« ドイツの品質、中国の価格、日本のサービス | トップページ | MAXI 宇宙のX線源を92分に1回の間隔で監視し続けるシステム »

2010年10月 2日 (土)

フィン型構造のシリコン発光ダイオードで光増幅現象を観測

http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2010/09/0921d.html
「日立は、多重量子井戸構造を形成するために、極薄シリコン膜をシリコン基板に垂直に1,000個以上並べたフィン型のシリコン発光ダイオードを試作しました。」

「試作したフィン型シリコン発光ダイオードは、リソグラフィーとドライエッチングを用いて、ひとつの素子内にフィンを1,000個以上一括形成したフィン型構造です。」

「エッチング直後のフィン幅は20ナノメートルですが、これを酸化することによって、最終的に約1ナノメートルにまで薄膜化しています。」

「また、形成したシリコン・フィン上 にシリコン窒化膜からなる光導波路を形成し、シリコン・フィン型発光ダイオードから発光した光を導波路に閉じ込めることによって、発光効率を高めていま す。」

「さらに、発光スペクトルの詳細な解析の結果、光の増幅が行なわれていることも確認しました。」

« ドイツの品質、中国の価格、日本のサービス | トップページ | MAXI 宇宙のX線源を92分に1回の間隔で監視し続けるシステム »

新聞・雑誌・論文」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フィン型構造のシリコン発光ダイオードで光増幅現象を観測:

« ドイツの品質、中国の価格、日本のサービス | トップページ | MAXI 宇宙のX線源を92分に1回の間隔で監視し続けるシステム »

2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