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2018年5月

2018年5月29日 (火)

論文 文化財に用いられた色材料の紫外放射による同定

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/77/3/77_3_150/_pdf

文化財に用いられた色材料の紫外放射による同定
神庭信幸氏
国立歴史民俗博物館
情報資料研究部
平成5年(1993年) 

文化財の修復 紫外線蛍光画像 赤外線画像 X線画像

             

文化財の修復 紫外線蛍光画像 赤外線画像 X線画像 


■宣伝:

   

赤外線イメージスキャナのレンタル

   

紫外線蛍光イメージスキャナのレンタル

   

寸法正確なデジタル画像(1メートルに付き0.1mm未満の誤差)ならオルソスキャナ


   

http://www.bunkazai.or.jp/02bunkazai/03_03.html 

   

−−−−−

   

ミレー作《種をまく人》(山梨県立美術館が所蔵)の調査と修復 

   

X線写真:

   

画家の筆使いや、人物の細かな描きなおしが見える。 

   

紫外線蛍光写真:

   

紫外線をあてると旧修復の補彩跡や表面のワニスの状態が分かる。 

   

青木繁《自画像》(明治377月卒業制作品)の調査 

   

赤外線写真:

   

青木繁の伸びやかな筆触がよく判る。 

   

X線写真:

   

この画像から、自画像の下層には天地逆方向にうつむき加減の人物横顔が描かれていることが判った。 

   

紫外線蛍光写真:

   

全体に青白く蛍光しているのがワニス。

   

表面に塗られているワニスは、縦方向に筆で厚く塗布されている様子が判る。 

   

−−−−−

   
 

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2018年5月22日 (火)

iPhone 偽色 つづき 水面の輝点が苦手ってことですね

Norikura_2

Sudocolor

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2018年5月21日 (月)

iPhone で きれいな 写真を撮る 基本のき レンズの指紋

意外に見落としているのが、レンズの指紋。

おいしそうな弁当の写真や 結婚式の記念写真で、白色が ぼやっとしている写真が良くありますが、アレ 殆どがレンズの汚れです。
写真1:iPhone5のレンズを指紋で汚して 自撮り。

Img_1244_shimon

写真2:iPhone5のレンズの指紋汚れをきれいに落として 自撮り。

Img_1245_shimon

レンズの黒さが増しているのは、汚れを落としたのですからもちろんですが、

背景のすっきり具合が改善されているのが解ります。

このように、

【 レンズを必ず拭いてから撮影する】

ことを心がけると、きれいな写真が撮れるようになって楽しくなりますね。

乗鞍岳 一ノ瀬園地 どじょう池からの眺め:

https://www.instagram.com/p/Biqwp1CnEWm/?hl=ja 

長野県 鬼無里(きなさ)村 奥裾花自然園 ブナの木:

https://www.instagram.com/p/BiWf90dnaF0/?hl=ja 

槍ヶ岳 25x150 フジノン双眼鏡 + iPhone5 コリメート法:

https://www.instagram.com/p/BiO2uRnn1Qa/?hl=ja 


横浜ランドマークタワー:

https://www.instagram.com/p/Bgock61F-1m/?hl=ja 

 

2018年5月19日 (土)

古写真の解読 消えた文字の可視化

先日、1枚の古写真が持ち込まれた。

鶏卵紙(けいらんし)写真と呼ばれているらしい。

Photo

[photo-1A] Scanned Full Color Image 持ち込まれた古写真

松本市内在住の古写真研究者。

松本に関連する古写真を精力的に収集しているとのこと。

近年は、古写真がネットオークションでばら売りされているので、お宝物とおぼしき古写真を地道に収集しているのだとか。

この古写真もその収集した写真の1枚。

[1]まずは、フルカラーイメージスキャナ

光学解像度を400ppi

イメージタイプを48bitカラーにして、スキャン。

Photoshopを使って画像処理。

5

[Photo-1B] Retouched Full Color Scaned image.

