G-MEN 輸送荷物に与えられる振動を記録し続ける装置
アメリカ合衆国の連邦捜査局(FBI)特別捜査官のことではない。
温度
湿度
静的加速度 X軸
静的加速度 Y軸
静的加速度 Z軸
をサンプリングし続ける。
宅配便でイメージスキャナを送付するようになってから、途中どんな扱いを受けたのか知りたいと思い、以前からこんな製品を探していた。
優れているのは、静的加速度も計測できるため、
「天地無用」とシール貼った荷物が、90度立てられたり、
ひっくり返して置かれたりされなかったかを調査できる。
USBで繋げるだけでPCにデータを読みこみ、標準添付のソフトで表示可能。
なかなか使い勝手は良い。
上の図は、車に取り付けて数日やってみた結果。
運転開始のタイミングが秒単位で解る。
挙動不審な夫の車やカバンにこっそり忍ばせられる日が来るかも知れない。(笑)
あ。ネーミングはそういう意味か。
■補足:
サンプリング速度は、10mSec.
記録メモリは、16300データをEEPROMに蓄える。
(たぶん、アドレスが16bitで4種データ記録するので、65535/4=)
エンドレステープ(古い!)のように、古いデータから上書きし続けるモードも有る。
測定周期は任意設定できるが、インターバル中の最大値を保持する。
また、加速度の閾値設定をして、インターバル以外でも、閾値を超えた場合は記録するモードも備えている。
ベルトコンベアで荷物を搬送する際の、振動の具合を計測する、
といった使い方も可能です。
最速サンプリングにて、163秒(=16300*0.01秒)だから、約3分ですね。
温度が0~50度なので、空輸中の零下は計測できないですね。
« SIOS = OrthoScan オルソ画像とは。 | トップページ | ES-10000G記事 まとめ »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- DESCHOOLING SOCIETY(2011.10.11)
- twitterはじめました(2011.03.12)
- 日本女子バレー眞鍋監督が見ていたiPad画面(2010.12.23)
- iPhone 3G + iOS 4.x その2(2010.12.21)
「製品サポート」カテゴリの記事
- 赤外線画像で測る、赤外線画像で解析する(2019.03.15)
- PhotoDigitizerの主走査倍率精度の決め方(2018.11.16)
- 画像計測用のイメージスキャナ PhotoDigitizer が新モデルに生まれ変わります。(2018.11.15)
- 大型アナログ図面の高精度デジタイズ CADデータ化 にお悩みの方はぜひご相談ください。(2018.11.09)
- スキャナを濃度計にしたり タイムラプス撮影するソフトウェアが GTX-980 DS-G20000 に対応しました。(2018.09.28)
コメント