イメージスキャナ開発室
イメージスキャナの開発の現場からレポート
« 2020年2月
|
トップページ
|
2020年4月 »
2020年3月
2020年3月18日 (水)
何故イメージスキャナは、温度が上がると倍率が高くなるのか?
単純化すると、以下の図の通りです。
(1)温度が上がると、レンズ〜センサ間の距離が熱膨張で伸びる。
(2)温度が上がると、センサの長さが熱膨張で伸びる。
レンズ〜センサ間の距離を決めている部材が、アルミニウム。
センサの部材は、単結晶シリコン。
これらの線膨張係数はそれぞれ、
アルミニウム 23.1
シリコン 3.9
[単位: 10^(-6)/K]
すなわち、6倍ほど、アルミニウムの方が伸びるため、
同じセンサの画素数が見込む原稿の幅は、
温度が上がるほど、狭くなる。(図中のA’−B’)
以上が、温度が上がると、イメージスキャナの倍率が上がる主原因です。
続きを読む "何故イメージスキャナは、温度が上がると倍率が高くなるのか?" »
« 2020年2月
|
トップページ
|
2020年4月 »
プロフィール
2022年5月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
最近の記事
ブラックホール写真ふたたび
イメージスキャナの色再現の実験
藤岡デジタル博物館
論文紹介 : アミアン大聖堂のステンドグラスの分光撮像に成功
何故撮影で18%グレーを標準濃度として撮影するのか?
シグマ Foveon
コニカ(小西六写真工業株式会社)の前身『六櫻社』と 辻本写真工芸社 そして 便利堂 の成した仕事
現在の最先端の画像複製技術を見比べてみよう
消えたノーカーボン複写紙の手書き文字を見える化
春のファインアートスキャン学割キャンペーン
バックナンバー
2022年5月
2022年4月
2022年3月
2022年2月
2022年1月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年9月
2021年8月
カテゴリー
DTP
ES-10000G
技術資料 ES-10000Gをしゃぶりつくそう。
ImageJ
NIH ImageJのTips
Scan Tips
オルソ・スキャナ
ゲノム・プロテオミクス
スキャナのしくみ
スキャナ応用事例
スキャナ構成要素デバイス
デジタル画像
パソコン・インターネット
技術資料
文化財
新聞・雑誌・論文
東日本大震災
濃度計になるか
製品サポート
高精細レプリカ
最近のコメント
いちのせ
on
ナイフエッジで光学解像度 MTF を測る
A
on
ナイフエッジで光学解像度 MTF を測る
いちのせ
on
ナイフエッジで光学解像度 MTF を測る
佐野
on
ナイフエッジで光学解像度 MTF を測る
A
on
ナイフエッジで光学解像度 MTF を測る
いちのせ
on
ナイフエッジで光学解像度 MTF を測る
A
on
ナイフエッジで光学解像度 MTF を測る
いちのせ
on
VRゴーグルの解像力を 視力で表記したらどうだろうか?
on
VRゴーグルの解像力を 視力で表記したらどうだろうか?
一ノ瀬
on
円筒・円柱検査専用イメージスキャナの登場
リンク集
Adobe RGB 仕様
CCDの動作原理
CiNii - NII論文情報ナビゲータ
Decay data search
EPSON SCANNER
HOYA Filter Catalog
ImageJ
Munsell Color Science Lab.
NICHIA
PhotochemCAD Chemicals
Photonてらす│光(フォトン)のこと考えてみよう「Photonてらす」
ROHM
TWAIN
sRGB規格
thermofisher Spectra Viewer
アイメジャー株式会社
イメージスキャナ(フラットヘッド)の構造
レンズ屋
光の情報.COM
学会 JHUPO
学会 日本電気泳動学会
情報機器用光源の現状と動向[1997.6] 3. 情報機器の現状と動向
情報機器用光源の現状と動向[1997.6] 4. 情報機器用光源の現状と動向
特許database
画像処理 | イメージングソリューション
自炊技術Wiki > スキャニング
色の基礎知識
論文database CiNii
携帯URL
携帯にURLを送る
RSSを表示する
最近のコメント