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2010年11月 3日 (水)

ミル

以前 ES-10000Gにて製版用の版下フィルムを1200ppiでスキャンした場合、1画素(pixel)のズレが何度の角度ズレになるかを計算しました。
250mmを1200ppiでスキャンした場合、
1pixel分の角度は、rad(ラジアン)にて、
= (25.4/1200)/250 = 0.000085
これだけケタが小さいので、通例として ミリ(=1/1000)という単位を使って、
0.085 mrad(ミリラジアン)と呼ぶことにしてみた。
ES-10000Gの直角精度

ところがネットで調べてみると、
このミリラジアンという単位は、【ミル】という略語がきちんと定義されていて、なんと軍事用語であることが分かったのです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AB_%28%E8%A7%92%E5%BA%A6%29

つまり、1ミリラジアンとは、
高さ1 底辺1000の三角形の鋭角の角度となるため、
「望遠鏡を使って計測した物体の視角度から、(物体の大きさが既知であれば)そこまでの距離を換算する手法となる」のであった。
例えば、双眼鏡(や戦車のスコープ)で敵を発見する。(^^;)
もしその身長に相当する視角度が1ミリラジアンであるとする。

ここで身長を1.7mと仮定すれば、そこまでの距離は、1.7kmであることになる。

距離さえ正確に計測できれば、後は、大砲の仰角を決めるだけになるのでしょう。

ミルとは、なんとも血のりの付いた言葉だったわけです。

そこで平和利用ですが(^^)
Photoshopも0.01度という単位表示を
次のバージョンの際には、mradも併記できるようにし、
0.005 度 = 0.085 mrad としたらどうだろう。
1000mmの長さにて、0.085mm(=85μm)の回転ズレが発生する。
ということが直感的に解るので便利だと思う。

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