右端上部に何やらこの写真についての解説文が1行あるようだ。

この1行をどうしても解読できない。

[2]取り敢えず、赤外線でスキャン

同じく400ppi

Photo_2

[Photo-2A: Infra-Red image]
赤外線イメージスキャナは、過去にもさまざまなケースで活躍してきた。
 ○ 木簡の文字解読、

 ○ 線香で燻されて真っ黒になった位牌の墨書の解読、

 ○ 柿渋で黒茶になった伊勢型紙の墨判の解読、

相手が銀塩であれば、墨と同様に解読ができるはず。

先ほどと同じく、Photoshopで画像処理を行う。

5_2

[Photo-2B: retouched Infra-Red image]
うむ。。まだ 右端上部の解説文は解読できない。

[3]さらに、紫外線蛍光でスキャンを試みる

Photo_3

[Photo-3A] UV-Fluorescent image  紫外線蛍光画像

アイメジャーのFLSCANが生み出す紫外線蛍光画像は、

○ ブラックライトで光る蛍光インクの検査、

○ 消えてしまった蛍光ペンで書かれた「ファイト新聞」の復活

○ バチカン教皇庁図書館の羊皮紙の重記写本(パリンプセスト)解読、

などに活用されている。

先ほどと同じく、Photoshopで画像処理を行う。

5_3

[Photo-3B] retouched UV-Fluorescent image
お。可視光モードの画像よりも、何やらハイライト側が明らかにくっきりとしている。

右端上部の解説文字も何やらくっきりと見えてきた。

もう少し画像処理を試みる。

Photoshop で画像処理した画像の比較。

(クリックして拡大表示してみてください。)

左から、

[可視光/赤外線画像/紫外線蛍光画像]

・母屋の屋根に注目してみてください。

紫外線蛍光画像>可視光画像>赤外線画像

の順に、コントラストが高く、くっきりと見えていることが解ります。

さて,問題の右端上の解説文の拡大、

私には読めませんが、、これを見て依頼主は文字を判明できたとお喜びのご様子でした。

(後日談:残念ながら松本市の関連写真で無いことが判明しました。

 しかし、不明古写真の由来を判明できたことでお役に立ったようです。)

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昔の白黒ネガ写真を フルカラーにしてみた

ここ、

http://hi.cs.waseda.ac.jp:8082

で、

以前見つけたガラス乾板を

イメージスキャナでネガポジ変換した画像、

Mixed_processed300

http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/imeasurescan_6888.html

を変換してみた。

結果:↓

Unknown


2018年5月13日 (日)

フォトショップの迷路に填まっている人へ 露出補正の基礎

フォトショップの迷路に填まっている人へ。

フォトショップを触っている人。

なんでもできる。→ 画像をいじりすぎて迷路に。

でも、最初にやるべき基本は非常にシンプルです。

カメラマンのやっていることは、



[1]構図を決める (これはアートですね)
[2]ピントを決める (どこにピントを合わせるか、どこのピントをボカすか、これはアート。ピントを合わせる、ボカすは、テクノロジー)
[3]ライティング 露出を決める。(ライティング:陰の出しかた、コントラストの出しかた、光らせかた、これらはアートですね。色温度、露出を決める。これは、テクノロジー。)



この中のテクノロジーの部分の 露出を決める、のエッセンスは、
(1)シャッター速度
(2)レンズ絞り
(3)ISO感度設定
の3つ。

フォトショップの画像処理も、まずは、
[ 得られた画像をどのように、露出調整するか? ]
がまずやるべきこと。

最近は、photoshop に
[ 露光 Exposure EV ]
という 機能がありますが、
やっていることは、

(a) レベル補正の ハイライトの制御。
(b) トーンカーブのハイライトポイントを左右する。

のいずれかと全く同じ意味です。
更に、色かぶり補正 は、きれいな画像を生むための もっとも基本的処理です。
これも、 [色毎の露出補正]と考えるとやるべきことがよくわかります。
つまり、上記の
(a) レベル補正の ハイライトの制御。
(b) トーンカーブのハイライトポイントを左右する。

