縄文文化 vs 仏教
縄文文化 vs 仏教
茅野市にある 建築家藤森照信さんの処女作品 神長官守矢史料館(じんちょうかん もりや しりょうかん)
に行った時のこと、
鹿食免(かじきめん)を発行していたことを知った。
つまり、これさえあれば、殺生が許され狩猟文化を保持できた。
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昨年、
東京国立博物館で開かれていた仁和寺(にんなじ)展に行った。*1)
修行僧のみが入ることが許された観音堂の仏像本体を展示し、
内部は柱など建物まるごと実寸大のレプリカで再現した。
荘厳な空間は、仏像本体は本物であるにも関わらず写真撮影が許されていた。
その壁面図絵は、丸ごと非接触式のイメージスキャナで撮影&複製されていた。
仕事がら あら探しをしたが、完璧な複製だった。(good jobでした)
そこで、見た絵図に さらに驚いた。
これ。↓
死後、閻魔様の前で、鏡を覗かされる。
「お前は 生前 殺生をしたな! 」と こってり絞られてる姿。
武士が馬に乗って、ウサギを追って 弓矢を引く姿。
仏教の普及と同時に、狩猟文化が途絶えていく、
その仕掛けが良く判ったような気がした。
諏訪に何故 御柱祭が残ったのか。その秘密は奥が深そうです。
*1) https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1868#top
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おおほうり
http://www.city.suwa.lg.jp/www/info/detail.jsp?id=10361
神長官守矢史料館(じんちょうかん もりや しりょうかん)
https://ja.wikipedia.org/wiki/神長官守矢史料館
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