金箔襖(kinpaku fusuma)の複製は難しい
金箔襖(kinpaku fusuma)の複製は難しい。
このVRに注目してみてください。
https://hedge.guide/news/fundinno-timeage-173.html
金箔の幾何学的反射特性を表現すると、半分は鏡面の性質、もう半分が黄色の拡散紙という合成特性を持っています。
鏡の成分は、照明光の正反射光がレンズに映り込んでしまいます。
その結果、近寄って見ると均一に貼られている金箔であってもこの画像のように、色も明るさも異なるムラとなって撮影されます。
色が異なる原因は、直接照明+間接照明の色温度を反映するためです。
詳細原理は下記をご覧ください。
https://www.imeasure.co.jp/report/gold-leaf.html
【思考実験】
(1)まず襖の面全面を鏡とみなします。
(2)すると、襖より手前の空間が丸ごと、襖を鏡として向こう側に鏡像空間が存在していると見なせます。
(3)そう考えると、中央の黄色は、撮影者背面の外の「庭の光」です。つまり太陽光。
(4)これに対して、襖の左側は茶色です。この原因は、左側面の茶色い木製建具の反射光が二次光源として屏風を照らしていてその正反射光と見なせます。
(5)同様に、金箔襖の右側が茶色より少しオレンジがかっているのは、右角の金箔の反射が、更に右側面の金箔を照明していると推定できます。つまり、こちらも二次光源です。(4)が建具の茶色による二次光源だったのに対して、こちらは、金箔の反射が更に、金箔を照明する二次光源のため、より茶色よりも、オレンジ色に見えていると推定できます。
以上より予言しておきます。
金屏風に関しては、この品質では、VR鑑賞者の要求に応えられないでしょう。
画素数だけではありません。寺社の部屋を自由に歩き回った時に、どのようにその金箔の屏風が見えるのか。それを忠実に再現する必要が生じると思います。
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