を色毎のチャンネルでやる、
が、基本です。
以上

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iPhone 撮影 Tips スマホの露出を制御する

22年前(*1)、携帯可能なデジタルカメラがここまで化けると誰が予想したでしょうか。

生まれて小学生から既にiPhoneを手にする現代の若者たち。
iPhoneが登場したのは、2007年 (つい11年前)
日本市場では、 iPhone3GSが 2008−7−11 に初登場した。
(つい10年前)
・・・
それにしても、露光制御が素晴らしい。
最近使ったテクを書いておきます。
カメラマンには常識ですが、案外使っていない人が居ると思うので。
ーーー目次
[1] HDRをONにして撮影する。
[2] 撮影時に 露出調整する。
[3] 撮影後に 露出調整する。
ーーー
[1] HDRをONにして撮影する。

Img_1172_2

これは、2018-5-12の乗鞍岳と手前ドジョウ池のシーンです。
留意点:
(1)残雪と空の境界を残す。白を飛ばさない。
(2)池に映る山の黒を表現する。黒を潰さない。
・・・
きれいな画像と言う時に画素数だけに議論が集まりやすいですが
(今度のiPhoneは xx画素なんだよ。なんてね。)
プロ用のフルサイズセンサ(24x36mmという意味)デジカメで、2200万画素ですので、もう必要充分な画素数が有ります。
これからは、ダイナミックレンジこそが重要といえるでしょう。
私は、iPhone4で、天界で最も明るい恒星 シリウス(-1.6等星)が写せてから、
SONYの裏面照射センサのポテンシャルに驚き、進化に注目しました。
SONYのこの技術の登場によりスマホの画質が格段に向上しました。
iPhone以外のカメラも、世界中のスマホセンサは、sonyが総なめしています。
・・・
さて、HDR の説明は不要ですよね。High Dynamic Range 高ダイナミックレンジの意味です。
これは、露出を変えて複数回撮影して、画像を合成してくれるモードです。
これをまずONにする。

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iPhone の偽色 輝く湖面にカタクリの群生の様な模様が現れるのは何故か

昨日の信州は、5月特有の透き通った空気と輝く残雪の風景を背景に ミズバショウが咲き誇る素晴らしい景観でした。

この写真は乗鞍高原 一ノ瀬園地のどうじょう池から眺める乗鞍岳です。

Img_1172

ふと気づくと右下あたりに 紫(Magenta)の色が見えます。

Img_1180

拡大するとこんな感じです。

Img_1184

さらに拡大。

Img_1185

さらに拡大。

まるで、「カタクリの群生」ですね。

何故こんな 偽色 (ぎしょく) が現れるのでしょうか?

それを解明しましょう。

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2018年5月 7日 (月)

シリコンウェハーの検査 金箔・屏風の美術品撮影 高級車塗布膜の画像検査に オルソスキャナ

オルソスキャナが何故これらの撮影に威力を発揮するのか?
簡単な原理図です。
結論から言うと、
(1)カメラ方式では原理的に無理。場所による照明ムラが発生する。拡散照明装置を用意できたとしても、レンズの視線は撮影箇所により角度が付く。中心投影レンズの限界。
(2)高精細イメージスキャナ方式でも厳しい。副走査方向は、均一なライティングが可能となる、しかし、主走査方向(ラインセンサ長手方向)に、照明ムラが発生する。
(3)オルソスキャナ=テレセントリック光学系だからこそ可能な光学系。
主走査方向(ラインセンサ方向)、副走査ともに、全域で同一照明条件、同一視線となる。その結果、均一な金箔面は、均一な濃淡値となる。
結果、シリコン鏡面検査や高級塗装面検査においては、かすかな製造工程上のムラや、キズ、を簡単な画像処理で検出可能となる。
ということになります。もちろんこれは、可視光で成り立つだけでなく、赤外線光源でも成り立ちます。
なにはともあれ、まずは、お試しください。
オルソスキャナによる スキャニングサービス → http://www.imeasure.co.jp/ortho/
■図解
・Case-1:高精細デジタルカメラの場合

