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2015年10月

2015年10月 6日 (火)

技術資料 イメージスキャナの倍率精度と温度依存性

技術資料 イメージスキャナの倍率精度と温度依存性

1.目的 イメージスキャナの倍率精度評価にあたり、倍率の温度依存性を調べる。 

2.実験方法

イメージスキャナ: ES-10000G (s/n: FVR0000909)
透過原稿ユニット:TPU(s/n: 013364)
スキャン条件: 透過/8bitGray/1200dpi
TestChart: 231 x 250 mm 四方に○印マークをガラス面にクロム蒸着したチャート。
4箇所のマークをそれぞれ、A1,A2,B1,B2と呼ぶ。
座標は、それぞれ(0.0),(231,0),(0,250),(231,250)[mm]である。
温度: 水準 10°C/20°C/30°C


http://imeasure.cocolog-nifty.com/photos/fig/scanner_mag_temp_depend.png

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2015年10月 5日 (月)

ロール状フィルムをスキャンする

従来、ロール状やオーバーサイズ(A2サイズなど)のフィルムをイメージスキャナの透過原稿用ユニットを使って画像取り込みする場合、障害がありスキャニングすることができませんでした。

イメージスキャナは、透過率の校正のためにプラテンガラスの一定領域をサンプリングします。この機能をシェーディング補正と呼びます。通常のイメージスキャナのシェーディング補正に必要となる校正用データの取得は、1回のスキャン動作ごとに毎回強制実行されます。そのためスキャニング領域に隣接する、校正用データ取得領域に、フィルム原稿をおいたままにできませんでした。結果的に、オーバーサイズ原稿の連続スキャン作業の妨げになっていました。

PhotoDigitizer (モデル名:201510A3のみ)は、連続スキャン時にシェーディング補正を強制実行しないことで、透過原稿ユニットの取付部(フタを空けて奥)以外の3方向全ての原稿設置制限を撤廃しました。 オーバーサイズ原稿や航空写真のような、幅 618mm(2×309mm)までの無限長のロールフィルムもスキャンできるようになりました。

PhotoDigitizer(モデル名:201510A3のみ)のシェーディング補正は電源投入時に1 度だけ自動的に行われ、その後は必要時にスイッチ操作にてユーザーが任意のタイミングで実行できます。

http://www.imeasure.co.jp/products-photodigit-jp.html#digitizer2

寸法精度良く図面や対象物をスキャニングしたい

寸法精度良く図面や対象物をスキャンしたい。
そんな要望に応えるべく、イメージスキャナの特性を向上させています。

その評価方法としてガラス板にクロムを蒸着したテストパターンの精度の検証をしてみます。

「フロートガラスの線膨張率(常温~350℃)は、 8.5~9.0 ×10-6/℃」

http://www.glass-dictionary.com/01/post_662.html

としますと、

もし、イメージスキャナの使用環境において、テストパターンをクロム蒸着したガラスの温度変動が10度あった場合を考えてみます。

<計算>
[8.5~9.0 ×10-6/℃]*Δ10℃
最大で、0.9x10-4  伸びる計算です。

これは、例えば、10インチ(254mm)を
1200dpiでスキャンした場合、総ピクセル数は、
12000 pixelですので、
約1ピクセル程度 ガラス板が伸びる計算となります。

1万分の1の寸法精度(0.01%)を求めると温度変動が影響するということが良く判ります。

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