チェルノブイリ連帯基金
政府の中途半端な指示によって閉じ込められた20〜30km圏の福島県南相馬市(みなみそうまし)。
この病院から要請を受けて、「チェルノブイリ連帯基金」の医師らが支援に行った。
チェルノブイリ連帯基金は、長野県松本市を拠点に活動するNPO法人。
「がんばらない」で有名になった諏訪の鎌田医師もその理事の一人。
彼らは、1986年にロシアで起きた、チェルノブイリの原発事故の後、そこに住む人々を支援するために組織された医師を中心とする集団。
既に、支援を続けて、20年が経過した。
長野県松本市の現市長 菅谷(すげのや)市長は、当時信州大学の医師として、チェルノブイリに飛び、田中康夫知事県政の時に、県職員に抜擢されたのち、松本市長になった経歴の持ち主。
「チェルノブイリ連帯基金」事務局長の神谷さんが今日の、blogに綴っている。
『しかし、避難所の方々に伝えてきたことがあります。
子どもは、充分に気をつけましょう。できれば、遠くに避難してほしい。
でも、40才を過ぎた私たちは、防護しながら、冷静に生活しましょう。
ベラルーシの埋葬の村で、ジジやバァバがたくましく暮らしていた事を話しました。』
と。
放射性ヨウ素131の被曝により、子どもの甲状腺がんは、事故前後で、確かに有意の差が起きた。
しかし、我々大人は、過剰に反応してはならないのだと思う。
それよりも福島の農家や、産業の復興を支援すべきなのだ。
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