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2011年4月28日 (木)

リアル2400ppi(SFR > 0.3 at 45 Cycle /mm)スキャナの開発に着手します。

このたび、ES-10000Gをベースにした、更にハイスペックな光学解像度スキャナを開発します。

ES-1000Gの光学解像度は、カタログでは 2400dpiですが、SFR値(MTFと同等)での実測値は22 Cycle/mm にて0.3であり、搭載レンズの光学解像度は、1100ppi相当であると結論できます。(%1)

この度、リアル2400ppiのレンズを新規開発し、NIKON LS-1000 相当の光学解像度のイメージスキャナを開発します。

10μmの物体をカチっと光学分解した画像で捕らえることができます。

しかも、その有効取込範囲は、155mmです。

NIKON LS-1000は、35mmフィルム相手で、その有効取込幅は、24mmでした。

従って、NIKONレンズの6倍以上の幅寸法の被写体を同等の光学解像度で捕らえる事となります。

4x5(しのご)などのガラス乾板のデジタルアーカイブにご活用頂けます。

センサは、ES-10000Gに搭載されている 3万pixel*RGBリニアイメージセンサを採用します。また、iMeasureScanのマルチスキャンとの組み合わせで、検出限界OD値は、4.0まで届きます。(%4)

製品発表は、2011年12月の国際画像機器展にて発表予定です。

【 光学解像度リアル 2400ppiイメージスキャナ 

 GIGASCANシリーズ GS-2400 (仮称) 概仕様 】

○有効取込範囲:155x437mm
○光学解像度: SFR > 0.3 at 45 Cycle /mm  (目標)
○階調:16bit/Color、48bitColor
○最大同時出力画像サイズ:24億画素、14.4 GByte (at 48bit/pixel)

○最大OD値:4.0 (iMeasureScanマルチスキャン使用時)

先行予約受付中。

■関連発言:

(%1)イメージスキャナの解像度を測定する
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-e15c.html

SFR値(MTFと同等)での実測値は22 Cycle/mm にて0.3であり、1100ppi相当でした。

(%2)実験報告 NIKON LS-1000 光学解像度
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/nikon-ls-1000-2.html

NIKON LS-1000 (n=1) のSFR値(MTFと同等)実測値は、44 Cycle/mm にて0.3であり2200ppi相当でした。

(%3)12億画素をスキャンする
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/12-1ae0.html

(%4)GELSCANの検出限界ODは4.0以上http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/gelscanod-b03a.html

■補足(2011.4.28)

アイメジャーでは、プロ、アマチュア問わず、イメージスキャナの光学解像度を計測する作業をどなたでも行えるようにする活動を続けています。

現在、入手できる無償のプログラムを使って、お手持ちのイメージスキャナのSFR(光学解像度に相当する計測値)を計測することができます
詳細は、下記をご覧ください。
ナイフエッジで光学解像度 MTF を測る
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/mtf-437c.html

記事 実験報告 NIKON LS-1000 光学解像度 のデータは、実際に[ taikoubou(太公望)さん ] が、お使いのLS-1000の光学解像度を上記手順で実測して下さった結果です。
ぜひ、ここをご覧のみなんさんも、挑戦してみてください。

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コメント

発売が楽しみです。

YAKUさん
まずは性能(光学解像度)優先で試作します。

リアル14.4 GByteではレンズのレスポンスが重要ですね!とてもワクワクします。

ありがとうございます。
レンズの光線追跡の設計段階では行けそうですが、イメージスキャナ全体としてのTotal性能確保が大切です。ES-10000Gは0.1mm単位で物体側の焦点位置調節をユーザーができるので、それが強み。
温度変動によるピントズレは、レンズ〜センサ間のアルミダイキャスト材の線膨張係数が主要因、であることはこないだ、恒温槽にスキャナを入れて計測して分かっているのです。

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