ブラックシリコン
ハーバード大学からすごいセンサが生まれている。
デジカメ、スキャナ、などのカメラだけではなく、太陽電池パネル(*1)の核技術として量産、実用化に成功した場合、とんでもないブレークスルーになる可能性がある。
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ハーバード大学からすごいセンサが生まれている。
デジカメ、スキャナ、などのカメラだけではなく、太陽電池パネル(*1)の核技術として量産、実用化に成功した場合、とんでもないブレークスルーになる可能性がある。
という話を良く聞きます。
そのため、文化財や、貴重本をイメージスキャナでスキャンする場合、プラテンガラスに対象を直接接触させることに加えて、「蛍光灯から照射される紫外線により劣化するのでは無いか?」と懸念されたり、質問されることが多い。
以前から気になっていたのですが、調べてみました。
低紫外線蛍光灯というものが有りました。
http://www.kms.gol.com/national/natio.htm
これによると、
白色蛍光灯の紫外線放射照度(λ=275〜380nm)が、
7.3(μw/c㎡)/1000 Lx
であるのに対して、美術・博物館用の蛍光灯
0.01(μw/c㎡)/1000 Lx
であるとのこと。
また、
「美術・博物館用蛍光灯は、バルブ内面の蛍光体とバルブの間に酸化チタン膜を設け、波長の長い紫外線を吸収し減少させています。」とのこと。
ここで、波長の長い水銀輝線とは、λ= 365 nmだとのことです。
ここで次ぎの計算や調査をしてみます。
Q1:可視光の1000Lx(ルックス)と紫外光のW(ワット)を同じ単位で比較したら紫外線量は何パーセントなのか?
Q2:365nmの光は、スキャナのプラテンガラスでどの程度カットされるのか。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2008/090122_1.htm
まとめ
・京都大学大学院の藤田静雄教授と日本軽金属株式会社は共同で、酸化ガリウム半導体からなる炎センサを開発した。
・家庭用の火災報知器の検知原理として、現在温度検知方式と、煙検知方式がある。温度検知方式は、65度以上で反応するように設計されているため火災発生時の初期検出ができない。煙検知方式は、湯気を煙と間違う誤動作がある。
・炎には、通常自然界に存在しない波長270nm以下の紫外線が含まれている。この新開発センサは、この紫外線を検出する性能を持つ。炎から照射される波長250nm付近の微弱な1nW/cm2程度の紫外線に対しても十分な検出感度を持つ。
・炎に含まれる紫外線を検知するセンサは従来から存在するものの、真空管方式で高価である上に、常時数百Vの高電圧をセンサ素子に加える必要があるため高価。
・このセンサは、紫外線強度モニタとしても優れた特性を持つ
法的根拠
・家庭用の火災報知機の設置が義務付けられた。
・2008年10月、ガスコンロの立ち消え検出器の設置が義務付けられました。
・水の紫外線殺菌における紫外線強度モニタの使用が、水道法(平成19年3月30日改正、4月1日実施)で義務付けられた。
CBB染色 SDS-Page(一次元電気泳動ゲル)の検量線を作成してみました。
以下、URLをご覧下さい。
ImageJによるCBB SDS-Page ゲルの検量線の作成
http://www.imeasure.co.jp/report/ImageJ_CBB.html
ImageJを初めてお使いになる方に対し、確実に結果を出せるように1ステップ毎にスクリーンショットを撮った説明書です。ぜひお試しください。
勘違い、間違い等あるかと思います。お気づきの点ございましたらご連絡ください。
市販のイメージスキャナは、写真や原稿を「キレイに撮る」ことを目的としており、今回のようにイメージスキャナを再現性のある計測器として使おうとすると、『自動露出』や『ガンマ補正』をはじめとして、さまざまな障害があります。
現在、弊社のスキャナ駆動ソフトウェア iMeasureScanは、
(1)EPSON Scannerの透過原稿ユニットに対応。
(2)スキャナガンマを1.0に設定して透過率(T)に比例した16bitデータを出力。
つまり、センサに入射した光量に比例した値を出力。
を特徴とし、スキャナを計測器として使おうと試みられているユーザーのみなさんの期待に応えるための設計となっています。
ぜひ、ご利用ください。
また今回の報告は、
(a)既存の市販エプソンスキャナの透過ユニットを使って、
(b)CBB(クマシーブルー)染色電気泳動ゲルをスキャンし、
(c)タンパク質の(相対的な)定量比較をする。
ための、Tipsとなると思います。
不明な点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
現時点では、私もまだ、
□作成した検量線から、タンパク質の絶対量を推定する。
方法が不明です。引き続き、ImageJを調べてみます。
しかし、相対的な定量比較を可能としたことで、
一緒にスキャンする複数のタンパク質が、「何倍タンパク質が多いか」といった線形性のある比較が可能となると思います。
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