IJPの歴史
今では当たり前になった「写真画質」のインクジェットプリンタ。
今回の東日本大震災で改めてIJP(インクジェットプリンタ)の耐候性(耐水性)が試されているのかも知れない。
マックワールドエキスボ (Macworld Expo) ジャパン というイベントが日本で開催され始まった頃(確か1990年)、コーシングラフィックスという会社の小池さんという天才プログラマがEPSON が世に出したフルカラーイメージスキャナ GT-4000やGT-6000専用のスキャナドライバを開発した時代があった。
小池さんはもうひとつオモシロイプログラムを作った。それは、キヤノンのグールドタイプのIJP用のドライバだった。
現在IJPというと(1)ジュール熱による発熱→気化→圧力で吐出するバブルジェットと、(2)ピエゾ素子変位→圧力で吐出するピエゾ式の2種類に分類される。でも当時、同じピエゾでもグールドタイプといって、あたかも手のひらでぎゅっと握って押し出す原理に似た方式のIJPが有った。
キヤノンのBJはまだ事務機(カラーデジタル複写機)の延長を探っていて、
エプソンのピエゾカラーIJPはまだ世に出ていない。
そんななか、キヤノンがグールド型のカラーIJPを出していた。
当時の雑誌の取材記事を読んで知ったのだが、このグールドタイプはキヤノンの写真機を開発している部隊が創っていた。
BJ方式とグールド方式の大きな違いは、BJがON/OFFの印字有無だけなのに対して、インクドットサイズを複数サイズ発生できる点だった。
つまり、一カ所に複数のサイズのドットを印字できる技術だった。
(つづく)
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