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2018年9月13日 (木)

PDFで配布されている申請・届出様式をWord画面で直接書きこむ方法

PDFで配布されている申請・届出様式をWord画面で直接書きこむ方法


Web上でPDF形式で配布されている申請書類ひな型に必要事項を書き込んで提出するという時、ひな型がWORD形式でも開示されていれば良いのですが、PDFのみの時。

業務なら、Acrobatを使うところでしょうが、Acrobatを買う程でもない。

そんな時、手書きせずに、テキストをWORDで入力したい。

さて、 どうするか。


以下、イメージスキャナを使う簡単な方法です。


(1)印刷。

(2)スキャン。

(3)Wordの背景に「ヘッダーとフッター」画面で画像を呼び出し配置。

 画像を右クリックして:文字列の折り返し>テキストの背面へ移動


「ヘッダーとフッター」画面を終了。

(4)申請書類の必要箇所にテキストを打ち込む。

(5)上下の行間隔の位置を微調整する。

  線と段落の間隔>行間のオプション>行間固定値:設定値[ ]point

  ここを0.1ポイント単位で微調整する。

(6)左右の位置だしは、タブとスペースで調整する。


以上です。

ーーー

【補足】

スキャン解像度はひな型をきれいに出力したいなら、200dpi以上、欲言うと300dpi。保存は容量を最小にするなら、2値画像のTIFF形式。

もし、最新の4Kディスプレイを使っている人なら、スクリーンショットを使って画像を作成するのでもokです。

[計算]

A4サイズの印刷物は、8.5x11.7インチなので、200dpiでスキャンした画素数は、1700 x 2340 pixel  です。

つまり縦が2K(二千画素)以上欲しいので、横長のディスプレイをお使いなら、4Kディスプレイが必要となります。

挿入する雛形がちょっとボケてていいなら、2Kディスプレイでも十分いけますね。

~~~~

Wordを使うのは私は実はなるべく避けていてあまり習熟していないのですが

(かつてあったAldusのPageMakerが超快適でした。)

背景に画像を挿入して、テキスト入力時に画像が邪魔にならない方法を探していて、やっと(今更かよ)見つけました。「ヘッダーとフッター」で良いのですね!

ーーー

【補足2】

>(5)上下の行間隔の位置を微調整する。

> 線と段落の間隔>行間のオプション>行間固定値:設定値[ ]point

> ここを0.1ポイント単位で微調整する。


ポイントの定義:
72ポイントが1インチ。
1インチは、25.4mmなので、
1ポイントは、25.4mm/72=0.352778 mm
0.1ポイントは、0.0352778 mm
0.1ポイントは、約35μmで、髪の毛(70μm)の半分。
0.1イント寸法をdpiで表現すると、720dpi。
ほら、思い出しましたか。
EPSONが世に問うた写真画質のインクジェットプリンタの名称、
MJ-700V2C
あの印字解像度は、720dpiでしたね。
この72って今でも引き継いでいることが多くて、
デジカメの写真のExif画像をPhotoshopで開いてその解像度を調べてみてください。
ディスプレイに表示することをデジカメ設計者が意図していると、その画像ファイルの解像度は、72dpiになっている。
CANONやNIKONのデジカメ一眼レフはかつて72dpiだったけど。今はどうなんだろうか。

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