虹の内側
2010.9.16 17:07:31
地元紙では賑やかに取り上げられていましたが、9/16の夕方に虹が見られました。
雨の中、アルプスに日が沈む間際に夕日が差し込み、円周180度近い虹が見られました。
今回見ていて不思議だったのが、2重の虹の内側の虹の更に内側が全体に白くなっていたことです。
虹の内側は昼間で、虹の外側が夜のようなコントラストを観察できて、改めてプリズムの原理で説明される虹のしくみ以外にふしぎな現象が潜んでいると感じました。
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戦後すぐの科学雑誌に中谷宇吉郎が虹についての記事を書いていて、上に記されている疑問(+α)に関する解説があります。私は、その解説を見るまで、上に記されているような事を自分では見ていなかったので、なかなかに反省しました…
投稿: zam20f2 | 2010年10月 3日 (日) 18時53分
zam20f2さん
コメントありがとうございます。
中谷宇吉郎氏の文章を読んでみたいですね。
今回見たような虹は今まで見たことがなかったので、書いてみたのですが、「虹の内側は昼間、虹の外側が夜」のようなコントラストを観察できるのは条件があるのだと思いました。まず日没直前であること。それ以外にも、水滴サイズや、背景(今回は山がありました。)なども見やすさに関係しそうです。
投稿: いちのせ | 2010年10月 5日 (火) 23時31分