イメージスキャナは濃度計になるか? その5 ICCプロファイルを作る編
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イメージスキャナを濃度計(反射/透過)として使うためのアプリ。
iMeasureScan (あいめじゃーすきゃん)入門版。
市販のイメージスキャナを使って、反射率/透過率を16bit(65535階調)で数字を得ます。そのために最も基本的な機能として「ガンマ1.0」で動かすためのアプリです。ガンマ1.0でスキャナを動作させることで、センサが捉えた光量に比例した値を16bitで得ることが可能となります。
(つづき1)
EPSONのGT-X980のページに 0120 のX-Riteのサポートセンターの電話番号が記載されていたので、電話してみた。
「最新バージョンを自分でダウンロードしてください。」
とのことでした。
とっても丁寧に画面表示にそって目的の場所まで案内してくださった。
https://www.xrite.com/service-support/downloads/i/i1profiler-i1publish_v1_8_4
最新は、1.8.4
先ほどの自動的にアップデートするサービスでは、
1.8.3.8970
でした。
また、報告します。
(つづき2)
最新版バージョン(1.8.4)に入っている測色データも同じく古いものだった。
とほほ。.
再度、0210 X-Riteに電話。
漸く判った。
https://www.xrite.com/service-support/downloads/m/monaco_it8_5x7_ref_files_2007_current
ここからダウンロードする必要があることが判った。
めでたし。
2019.2.1の測色データが最新だ。
(つづき3)
さっそく、測色値のY値を使って、OD値に変換し(OD=-LOG(Y/100)、スキャン値との近似曲線を引いた。
中間濃度あたりは結構使えると思う。
以上
追記)
少しチャートの置き方を工夫した。相関係数は、0.9993まで改善された。
[関連記事]
■□■ シリーズ:スキャナは濃度計になるか?
その4 2019年5月25日 (土)
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-67d6a3.html
その3 2010年8月23日 (月)
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/--ta.html
その2 2009年1月17日 (土)
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/2-96f1.html
その1 2009年1月17日 (土)
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-c1f3.html
(追記:2019−7−17)
OD値以前に、単純に反射率として相関を見てみました。
線形相関は、 0.9966 でした。
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