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2018年4月10日 (火)

オルソスキャナの照度分布を計測しました。


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目的:スキャニングサービスにて作品が受ける積算光量を知るために、照度分布を計測しました。

スキャニング解像度によって、光源の移動速度が変わります。

以下の条件で積算照射光量を計算しました。

○作品の幅:600mm

○計測箇所:中央(1m方向の中央)

結論:最大照度 20,520 ルックス

半値幅:約200mm(照度が半分になる幅)

以上から、

[光学解像度 400ppi]

プレビュー時:59[Lux・Hr]

本スキャン時:157[Lux・Hr]

合計:216[Lux・Hr]

作品は、スキャニングサービスによって、 216ルックス時間の光を受ける。

例えば、もし、60ルックスの環境にて、通常展示した場合、3時間36分 連続展示したのと同じ。

以上から、通常展示(60ルックス、8時間)で照射される積分光量に対して

1スキャンで受ける積算照射光量は、ほぼ半分であると見なすことができる。

同様に、

[光学解像度 800ppi]の時は、

プレビュー時:59[Lux・Hr]

本スキャン時:314[Lux・Hr]

合計:373[Lux・Hr]

もし、60ルックスの環境にて、通常展示した場合、6時間13分 連続展示したのと同じ。

※ただし、ここで光源の分光分布は、紫外線を含まず、可視光域のみである。

また、可視光による、作品の劣化は、赤外線成分などによる、作品の温度上昇等が無く、室温であると仮定し、

作品の劣化は、光量(LUX)と積算時間(HR)のかけ算(=つまり、積算照射光量、LUX*HR)のみで決まると仮定している。(※1)

補足)

(※1)

デジタルカラー写真プリント画像保存性試験方法(JEITA CP-3901)の屋内耐熱性試験方法

https://home.jeita.or.jp/tsc/std-pdf/CP3901A_E.pdf


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