光路の間違い
GT-X970の技術解説に間違い発見。
CCDのカバーガラスに入射すると光路が立つ、のは正しいのですが、
カバーガラスを抜けて、再び空気中に戻った時には、
最初の入射角度と同じになります。
↓この図の光路は間違い。
正しくは、
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コメント
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CCDの異方性の時、保護ガラスを疑ってこの光路を書いてみてガラス内屈折はあっても入る角度と出る角度は同じになるので、犯人ではないことに気づきました。ただし、一ノ瀬さんのアドバイス通り中に光学用樹脂を満たせば斜光をなだらかにできるのですね!
これはおそらく若きグラフィックデザイナーが犯人ですね!技術者の校正を受けずに資料に載せてしまったのでしょう。なんと私の前職はグラフィックデザイナーでした。おてやわらかに!
投稿: YAKU | 2010年4月 5日 (月) 22時37分
YAKUさん
どもども。技術立国日本(古いか。。^^)を担うメーカーには、第1人者の誇りと行為を期待したい、というだけです。
イメージスキャナに関して、技術情報を調べようと思ったら、EPSONのWebを調べて貰いたいと願う1人としては、間違いを見つけたので、報告したまでです。
結構、EPSONの方は見に来ていますので。
そういえば、日立制作所のプラズマの記載は相変わらず修正されていませんね。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-6c4e.html
http://www.hitachi.co.jp/inspire/group/date/2015235_18339.html
蛍光灯は、励起された水銀ガスが紫外線を出して、蛍光体により可視光に変換されているのですが、間違ったガス名の記載のまま放置されています。「技術の」という枕言葉が恥ずかしいなあと思う訳です。
というわけで、決して仕事を受けたデザイナーの責任ではありません。間違った記載のままWebを放任する社長の責任です。
投稿: いちのせ | 2010年4月 8日 (木) 18時45分