ISO 11664-1:2007 CIE1931測色標準観測者の等色関数及び色度座標
https://kikakurui.com/z8/Z8781-1-2012-01.html
Z 8781-1:2012 (ISO 11664-1:2007)
表1-CIE1931測色標準観測者の等色関数及び色度座標
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Z 8781-1:2012 (ISO 11664-1:2007)
表1-CIE1931測色標準観測者の等色関数及び色度座標
以上
■ dpi と ppi の違い
・dpi はdot per inch の略、ppi はpixel per inchの略です。
1インチ(25.4mm)あたり、ドットの数(dpi)、画素(pixel)の数を意味します。
・1画素(pixel)で豊かな階調(8bit=256階調)を持つ場合、ppiが一般的な表記です。
Photoshopや、液晶ディスプレイ仕様書などは、ppiを使っています。
・dpiとppiを使い分けて記述する時は、対象画像の特性が異なり、On/Off(dot)か、階調を持つ単位(pixel)かを意図して表現されます。
■ 単位の使用例
・身の回りの印刷物であるオフセット印刷では、2800dpiのレーザーの強弱(On/Off)で175LPI ( Line Per Inch)の網点印刷の版を作り印刷をします。
・この印刷に必要な写真(24bitフルカラー画像)は光学解像度350ppi (175LPIの2倍の)で取り込みます。
・更に、ここ10年では同じ2800dpiのレーザー製版でも、FMスクリーンという手法が登場し、投入画像は、更にきめ細かな 400ppiの画像が必要とされているようです。
弊社のスキャニングサービスでは、
スキャン解像度として、4種類を提供しています。
https://www.imeasure.co.jp/ortho/
150ppi
400ppi
800ppi
1200ppi
■印刷の場合
人間の裸眼の分解能が、観察距離30cmで291ppiであることから、
同じ大きさのレプリカ(等倍複製)を作る場合や、
同じ大きさで紙に印刷をする場合は、400ppiで必要十分でしょう。
800ppi:
作品原寸に対して、2倍に拡大して印刷する場合に使用します。
1200ppi:
作品原寸に対して、3倍に拡大して印刷する場合に使用します。
■デジタルビューアーで鑑賞、もしくはWebに掲載して鑑賞する場合
一般的に印刷物した場合オリジナル作品の持つ豊かな階調は、インキで表現される濃度範囲に圧縮されます。
そこで、階調表現豊かなディスプレイ(液晶や有機ELや、プロジェクター)に画像データを表示して鑑賞する方法が普及してきています。
この場合、液晶ディスプレイなどによる「デジタルビューアー」を使えば、400ppi、800ppi、1200ppiとスキャン解像度が高くなるにつれて、あたかも作品に光学ルーペを近づけて直接鑑賞する様に、見たい場所を拡大して自在に見ることができます。
作者が、どのように絵の具を載せたのか、その順番や筆使いなどを子細に鑑賞することができます。
長野県では、松川村にある「安曇野ちひろ美術館」で 「デジタルビューアー」 をご覧になることができます。
一般的に水彩画は強い光を嫌い、鑑賞のための照明光強度は上限が決められています。
薄暗い照明では、近寄って見ても作者の筆使いを詳しく観察することは困難です。
そこで、高い解像度でスキャンした画像をビューアーを使って拡大鑑賞することで、作風を観察することが可能となりました。
ぜひご覧になってください。
右に、オリジナルの作品、左にデジタルビューアーの環境で見比べながら作品を鑑賞することができます。
https://www.imeasure.co.jp/service/realpixelviewer.html
■Webでご覧になる場合
サンプル画像が弊社のデジタルギャラリーにございます。
https://www.imeasure.co.jp/ortho/gallery.html
見たい画像を選び、[ビューアー]をクリックします。
拡大、縮小、スクロールが自在にできます。
スマートフォンで見ることができますが、出来ればPCの
1920pixelか、3840pixelの大きなディスプレイで鑑賞すると迫力があります。
右上の【解説を見る】 をクリックしてそれぞれの画像のスキャン解像度を確認してみてください。
参考1)JAGAT スクリーン線数と印刷用画像の出力解像度の関係について
2014年8月11
ガラス寸法から、TVインチを算出する
https://news.biglobe.ne.jp/economy/1116/prt_201116_9482642498.html
第6世代
1,500×1,850mmサイズのガラス基板
計算>
(1850/25.4)*1.147=83.5 インチ
つまり、第6世代ガラス板って、83インチディスプレイが最大なんですね。
このところディスプレイの縦横比は、16:9になっています。
Full-HD : 1920 x 1080 [pixel]
4K : 3840 x 2160 [pixel]
8K : 7680 x 4320 [pixel]
ディスプレイのサイズは、対角線の寸法で表現されます。
従って、横幅に対する、対角線の長さの比率は、
対角線=√(16^2+9^2)=√337=18.35756..