15_2

光軸中心(C)では、照明の鏡面反射(正反射)成分はレンズに来ません。

しかし、ポイントP1,P2では、鏡面反射が起こります。結果、均一な照明ができません。対策は、光源1,光源2側を全て完全拡散面にすることです。

しかし、レンズが、C,P1,P2のそれぞれで、見込む視線の角度が異なることは回避できないため、金箔表面の性状の均一な記録は困難となります。特に、高級塗装膜の検査では、この視線角度の差異が問題となります。

・Case-2:高精細イメージスキャナの場合

16_2

ラインセンサを使うため、光源の正反射光は、レンズ方向にやってきません。

17_2

しかし、ラインセンサの配列方向をみると、先ほどのデジタルカメラと同様に、中心投影レンズを用いているため、P1,P2にて反射された光が、レンズに届くコースは、光軸中心、Cと比較して、異なる視角、視線方向となります。結果、金箔表面の性状の均一な記録は困難となります。
・Case-3:オルソスキャナの場合(テレセントリック光学系)

18_2

こちらも、先ほどと同様に、ラインセンサを使うため、光源の正反射光は、レンズ方向にやってきません。

19_2

既存のイメージスキャナ式の高精細撮影装置との違いは、このテレセントリック光学系を採用した点です。
P1,C,P2全ての箇所で、全く同じ視角、視線方向となります。その結果、金箔表面の性状の均一な記録が可能となります。
以上

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2018年5月 3日 (木)

無言館様の絵画をスキャンさせて頂きました


【お知らせ】

「6/3まで 相田みつを美術館 第2ホール にて 高精細スキャニングによる 無言館の作品(高精細レプリカ)が展示されています 入場無料です。」

詳細 ⇒ https://bit.ly/2ImaBEC

長野県上田市にある 無言館 様所蔵の絵画を3点スキャンさせて頂きました。

2m×1mといった大きな絵画でも、非接触にて高解像度(最大1200ppi)スキャンすることができる、スキャニングサービスです。

(無言館様から許可を頂き掲載させて頂きます。)

Img_0954_1

Img_0959

撮影&複製プランをクリーンブースの中で議論している様子。

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2018年5月 2日 (水)

非接触スキャニングサービス : A0や、120号-M(2mx1m)の作品 を最高光学解像度 1200ppi でスキャンします。

Img_1009_1

写真は、本日静岡県から来られたN様のスキャニングの様子。

ちぎった紙を何重にも貼り合わせ、金箔がちりばめられている和紙に、筆文字で仮名の文字が描かれた作品です。N様の許可を頂いて掲載させて頂きました。

ちぎった紙の積層感をデジタルアーカイブするために、1200ppiでスキャンしました。光学系を制御することで和紙のテクスチャー感をリアルに再現します。


非接触スキャニングサービス : A0や、120号-M(2mx1m)の作品 を最高光学解像度 1200ppi でスキャンします。

<スキャニング光学解像度と用途>

・スタンダード:400ppi (原寸ポスターに。)

・エクセレント:800ppi (4倍拡大ポスターに。例えば、A4作品をA0(ゼロ)の拡大ポスターに。)

・スーパーエクセレント:1200ppi(6.7倍拡大ポスターに。デジタルアーカイブ用途。)

油絵、掛け軸など 貴重な文化財や作品を非接触で撮影します。

厚さ、127mmまで対応可能です。

巻物などのロール紙状であれば、1.8mx7mを、光学解像度800ppiでのスキャン実績があります。

また、市販のイメージスキャナでは真っ黒になってしまう、

金箔や銀箔なども光学系を任意に制御できますので、

お客様のイメージ通りの画像としてスキャンできます。

もちろん、画像は、48bit カラーのTIFFデータです。

JPEG画像では、画像処理を繰り返すと、ヒストグラムが歯抜け状となり、なめらかなグラデーションに擬似輪郭が発生します。

24bit Color のTIFFデータであっても同様です。

48bitColor TIFFであれば、こうした心配もありません。

しかも、色再現の基本である、ICCプロファイルもご用意しております。(オプション)

A0、B0サイズの貴重な作品をアーカイブするなら、これからの時代は、オルソスキャナです。

一度、この画像を見てしまったら、もう後には戻れません。

詳細情報やお問い合わせはこちら→  スキャニングサービスについて

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