ガリレオ・ガリレイの異端審問の際の裁判記録 公開
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世によりガリレオの名誉回復
1992.
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http://www.yamaguchi.net/archives/006248.html
2008.12.21
ローマ法王ベネディクト16世は21日、バチカン(法王庁)での礼拝で、17世紀の天文学者ガリレオ・ガリレイの地動説について、「自然の法則は神の業に対する理解を促した」と述べ、同法王としては初めてガリレオの研究を公式に認めた。
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http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021501000340.html
2009.2.15
ローマ法王庁(バチカン)は15日、イタリアの科学者で天文学の父とされるガリレオ・ガリレイ(1564-1642年)をたたえるミサを死後367年たって初めて、ローマのサンタマリアデリアンジェリ教会で行った。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011081302000033.html
2011.8.13
ローマ法王庁(バチカン)の機密文書館が2012年に開設400年を迎えるのを機に、これまで門外不出だった同館所蔵の歴史的文書が来年2~9月に、ローマ のカピトリーニ美術館で公開される。約百点の展示品の中には、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイの異端審問の際の裁判記録も含まれる。
来年2〜9月、ローマでバチカンが保管するガリレオガリレイの裁判記録が公開される。 バチカンには、数百冊もの羊皮紙が蔵書されている。 羊皮紙は当時重さあたり、金よりも高額。 何度も綴じを解き、ブルーブラックインクを削ぎ落とし、再度編み直され、書籍として再利用されてきた。 重ねて書かれるため、重記写本と呼ばれる。 羊皮紙は、タンパク質。 タンパク質は、その成分から紫外線を照射すると蛍光発光する。 ただし、タンパク質は、ブルーブラックインクにより変質し、発光せず黒ずむ。 これを利用すると、紫外線蛍光画像により、過去の記録が浮き出てくる。。
弊社では、6年前、国内大手印刷会社からの依頼で、特注の紫外線蛍光イメージスキャナを開発しバチカンに納めた。その後も、連続稼働が続いている。
ガリレオガリレイが裁判を受けたという、バチカン教皇庁図書館に入り、イメージスキャナを納めてきた。研究の成果が期待される。
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すごいお話ですね。バチカンの図書館、天使と悪魔のシーンを想像しました。
投稿: arata | 2011年8月25日 (木) 04時45分
納品してきた後、たまたまNHKで特集があって、NHKアナウンサーがガリレイの裁判のあった場所に案内されて建物に入っていくシーンがありました。あれ?!と気づいたのです。バチカン教皇庁図書館。http://ow.ly/i/gerk">http://ow.ly/i/gerk
投稿: いちのせ | 2011年8月25日 (木) 08時18分