フォトショップの迷路に填まっている人へ 露出補正の基礎
フォトショップの迷路に填まっている人へ。
フォトショップを触っている人。
なんでもできる。→ 画像をいじりすぎて迷路に。
でも、最初にやるべき基本は非常にシンプルです。
カメラマンのやっていることは、
[1]構図を決める (これはアートですね)
[2]ピントを決める (どこにピントを合わせるか、どこのピントをボカすか、これはアート。ピントを合わせる、ボカすは、テクノロジー)
[3]ライティング 露出を決める。(ライティング:陰の出しかた、コントラストの出しかた、光らせかた、これらはアートですね。色温度、露出を決める。これは、テクノロジー。)
フォトショップを触っている人。
なんでもできる。→ 画像をいじりすぎて迷路に。
でも、最初にやるべき基本は非常にシンプルです。
カメラマンのやっていることは、
[1]構図を決める (これはアートですね)
[2]ピントを決める (どこにピントを合わせるか、どこのピントをボカすか、これはアート。ピントを合わせる、ボカすは、テクノロジー)
[3]ライティング 露出を決める。(ライティング:陰の出しかた、コントラストの出しかた、光らせかた、これらはアートですね。色温度、露出を決める。これは、テクノロジー。)
この中のテクノロジーの部分の 露出を決める、のエッセンスは、
(1)シャッター速度
(2)レンズ絞り
(3)ISO感度設定
の3つ。
フォトショップの画像処理も、まずは、
[ 得られた画像をどのように、露出調整するか? ]
がまずやるべきこと。
最近は、photoshop に
[ 露光 Exposure EV ]
という 機能がありますが、
やっていることは、
(a) レベル補正の ハイライトの制御。
(b) トーンカーブのハイライトポイントを左右する。
のいずれかと全く同じ意味です。
更に、色かぶり補正 は、きれいな画像を生むための もっとも基本的処理です。
これも、 [色毎の露出補正]と考えるとやるべきことがよくわかります。
つまり、上記の
(a) レベル補正の ハイライトの制御。
(b) トーンカーブのハイライトポイントを左右する。
を色毎のチャンネルでやる、
(b) トーンカーブのハイライトポイントを左右する。
を色毎のチャンネルでやる、
が、基本です。
以上
(補足)
iOSで標準添付されていたアプリは、登場時から、ハイライトや中間調の色かぶりをグレーにする機能が搭載されていて、痺れました。非常に優れた機能です。
私は、22年前に、EPSONScanProを設計した時、この色かぶり補正機能を搭載しました。名称は、GrayBalance Intensity としたので、いまいちでしたが。
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