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2016年11月30日 (水)

Photoshopに出来ないこと

Imrotation

OrthoScan-IMAGERを使って、複数回に分けてスキャンした巨大画像の接合(スティッチング)方法を検討しています。

2つの画像を接合(スティッチング)するためには、

片方の画像を固定した場合、

もう片方の接合したい画像に対して2つの移動を行います。

(1)平行移動 (Δx, Δy)

(2)回転移動 (ΔΘ

平行移動は、Adobe社のPhotoshopを用いて、1pixel精度で行うことが可能です。

回転移動は、レイヤーで重ね合わせた2つの画像に対して、片方だけの画像を回転する機能をPhotoshpは持っていません。

そのため、事前に、所定の角度回転した後に、合成することとなります。

そこで、問題になるのは、Photoshopの回転の精度(誤差)です。

弊社のOrthoScan-IMAGER デモ機の有効スキャン範囲は、

600x1000mm

これを800ppi( pixel per inch , dpiと同じ意味)でスキャンした画像データを接合することを考えます。

800ppiにて、

18,894 x 31,495 pixelの画像となります。

長辺側 31,495 pixelの辺で2つの画像を接合する場合は、以下の回転移動 (ΔΘ)精度が必要となります。

1pixel単位で回転を行う場合に必要となる回転角度精度は、

回転: 1 / 31,495 = 0.000 031 751

ですので、

0.000 031 751 [ラジアン] すなわち、

0.031751 [ミリラジアン] となります。

通常の角度表現ですと、

(x180 / π = )

0.001819

の回転精度を要求されます。

Photoshopの最新版での回転角度入力は、 0.01度までです。

従って、Photoshopの回転機能の 更に1/5程度の精度を要求されることになります。

今後、独自の回転ソフトを制作することになります。

(2015.11.17 初出facebook http://bit.ly/2gETO0O )

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