« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018年8月

2018年8月29日 (水)

作家支援サービスを開始します

Photo

このところ、個人の方で、デジタルアーカイブをしたいと相談が来ます。

作家さんが個展を開く。

展示作品をご購入頂くお客様が決まる。

作家さんが作品を手放す前に、高精細なデジタル画像を手元に残しておきたい。

デジタル画像データの再利用の事例としては、次の個展に向けての目録作り、ホームページ作り、招待案内の葉書作りなど。これらは、簡易的にデジカメ撮影でも使えないことは無いが、色かぶりや、歪み、解像度不足のため、いまひとつ。また、将来的に、何にでも使える様に、本格的な画素数(例えば、800ppi、48bitColor)で保存しておきたい。

そんな個人のお客様の作家活動を支えるためのプランをご用意しました。

ぜひご相談ください。

・・・

弊社のスキャナは、特に次のような作品で威力を発揮します。

[1]非接触です

 作品をそっと上向きに設置します。撮影ユニットが作品の12cm以上離れた上空を移動し、非接触にて上から撮影します。

[2]クリーンブースでスキャンします

 弊社でスキャニングをする際に、きれいな作品にゴミや塵を載せることがないように、半導体製造に使われるクリーンブースを使ってスキャンを実施します。(オプション)

 400ppiを越え、光学解像度が高い程(800ppi、1200ppi)、空気中を舞う塵の混入が問題になります。これを回避します。

[3]凹凸があっても大丈夫

 1mx2mの作品をオルソスキャナでは、4回に分けて分割スキャンします。

一般的に、凹凸のある作品を分割撮影した場合、分割した箇所での画像が繋がりません。

 オルソスキャナでは、半導体製造装置で使われる「テレセントリックレンズ」を採用したことで、分割画像が1pixel単位で見事に「くっつき」ます。

 従来の方式(デジカメや一般的非接触スキャナ)では、Photoshopの「パペットワープ」機能を使って、無理矢理画像を繋ぎ合わせます。

 この画像編集作業に、撮影時間の5~10倍以上かかるため撮影コストが上昇する要因となっていますし、「作品の真正性」が失われていきます。

オルソスキャナは、相手が立体物であっても、分割撮影した画像を「くっつける」だけです。

驚く程簡単かつ、作品の真正性を損ないません。

※ぜひデジタルギャラリーの画像をご覧ください。分割撮影した掛け軸の絹目(作家が描いた絹の布地)の接合箇所を発見することはできないでしょう。

http://www.imeasure.co.jp/ortho/viewer/viewer.html?img=dzi/koinotakinobori&reso=800

[4]400%以上の拡大複製も可能

 等倍(リアル400ppi)の複製はもちろん、200%、300%の拡大印刷に耐えられるスキャニングです。

 屋外巨大ポスターであれば、最大400%拡大印刷も可能です。例えば、1mx2mの作品を800ppiでスキャンすることで、4mx8mの高精細な巨大ポスターを作成できます。

[5]大きな作品も対応可能

 1mx2mの作品(絵画であれば120号)を400ppiでスキャンした実績がございます。1作品で、リアル5億画素のデジタル画像が生まれます。

 ロール紙状の作品であれば、1.8m×7mの作品を800ppiでスキャンした実績がございます。非接触スキャナのスペックは、最高1200ppiも可能です。詳しくは、スキャニングサービスの寸法のページをご覧ください。

[6]作品をディスプレイで鑑賞したい

 従来のスキャニングサービスは、紙への複製が主たる目的でした。これからは、ディスプレイ(VR、AR、プロジェクション、8K放送)での表示活用も盛んになります。そこで、JPEGでは心許ない。せっかく丁寧に描いた作品のなめらかなグラデーションが、擬似輪郭やモスキートノイズで台無しです。せめて、PNGか、TIFFフォーマット。かつ、8bit(24bitColor)ではなく、せめて、10bit(30bitColor) が必要となってきます。

 作品をディスプレイで鑑賞したいお客様(作品の緻密さをディスプレイでも鑑賞可能とするために)に向けて、最大2m(86インチ)の表示装置もご用意しています。

高精細画像鑑賞装置:リアルピクセルビューアー

以上 オルソスキャナによるスキャニングサービスの特徴でした。

ぜひご活用ください。お待ちしております。

2018年8月20日 (月)

アマチュア芸術館 のサイトが立ち上がりました

アマチュア芸術館

以前私が居た会社の大先輩(とらさん)が立ち上げたサイトです。
ぜひ、シェア、応援をお願いします。
サイトの趣旨を転載:
アマチュア芸術館のこの考えにご賛同いただける方は、ご自分の作品の発表の場として、