対角線/横幅= √337/16=1.147
金箔襖(kinpaku fusuma)の複製は難しい。
このVRに注目してみてください。
https://hedge.guide/news/fundinno-timeage-173.html
金箔の幾何学的反射特性を表現すると、半分は鏡面の性質、もう半分が黄色の拡散紙という合成特性を持っています。
鏡の成分は、照明光の正反射光がレンズに映り込んでしまいます。
その結果、近寄って見ると均一に貼られている金箔であってもこの画像のように、色も明るさも異なるムラとなって撮影されます。
色が異なる原因は、直接照明+間接照明の色温度を反映するためです。
詳細原理は下記をご覧ください。
https://www.imeasure.co.jp/report/gold-leaf.html
【思考実験】
(1)まず襖の面全面を鏡とみなします。
(2)すると、襖より手前の空間が丸ごと、襖を鏡として向こう側に鏡像空間が存在していると見なせます。
(3)そう考えると、中央の黄色は、撮影者背面の外の「庭の光」です。つまり太陽光。
(4)これに対して、襖の左側は茶色です。この原因は、左側面の茶色い木製建具の反射光が二次光源として屏風を照らしていてその正反射光と見なせます。
(5)同様に、金箔襖の右側が茶色より少しオレンジがかっているのは、右角の金箔の反射が、更に右側面の金箔を照明していると推定できます。つまり、こちらも二次光源です。(4)が建具の茶色による二次光源だったのに対して、こちらは、金箔の反射が更に、金箔を照明する二次光源のため、より茶色よりも、オレンジ色に見えていると推定できます。
以上より予言しておきます。
金屏風に関しては、この品質では、VR鑑賞者の要求に応えられないでしょう。
画素数だけではありません。寺社の部屋を自由に歩き回った時に、どのようにその金箔の屏風が見えるのか。それを忠実に再現する必要が生じると思います。
iMeasureScan 質問:Densitometerモードで動作とありますが、これはどのような機能でしょうか?
一般的なイメージスキャナは(デジカメもそうです)、ディスプレイのガンマ特性の逆特性で画像出力する設計になっています。
そのため、階調(濃淡にグラデーションのある:例えば0~255の)データは、センサに蓄積された光量に比例した値ではありません。たとえば、反射率50%の値は、127.5/255ではなく、172くらいの値になっています。
そこで、ガンマ 1.0 すなわち、センサに蓄積された光量に比例した値となるように動作させる設定が、
「Densitometerモードで動作」
です。
このモードをONにしてスキャンをすると、反射率(透過率)50%の値は、127.5/255になります。
16bitデータの場合は、32767.5/65535 となります。
得られる画像の階調値は、反射画像であれば反射率、透過画像であれば、透過率に換算可能な値となります。
光学的濃度(や吸光度)に変換する場合は、 更に計算式 OD= -LOG(反射率) で得ることができます。
(※厳密に反射率、透過率、濃度計としてスキャナを使うためには、検量線を引く必要があります。)
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