文化財の修復 紫外線蛍光画像 赤外線画像 X線画像
文化財の修復 紫外線蛍光画像 赤外線画像 X線画像
■宣伝:
赤外線イメージスキャナのレンタル
紫外線蛍光イメージスキャナのレンタル
寸法正確なデジタル画像(1メートルに付き0.1mm未満の誤差)ならオルソスキャナ
http://www.bunkazai.or.jp/02bunkazai/03_03.html
−−−−−
■ミレー作《種をまく人》(山梨県立美術館が所蔵)の調査と修復
X線写真:
画家の筆使いや、人物の細かな描きなおしが見える。
紫外線蛍光写真:
紫外線をあてると旧修復の補彩跡や表面のワニスの状態が分かる。
■青木繁《自画像》(明治37年7月卒業制作品)の調査
赤外線写真:
青木繁の伸びやかな筆触がよく判る。
X線写真:
この画像から、自画像の下層には天地逆方向にうつむき加減の人物横顔が描かれていることが判った。
紫外線蛍光写真:
全体に青白く蛍光しているのがワニス。
表面に塗られているワニスは、縦方向に筆で厚く塗布されている様子が判る。
−−−−−
« iPhone 偽色 つづき 水面の輝点が苦手ってことですね | トップページ | 論文 文化財に用いられた色材料の紫外放射による同定 »
「スキャナ応用事例」カテゴリの記事
- イメージスキャナは濃度計になるか? その5 ICCプロファイルを作る編(2019.06.12)
- スキャナは濃度計になるか? その4(2019.05.25)
- PDFで配布されている申請・届出様式をWord画面で直接書きこむ方法(2018.09.13)
- 台湾 中央研究院 IR-6000による成果物(2018.09.01)
- イメージスキャナでタイムラプス その2 氷の融ける様子を連続スキャンしてみる(2018.08.17)
« iPhone 偽色 つづき 水面の輝点が苦手ってことですね | トップページ | 論文 文化財に用いられた色材料の紫外放射による同定 »
コメント