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2017年4月 7日 (金)

オルソスキャナ と 画像計測ソフト WinROOF2015 を使って何ができるのか

いろいろと試している。

オルソ画像は文字通り、デジタル画像でありながらも、人工衛星が撮影した地上建造物のように真上から撮影した画像なので、特に板金などの形状計測に向いているのでは無いかと想います。

WinROOF2015には、「近似円」というツールがあります。

Kinjien1

この画像のように、円弧であっても計測可能。

測定点を増やしていくと次第に内接円のフィッティング精度が上がる。

今回のこの事例は、市販のフラットベッドスキャナの光学ユニットに使われている反射ミラーの固定部品。

Bankin

この円弧の位置が判ると、光路設計情報のリバースエンジニアリングが可能となる。

Bankin2

・・・

2番目の事例。

射出成型のプーリー(歯車)の偏芯を計測してみた。

大きい歯車の谷の部分に測定ポイントを複数設定して、外周歯車の谷位置の内接円の中心座標を求める。

Haguruma1

同様に、小さい歯車の谷の部分の内接円の中心座標を求める。

最後に、穴の芯の中心座標を求める。

Haguruma3

<解析>

シャフトの中心座標を原点にして、大小歯車の内接円の中心位置座標のズレをグラフ化した。

Hagurumares

オルソスキャナの送りムラの可能性は、現時点では否定できない。

つまり、この計測された 0.06mm(400ppi画像なので、1画素程度)の徧芯が、歯車由来なのか、そもそも画像を得たオルソスキャナの送りムラなのかどうか確認しなければならない。

別途、ミツトヨの接触式の三次元測定器とクロスチェックを行って確認してみたい。歯車自体をミツトヨの三次元測定器で接触式で測るのは難しいから、徧芯した直径の異なる2重円柱の部品を試作して、比較するなどする必要があるだろうと想う。

いずれにしても、他の測定器では面倒くさいか、そもそも不可能な測定が、この画像計測の方法では、比較的簡単にできそうな感じですね。

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