dpi と ppi の違い
■ dpi と ppi の違い
・dpi はdot per inch の略、ppi はpixel per inchの略です。
1インチ(25.4mm)あたり、ドットの数(dpi)、画素(pixel)の数を意味します。
・1画素(pixel)で豊かな階調(8bit=256階調)を持つ場合、ppiが一般的な表記です。
Photoshopや、液晶ディスプレイ仕様書などは、ppiを使っています。
・dpiとppiを使い分けて記述する時は、対象画像の特性が異なり、On/Off(dot)か、階調を持つ単位(pixel)かを意図して表現されます。
■ 単位の使用例
・身の回りの印刷物であるオフセット印刷では、2800dpiのレーザーの強弱(On/Off)で175LPI ( Line Per Inch)の網点印刷の版を作り印刷をします。
・この印刷に必要な写真(24bitフルカラー画像)は光学解像度350ppi (175LPIの2倍の)で取り込みます。
・更に、ここ10年では同じ2800dpiのレーザー製版でも、FMスクリーンという手法が登場し、投入画像は、更にきめ細かな 400ppiの画像が必要とされているようです。
弊社のスキャニングサービスでは、
スキャン解像度として、4種類を提供しています。
https://www.imeasure.co.jp/ortho/
150ppi
400ppi
800ppi
1200ppi
■印刷の場合
人間の裸眼の分解能が、観察距離30cmで291ppiであることから、
同じ大きさのレプリカ(等倍複製)を作る場合や、
同じ大きさで紙に印刷をする場合は、400ppiで必要十分でしょう。
800ppi:
作品原寸に対して、2倍に拡大して印刷する場合に使用します。
1200ppi:
作品原寸に対して、3倍に拡大して印刷する場合に使用します。
■デジタルビューアーで鑑賞、もしくはWebに掲載して鑑賞する場合
一般的に印刷物した場合オリジナル作品の持つ豊かな階調は、インキで表現される濃度範囲に圧縮されます。
そこで、階調表現豊かなディスプレイ(液晶や有機ELや、プロジェクター)に画像データを表示して鑑賞する方法が普及してきています。
この場合、液晶ディスプレイなどによる「デジタルビューアー」を使えば、400ppi、800ppi、1200ppiとスキャン解像度が高くなるにつれて、あたかも作品に光学ルーペを近づけて直接鑑賞する様に、見たい場所を拡大して自在に見ることができます。
作者が、どのように絵の具を載せたのか、その順番や筆使いなどを子細に鑑賞することができます。
長野県では、松川村にある「安曇野ちひろ美術館」で 「デジタルビューアー」 をご覧になることができます。
一般的に水彩画は強い光を嫌い、鑑賞のための照明光強度は上限が決められています。
薄暗い照明では、近寄って見ても作者の筆使いを詳しく観察することは困難です。
そこで、高い解像度でスキャンした画像をビューアーを使って拡大鑑賞することで、作風を観察することが可能となりました。
ぜひご覧になってください。
右に、オリジナルの作品、左にデジタルビューアーの環境で見比べながら作品を鑑賞することができます。
https://www.imeasure.co.jp/service/realpixelviewer.html
■Webでご覧になる場合
サンプル画像が弊社のデジタルギャラリーにございます。
https://www.imeasure.co.jp/ortho/gallery.html
見たい画像を選び、[ビューアー]をクリックします。
拡大、縮小、スクロールが自在にできます。
スマートフォンで見ることができますが、出来ればPCの
1920pixelか、3840pixelの大きなディスプレイで鑑賞すると迫力があります。
右上の【解説を見る】 をクリックしてそれぞれの画像のスキャン解像度を確認してみてください。
参考1)JAGAT スクリーン線数と印刷用画像の出力解像度の関係について
2014年8月11
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