また、他の方の作品を鑑賞する場として、更には、作家と鑑賞者の交流の場として利用して頂きたいと思います。

そして、このアマチュア芸術館を様々な芸術が集う広場として、大きく育てて頂くよう願っています。

2018年8月19日 (日)

■ ImageJ の話  〜 NIH Image の進化形 〜

■ ImageJ の話

〜デジタル画像の数値解析に適した強力なフリーウェアのご紹介〜

Photoshopが逆立ちしてもできないことがたくさんできる。

久しぶりに、聞かれたので先ほどメールで返信文を書きました。

ここにも貼り付けておきます。

もし、まだ、ImageJ ご存じ無かったら ぜひ試してみてください。
Windows / MacOS / UNIX などマルチプラットホームな画像解析専用のアプリです。フリーウェア。

画像の数字を読むのであれば、Photoshopではなく、ImageJですヨ。(^^)

〜〜〜 メモ

1.ImageJ
https://imagej.nih.gov/ij/
Java 形式のフリーウェアです。

https://imagej.nih.gov/ij/download.html
Windows の適切なURLをクリックしてダウンロード、インストールしてください。
MacOSやUNIXでも同じ機能が提供されています。

2.操作方法

Analyze⇒Plot profile
Image⇒Adjust⇒Brightness/Contrast 
の二つの機能だけでもかなり便利です。

Plot profile は、画像の濃度断面図をグラフに表示します。
グラフの生データを一覧に表にした上で、.csvデータとして表計算ソフト用途に吐き出す機能もあります。

ちなみに、Brightness/Contrast は、Adobe Photoshopと(設計思想が)違い、画像解析をする際に画像の「見栄えを良くする」ためのもので、オリジナルの画像データの数字を変える機能ではありません。
そのため、Brightness/Contrast で画像を見やすくした後に、
Plot profile で画像濃度断面を見る、といった操作をした場合であっても、Brightness/Contrast による画像データへの影響はありません。

丁寧な解説ではありませんが、私が書いた関連blog記事がありますので、参考まで。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/imagej/index.html

3.イメージスキャナの吐き出す画像データ

各色16bit(65536階調)あります。
ガンマを1.0でスキャンした画像を48bitデータで保存して、ImageJを使って解析をすると、いろいろな計測業務にイメージスキャナを使いこなすことが可能です。計測業務とは、イメージスキャナは、寸法計測と、光強度計測の両方に使えますが、後者の用途です。原稿の反射率、透過率、蛍光インクの蛍光強度などの定量評価に使うことが可能です。

4.ガンマを1.0でスキャン

弊社の専用ソフト iMeasureScan.exeをご利用ください。
Windows10に対応しています。
http://www.imeasure.co.jp/product/imeasurescan.html
・手っ取り早くガンマ1で読めれば良いのであれば、オンライン販売のVectorをお勧めします。
デジタル増感したりタイムラプススキャンする時にはFullバージョンをお使いください。

5.ガンマ とは

デジカメやイメージスキャナに、表示装置(ディスプレイ)の癖(入出力特性)の逆特性を持たせます。入出力した結果、システム全体として、線形(原稿の反射率が50%なら、ディスプレイ表示の輝度強度が50%)となるように当初設計されました。

例えば、初期の代表的なディスプレイである、CRT(カソードレイチューブ)のガンマは、1.8~2.4程度でした。

y = x ^(γ)  ・・・ 式1

そのため、イメージスキャナやデジカメはその逆のカーブで入出力特性を変換した後、保存されます。

y = x ^(1/γ)  ・・・ 式2

代表的なカーブが、デジタルカメラ標準画像保存フォーマット(EXIF) で採用された sRGBのトーンカーブ(入出力特性カーブ)です。
これは、ガンマに換算すると約2.2となっています。
詳細→
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/srgb22-2780.html

〜〜〜 以上 
初出)facebook 2017.2.13 https://bit.ly/2ONdKfs

2018年8月17日 (金)

イメージスキャナでタイムラプス その2 氷の融ける様子を連続スキャンしてみる

イメージスキャナでタイムラプス その2

先日、農業大学の先生のリクエストで最新版の廉価版スキャナ EPSON GT-S650 を使って タイムラプススキャンの実験をした。

A4サイズ 300ppi 24bitカラーで、1分毎にスキャンをするという。そのままの状態で、屋外に24時間放置する。1440枚の27MBのファイルが生成される。

