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2018年8月19日 (日)

■ ImageJ の話  〜 NIH Image の進化形 〜

■ ImageJ の話

〜デジタル画像の数値解析に適した強力なフリーウェアのご紹介〜

Photoshopが逆立ちしてもできないことがたくさんできる。

久しぶりに、聞かれたので先ほどメールで返信文を書きました。

ここにも貼り付けておきます。

もし、まだ、ImageJ ご存じ無かったら ぜひ試してみてください。
Windows / MacOS / UNIX などマルチプラットホームな画像解析専用のアプリです。フリーウェア。

画像の数字を読むのであれば、Photoshopではなく、ImageJですヨ。(^^)

〜〜〜 メモ

1.ImageJ
https://imagej.nih.gov/ij/
Java 形式のフリーウェアです。

https://imagej.nih.gov/ij/download.html
Windows の適切なURLをクリックしてダウンロード、インストールしてください。
MacOSやUNIXでも同じ機能が提供されています。

2.操作方法

Analyze⇒Plot profile
Image⇒Adjust⇒Brightness/Contrast 
の二つの機能だけでもかなり便利です。

Plot profile は、画像の濃度断面図をグラフに表示します。
グラフの生データを一覧に表にした上で、.csvデータとして表計算ソフト用途に吐き出す機能もあります。

ちなみに、Brightness/Contrast は、Adobe Photoshopと(設計思想が)違い、画像解析をする際に画像の「見栄えを良くする」ためのもので、オリジナルの画像データの数字を変える機能ではありません。
そのため、Brightness/Contrast で画像を見やすくした後に、
Plot profile で画像濃度断面を見る、といった操作をした場合であっても、Brightness/Contrast による画像データへの影響はありません。

丁寧な解説ではありませんが、私が書いた関連blog記事がありますので、参考まで。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/imagej/index.html

3.イメージスキャナの吐き出す画像データ

各色16bit(65536階調)あります。
ガンマを1.0でスキャンした画像を48bitデータで保存して、ImageJを使って解析をすると、いろいろな計測業務にイメージスキャナを使いこなすことが可能です。計測業務とは、イメージスキャナは、寸法計測と、光強度計測の両方に使えますが、後者の用途です。原稿の反射率、透過率、蛍光インクの蛍光強度などの定量評価に使うことが可能です。

4.ガンマを1.0でスキャン

弊社の専用ソフト iMeasureScan.exeをご利用ください。
Windows10に対応しています。
http://www.imeasure.co.jp/product/imeasurescan.html
・手っ取り早くガンマ1で読めれば良いのであれば、オンライン販売のVectorをお勧めします。
デジタル増感したりタイムラプススキャンする時にはFullバージョンをお使いください。

5.ガンマ とは

デジカメやイメージスキャナに、表示装置(ディスプレイ)の癖(入出力特性)の逆特性を持たせます。入出力した結果、システム全体として、線形(原稿の反射率が50%なら、ディスプレイ表示の輝度強度が50%)となるように当初設計されました。

例えば、初期の代表的なディスプレイである、CRT(カソードレイチューブ)のガンマは、1.8~2.4程度でした。

y = x ^(γ)  ・・・ 式1

そのため、イメージスキャナやデジカメはその逆のカーブで入出力特性を変換した後、保存されます。

y = x ^(1/γ)  ・・・ 式2

代表的なカーブが、デジタルカメラ標準画像保存フォーマット(EXIF) で採用された sRGBのトーンカーブ(入出力特性カーブ)です。
これは、ガンマに換算すると約2.2となっています。
詳細→
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/srgb22-2780.html

〜〜〜 以上 
初出)facebook 2017.2.13 https://bit.ly/2ONdKfs

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