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2009年10月

2009年10月24日 (土)

強誘電体の氷と宇宙生命起源

強誘電体の氷と宇宙生命起源

ちょっとおもしろい記事がありました。
http://www.jaea.go.jp/02/press2009/p09102001/hosoku.html

水(H2O)からなる氷は、マイナス200度以下になると
結晶構造が変わり(相変化し)、「分極」するらしいです。
分極することで、強誘電体となる。
その結果、
ーーーーー
「様々なイオンを呼び寄せたり、氷同士が引き寄せあって合体成長したりすることが可能となり、」

「重力のみの力で凝集が起こる場合に比べて、より大きな天体がより早く形成できることになります。」

「宇宙に強誘電体氷が存在するかどうかは、惑星、生命、物質の形成シナリオに決定的な影響を与える基本的かつ重要な問題と言えます。」
ーーーーー
とのこと。

通常の氷:氷1h(こおりいちえいち)

−200度以下で相変化が起きて構造が変わる:氷XI(こおりじゅういち)

構造を解析するためには、中性子解析を行う必要があります。
ラウエが世界で初めて金属にX線を当てて、銀塩フィルムで
「ラウエ斑点」を撮影した。これと同じ原理で、中性子線を結晶にあてて、その反射スポットから、結晶の構造を明らかにします。
(ワトソンらも、こうした方法で、DNAの結晶構造を明らかにしました。)

日本では、茨城県東海村に研究用の原子炉があり、これで構造を解析します。
(私も昔、学生時代にこの東海村の中性子解析の施設で行った実験に立ち会ったことがあります。)

宇宙空間の温度が−200度以下ってのは当然なので、氷XI(こおりじゅういち)
として存在している可能性が高いけど、これを検証する方法が無かった。

今回の発表は、11.7μmの遠赤外線波長域でスペクトルを観察するとどちらの氷かを判別できる可能性がある。という発見。

おもしろい。

2009年10月 9日 (金)

h-BN 遠紫外発光素子(225 nm)

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http://www.nims.go.jp/news/press/2009/09/p200909210.html
独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)光材料センター(センター長 大橋 直樹)の渡邊 賢司主幹研究員と谷口 尚主席研究員は、双葉電子工業(株)開発研究所と共同で高純度六方晶窒化ホウ素1)(h-BN)粉末を発光層とする手のひらサイズの高輝度遠紫外線面発光素子の開発に成功した。試作された素子本体は65×35×12 mm のコンパクトサイズで、発光面は27 mm2の面積を有する。出力は最大0.2 mW(波長225nm)である。さらに、動作電流が小さい特性を生かして乾電池駆動による携帯型遠紫外光源の試作に成功した。

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■関連発言:

λ=270nm以下の紫外線を検出する酸化ガリウム単結晶センサ(2009.1.22)

InAlGaN 波長200nm~350nm帯の深紫外LED(2008.7.4)

窒化アルミニウム227.5nm発光ダイオード(2007.9.4)

2009年10月 8日 (木)

Mac OS X v10.6 Snow Leopardよりデフォルトガンマが2.2になった

2009.9.8とうとうAppleがWindowsに屈しましたね。^^:)

EPSONのプリンタドライバがデフォルトガンマを2.2にしたのは、昨年の春くらいだったでしょうか。

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Mac OS X v10.6 ガンマ 2.2 について

Mac OS X v10.6 Snow Leopard では、ガンマ値がデフォルトで 2.2 に設定されています。10.6 より前の Mac OS X バージョンでは、システムのガンマ値はデフォルトで 1.8 に設定されていました。

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自炊技術Wiki > スキャニング

スキャニング技術に特化したTipsのWikipediaのようなサイトを見つけました。

自炊技術Wiki > スキャニング

本blogのタテスジの記事がリンクで参照されています。

日本で非常に高価なビデオレコーダーが大量生産により安価になった背景には、1980年前後のアニメブームがあったと思います。
大学生時代、漫画研究会(現代視覚文化研究会と呼ばれていましたが)の友人が非常に高価なビデオレコーダーを購入したと言うので見せてもらったら、当時NHKで(再?)放映されていた、『未来少年コナン』を録画するために買ったとか。
ご存じのとおり、宮崎駿の初期の作品。

この bookjisui コーナーの著者や読者は、コミック本のスキャニングが主たる目的なんだろうか。

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2009年10月 6日 (火)

Microvision SHOWWX

根津 禎=日経エレクトロニクス

 米Microvision社は,レーザを光源に用いる超小型プロジェクター(ピコ・プロジェクター)「SHOWWX」を発売する(ニュース・リリース)。「製品の出荷は数週間のうちに始まる予定」(同社)である。LEDを光源とするピコ・プロジェクター単体や,デジタル・カメラに内蔵するタイプのものは既に実用化されている(Tech-On!関連記事1)。今回のようなレーザを光源とするピコ・プロジェクターを発売するのは「世界で初めて」(同社)とする。

 

レーザ光源とMEMSミラーを組み合わせたピコ・プロジェクター

台湾Asia Optical社へのピコ・プロジェクター向け光学エンジンの生産委託

米Corning社からキー・デバイスとなる緑色レーザの供給を受ける

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MEMSの技術は1970年代後半に注目されはじめ、半導体メーカーのTI(テキサス・インスツルメンツ)(修正)が精力的に開発を行っていた。

当初から、ミラー駆動による映画上映装置を念頭に置いていて、その開発の模様を日経エレクトロニクスで読んだ私は、遠い未来のような気がしていたけど、気付いてみるとシネマコンプレックスは全てこの方式になってしまいました。

Microvision社の製品は、高値でプロジェクターを販売していたメーカーには脅威でしょうね。

今日から始まったCEATEC JAPAN 2009で展示されているとのこと。

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