何に使うのか伺った。ほぉなるほど。しかし、、食事中の方、趣味が合わない方は、想像するだけでもダメだと判り、事例紹介は辞めることにしました。(^^;)

・・・

せっかくなので、久々に実験君をしています。

■準備するもの

1.ES-10000Gの透過原稿ユニットの付いたモデル。

(ヤフオクで3~4万円で入手できます。ES-2200なら、2千円くらい。)

 必要に応じて防滴加工をしてください。

 プラテンガラス面を水浸しにすると故障の原因になります。

2.スキャナ駆動ソフトウェア iMeasure Scan Full 

http://www.imeasure.co.jp/product/imeasurescan.html

(ネット直販 Vector はLiteバージョンのためタイムラプス不可です。)

3.偏光板 2枚。

(液晶ディスプレイを分解すると、表と裏に2枚貼ってあります。)

私はエドモンドオプティクスで購入しました。

■被写体

まずは、氷ですよね。

冷蔵庫の氷を出して、偏光板で挟んで、

透過原稿ユニットを浮かせて、

(※透過原稿ユニットオープンエラーが出ますので、テープで開閉センサの棒を押さえて警告を消します。)

スキャン。

■得られた画像サンプル。

20180817_160804

続きを読む "イメージスキャナでタイムラプス その2 氷の融ける様子を連続スキャンしてみる" »

ESA3FLU3 DSA3FLU1 透過原稿ユニットの使い方

ES-10000G ES-G11000 DS-G20000 共通の説明です。
A3サイズの2400ppiスキャナを
写真フィルムなど透過モードで使用する場合に、
オプションの透過原稿ユニットを取り付けます。
■透過原稿ユニットの型番:
ESA3FLU3 :ES-10000G ES-G11000共通。
DSA3FLU1 :DS-G20000用。
■取り付け方法 (EPSON社の取扱説明書より抜粋)

■ES-10000G のユーザーズガイド
https://www2.epson.jp/support/manual/data/scanner/es10000g/NPD0596_00.PDF
1.透過原稿ユニットの取り付け page99〜101
2.反射原稿の取り込み page115〜116
※反射原稿マットの脱着方法について説明されています。
3.透過原稿ユニット使用時のトラブル page145〜146
※スキャナの透過原稿ユニットを開いて、向かって左側の17mmは、何も置かないでください。

Forbidden_area_esa3flu3


透過フィルムを読む場合の透過率100%を決める重要な領域(白基準)です。ここに、原稿や、埃、汚れが有る場合、正常な画像が得られません。常に清浄に保ってください。

■ES-G11000 のユーザーズガイド

https://www2.epson.jp/support/manual/data/scanner/esg11000/NPD4827_01.PDF

1.透過原稿ユニットの使い方 page21−24

2.反射原稿(フィルムでない原稿)のスキャン page33-34

■DS-G20000 のユーザーズガイド

https://www2.epson.jp/support/manual/NPD5477_04.PDF

1.透過原稿ユニットの使い方 page40-43

2.反射原稿(フィルムでない原稿)のスキャン page50-51

感想:

ES-10000Gのユーザーズガイドに較べると、ES-G11000, DS-G20000 いずれのユーザーズガイドも、かなり省略されています。

特に透過原稿を取り込む際の、白基準領域にものを置いてはいけないことが、省略されてしまいましたね。

2018年8月16日 (木)

身の回りの寸法精度を統一指標で一覧にしてみた

Length_table

線膨張係数は、一般的に [*10E-6/K ] 表記だが、冬の朝から昼までの温度差として Δ10度 を目安に 全て %表記にして比較してみた。

[光技術コンタクト2018(Vol.56,No.9)9月号「光学設計のあれこれ(7),9/20頃発行予定]


身の回りの解像度を統一指標で一覧にしてみた

Resolution

ppi : pixel per inch

25.4 ミリメートルあたりにいくつの画素があるか? を表す、光学解像度の指標。

[光技術コンタクト2018(Vol.56,No.9)9月号「光学設計のあれこれ(7),9/20頃発行予定]

2018年8月 7日 (火)

鯛の彫り物 2種

こないだ富山県井波に行ってきました。

先日完成した名古屋城本丸御殿の欄間の素晴らしい彫刻は、井波の木工職人集団の作品だそうです。

先日、諏訪大社の本宮前のお店を散策していたら古い彫刻を見つけましたのでご紹介します。

さて、この2種の違い、判りますか?

Tai2

 

Tai1

(答えは↓)

続きを読む "鯛の彫り物 2種" »

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