EV と F の不思議な関係
EV と F の不思議な関係
Exposure Value は、カメラ用語でして、光量を2のべき乗で表した値。
例えば、EV:+1なら、 2^(+1)=2 のこと。
例えば、EV:-1なら、 2^(-1)=1/2 のこと。
光量は、2のEV乗に比例する。
一方、Fは、レンズ絞りのことで、焦点距離/口径
焦点距離 50mm、口径50mmなら、F1
焦点距離 200mm、口径50mmなら、F4
Fは、大きくなるほど暗くなる。また焦点距離が同じなら、集める光量は、口径の面積に比例するから、光量は、Fの二乗に反比例する。
なので、EVとFはちょっと似ていて、
例えば、
F2はF1に対して、光量 0.25 (=1/4)
EV−2は、EV0に対して、光量 0.25(=1/4)
で似た特性がある。
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グラフにしてみると良く判るかな。
センサに到達する光量は、1/F^2 に比例します。
例えば、F1 に対して、F2 → 光量1/4なので、
光量=10^{2*-Log(F)}
F=2 なら
-Log(2)=-0.3012
2*-Log(2)=-0.602
10^(-0.602)=0.25
= 1/4
一方
EVは、+1EV:x2なので、
光量=2^EV
だから、関係(比例関係)だけに注目すれば、
2^EV=10^{2*-Log(F)}
これをそれぞれを求める式にする。
EV= 2 * {- Log(F)}/Log(2)
F=10^{-(Log(2)*EV/2)}
これをグラフにしてみる。
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