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2009年8月13日 (木)

イメージスキャナのスジはセンサ画素の欠陥か?

以前、何気なくネットでスキャナ関連のQ&Aの記事を見つけて眺めていましたら、

Q:「最近スキャン画像にカラフルなスジが出るようになった。対策は?」
といった内容の質問に対して、
A:「それは、センサの画素欠陥です、直ちに修理しましょう。」
という回答があり(!)、唖然としたことがある。

カラーイメージスキャナの色スジが発生するしくみを大きく2つに分けて、実際の実例画像と一緒に説明を記載してみました。

以下をご覧下さい。

アイメジャーからのお知らせ:「イメージスキャナのタテスジ修理」
http://imeasure.cocolog-nifty.com/info/2008/12/post-cf32.html

サンプル画像の提供に快諾して下さった、3名の方に感謝申し上げます。

代表的な画像のみ下記にも置きます。

ES-2000(副走査:キャリッジ移動方向は上から下)。ミラーについた埃が原因。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/photos/fig/es2000_tatesuji.jpg

ES-6000H(副走査:キャリッジ移動は右から左)
これも、ミラーに付いた埃が原因。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/photos/fig/6000h_trim.png

ES-8000(副走査:キャリッジ移動方向は、右から左)。この原因は、駆動ガタ。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/photos/fig/es8000_trim.png

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スキャナのしくみ」カテゴリの記事

コメント

駆動ガタの画像を何度みたことか……(涙)

raspyさん
ミラーを設計枚数より奇数枚、増やしたり減らしたりすると何もしなくても、色ズレ画像になるんですよね。raspyさnご経験ありそうですね。^^)

あー!自分のカメラの長年の悩みである色ずれはそれが原因だったのですね!ギア比を調整しても色ずれ幅が変化しない原因(よくわからないまま、色ずれの原因は速度誤差だと思っていました)がようやくわかりました。今鏡ゼロ枚なのですが、CCDをひっくりかえせば色ずれが直るのかも……。(今さらな改造ですが)

raspyさん
あ、そうですか。スキャナ改造すると一度は経験するので念のため書いてみましたが、raspyさんのカメラは、まさにその最中なのかも知れないのですね。
もし鏡像反転が原因の場合、センサを90度回転するか、スキャンする向きを逆にするか。いずれかで直ると思います。

CCD反転させたところうまくいきました!ありがとうございます。

raspyさん おめでとうございます!^^)お役に立てて良かったです。
iMeasureScanの色補正無し版、今少しお時間ください。必ずやりますので。
SONYなどもDSCにて加算平均処理して、夜景モードのノイズ低減機能などを盛り込んできましたね。深い緑の画像も素晴らしいです。次は夜景はいかが?^^;)

解説されている例のスジは経験上知っていましたが、最近購入したばかりの
複合機のスキャナ(CIS)で1200や2400dpiといった解像度でスキャンした場合に
ほぼ周期的にキャリッジの移動方向と平行にスジが入ることを発見しました。
 http://www.alles.or.jp/~sfujita/hpqa/vline_orgpic1.jpg
  一部拡大 http://www.alles.or.jp/~sfujita/hpqa/vline_smpl1_1200dpi.jpg
 http://www.alles.or.jp/~sfujita/hpqa/vline_orgpic2.jpg
  一部拡大 http://www.alles.or.jp/~sfujita/hpqa/vline_smpl2_2400dpi.jpg

メーカーに問い合わせ中ですが、検索してみたら価格.comのレビューにて、
EPSONやCANONの複合機やCISスキャナでも発生しているようで、EPSONからは
複合機の場合はそうなるもの的な回答があったようです。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000059334/SortID=11242296/

あたかもセンサーの継ぎ合わせ?の寸法ズレか何かのように見えるのですが
これはなんでしょう?

fujitaさん
コメントありがとうございます。
お返事遅くなりました。
中国のホテルから見ていたのですが、何故かblogへのアクセスのみ異常に遅くなり(検閲ソフトか?)、コメント出来ませんでした。

画像拝見しました。ご推察の通りだと思います。

縮小光学系(CCD)と等倍光学系(CIS)

CCDは1枚のSiウェーハーから切り出したセンサです。それに対して、CISは、複数のセンサチップを一列に並べて配列した複合センサである場合が多いです。(EPSONの初期のスキャナ、GT-4000やGT-1000はアモルファスシリコン素材の1本物CISでしたが、)
この場合、配列精度、継ぎ合わせの画素取りこぼし、取りこぼし部のソフトウェア補間の質により、今回の問題が発生すると予測されます。

ご回答ありがとうございます。
CISスキャナではありがちな問題だという事なのですね。購入して実際に使ってみて、原稿の浮きだけでなくこういう問題が出てしまうことに初めて気付きました。1枚の用紙ですらわずかに反っていたりするとピントがズレてしまうのも困りもの…

fujitaさん
「CISスキャナではありがちな問題」かどうかは、私もセンサ接合式のCISスキャナをまじめに評価したことが無いので何とも言えません。

ただ、組立の原理からして、1200dpiで、画素サイズ20μm程度のベアセンサを配列&接着し、ワイヤーボンディングするという作業を考えるだけでも、
接合したセンサの直線配列度合いや、接合部の「画素のごまかし方法」は、厳しい評価方法ではボロがでそうだなあと推察します。
fujitaさんの反射網点画像を使った評価は十分に厳しいと思われます。

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