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2017年8月

2017年8月31日 (木)

研究 歌麿の美人画の毛割の密度を計測してみる

研究 歌麿の美人画の毛割の密度を計測してみる

(1)米国議会図書館データベースへアクセス。

https://www.loc.gov/resource/jpd.02711/

(2)TIFF画像をダウンロードする。

 Download TIFF (93.1MB)

Download


(3)画像のスキャン解像度を確認する。
ImageJを使います。
https://imagej.nih.gov/ij/

ImageJ : Analyze > Set Scale

Bijinga1

600 pixel per inch (600dpiと同じ意味)

(4)これをmm単位に変更する。
Distance in pixels : 600 ← これは触らない。
Known distance : 25.4 ← 変更する。
Pixel aspect ratio : 1.0  ← これは触らない。

Unit of length : mm  ← 変更する。

Bijinga2

(5)直線ツールを使って毛割を4本分数えて線を引く。

Bijinga3

(6)lengthを読む。
length = 0.71

結果:

毛割4本分 / 0.71mm

 

→ 5.6本/mm

考察:
600ppiのスキャン解像度は、23.6pixel/mmです。
ちょうど 4pixelが、毛割1本周期分に割り当てられます。

■■□□ という具合。
スキャン解像度を600ppiにする、ってのは適切でしたね。
この場合。

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2017年8月29日 (火)

デジタルアーカイブに 刀工 髙見國一氏の日本刀作品 三振り を追加しました。

刀工 髙見國一氏にご協力いただきデジタルギャラリーに日本刀三振りを追加しました。髙見氏の美しい作品をぜひデジタル画面で御覧ください。
#日本刀 #オルソスキャナ #写真撮影 #zoomify #デジタルアーカイブ

Intetsu_scr

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2017年8月20日 (日)

日本刀と2進数の話

[ 日本刀と2進数の話 ]

1枚の紙を折る→2枚になる。
更に折る→4枚になる。
更に折る→8枚になる。
更に折る→16枚になる。
更に折る→32枚になる。
更に折る→64枚になる。
更に折る→128枚になる。
更に折る→256枚になる。

当たり前なんだけど、つまり、2のべき乘のリストになる。

bit(2進法)を知っていると、これは、
2^1
2^2
2^3
2^4
2^5
2^6
2^7
2^8
なんだよね。

・・・

日本刀 の刃の切っ先の高解像度画像を観察している。

Screenshot2_2

[※画像の無断転載を禁止します。]

■日本刀 情報:
作品種別:脇差
隕鉄剣。
長さ30.6センチメートル 反り0.1センチメートル
銘文 表 髙見國一作之
裏 平成廿九年 清明
■スキャン条件:
アイメジャー社製 非接触式 オルソスキャナ

型番: OSI-C60100

スキャン解像度:1200ppi(ピクセル等倍表示スクリーンショット・部分)

=====

1200ppiでスキャンした画像では、1画素が21μmとなる。

オルソスキャンの画像は、寸法をフォトショップ上で直接計測できる。
緻密に折りたたまれた刃先。
焼き入れにより作られた刃文とマルテンサイト変態。

研がれた刃先を観察してその境界線が優に100本を超えていて、でも200本を超えてそうもなければ、
その日本刀は、8回折りたたんで鍛えられたってことが判る。

模様はまるで杢目(もくめ)のように見える。
でも、年輪はその1本1本が1年に相当するけど、日本刀の場合は、2のべき乘なんですよね。
樹木の年輪は1本数え損ねれば、推定する生育年数を間違う。
でも、日本刀の場合は、64本か、128本か、256本のいずれかを数え損ねることは無いから、折り返しの回数はズバリ当てることができる。

中村さん にそのことを初めて指摘されたときに、
bitの世界に生きていながら、初めその意味を理解出来なかった。
おはずかしい。

そりゃ、そうだよなぁ。でもなんかオモシロイね。

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2017年8月17日 (木)

#ImageJ Tips 原寸大印刷する方法

[ #ImageJ Tips 原寸大印刷する方法 ]

スキャン画像が手元にあるときに、等倍でプリンタから出す方法。

(1)Analyze > Set Scale... にて スキャン解像度を入力。

Setscale

ここでは、200 pixel per inch として入力。

Distance in pixels: 200

Known distance : 1.00

Pixel aspect ratio: 1.0

Unit of length : inch

(2)File > Print Setup...  にて、Print actual size をチェック。

Setscale2

 等倍の場合、 Scale 100%

1/2 出力なら、 Scale 50%

 

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2017年8月 3日 (木)

クラス1万のクリーンベンチ(2台目)を導入しました

クラス1万のクリーンベンチ(2台目)を導入しました。

Img_9385_2

イメージスキャナを使ったスキャニング作業は、光学解像度が800ppiともなると1画素あたり32マイクロメートルの細かさで、スキャンします。 
髪の毛の太さは、70マイクロメートルと言われますので、髪の毛1本でも作品に落ちていると非常に目立つ画像となるばかりでなく、画像処理などの後処理で除去するにしても、ギコチナイ無茶な修正画像となります。
そこで、こうしたクリーンな空間が必要となってきます。
クラス1万とは、1辺が1フィート(約30cm)立方体の体積あたりに、0.5マイクロメートル以上の寸法の塵や埃が、1万個以下である、というランクです。
これでいよいよ 800ppiのスキャニング作業の効率があがります。
・・・
<仕様詳細>
クリーンベンチのサイズ:2mx3.3mxh2.1m
上に乗っているのが、ヘパフィルタです。
外気を吸い込んで、埃無き清浄な空気を層流にして
スキャナの真上に吐き出します。
空気は、クリーンベンチの下に開いた隙間から外部に吹き出します。
FFU (Fun Filter Unit) の排気能力は、 10m^3/min. とのこと。
簡単な計算すると、
2x3.3x2.1m^3なので、13.86 m^3
1時間あたりで、600m^3(=60min * 10m^3/min. )だから、
43.3回/時間 の換気回数となります。

今使っているディスプレイの光学解像度=画素密度(pixel density)を計測しましょう

今使っているディスプレイの画素密度(pixel density)を計測しましょう。
一般にディスプレイの解像度というと、1600x1200pixelとかで、『最大表示画素数』を表していますよね。
これに対して、 pixel density つまり、画素密度は、
所定の長さあたりに、どのくらい画素が詰まっているかを意味します。
イメージスキャナであれば、いわゆる光学解像度なのですが、
ディスプレイの表記では、解像度というと上述の通りなので、紛らわしいですね。
・・・
さて、今みなさんが実際に見ているディスプレイの画素密度(pixel density)を計測しましょう。
【 方法 】
■1.イメージスキャナのスキャン解像度が判っている画像に写った定規を表示します。
具体的に見てみましょう。
弊社のデジタルギャラリーの地図画像を表示してみてください。
この地図は、光学解像度 800ppi でスキャンした画像です。

Chizu

左下に一緒にスキャンしてある、定規を最大表示します。
(これ以上+ボタンが押せない状態)
ディスプレイに 実物の定規を当てて 10mmが 何ミリメートルになっているかを計測します。
私のディスプレイでは、92mm でした。

Meas_pixel_density

■2.倍率を計算する
800ppiでスキャンした画像の中で、
10mmの定規が、9.2倍拡大表示されています。
■3.画素密度 pixel densityを求める
求めるディスプレイの 画素密度 pixel density は、
スキャン解像度/倍率
800ppi  / 9.2 = 87 ppi
(了)

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