-1000 評価レポート
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/nikon-ls-1000-2.html
以上
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