蛍光灯の発光原理
たまたまキセノン冷陰極蛍光ランプの発光波長を調査する中で、ある国内有数のメーカーのサイトにたどり着いて、間違いを見つけました。
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http://www.hitachi.co.jp/inspire/group/date/2015235_18339.html
アルゴンガスの中で電極に放電が起きると、目に見えない紫外線が発生する。
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正しくは、「水銀蒸気の中で電極に放電が起きると、目に見えない紫外線が発生する。」です。
サイトの代表メールアドレスに本件をお知らせしたら、丁寧に返事が来ました。
修正されるかどうか解りませんが、丁寧な対応が来たことに驚きました。
(補足)『技術の』という枕言葉のCMで有名なメーカーは、どうやら修正するおつもりがなさそうですね^^)
蛍光灯の発光原理を調べている方が私のこのページに訪問されることに対し申し訳なく、少し補足しておきます。
以下のサイトに水銀ランプのスペクトルを測定した図が掲載されております。
○株式会社H&C技術研究所:
http://www.handc-techno.co.jp/lineup/lineup_022.html
○個人が各種光源の発光スペクトルの生データを公開:
http://t.nomoto.org/spectra/000261.html
水銀蛍光ランプは、253.7nmという目に見えない紫外線を強く出しております。通常の蛍光ランプは、その管内面に蛍光体を塗布することで、紫外線→可視光の変換をしています。
このグラフから、「文化財に蛍光ランプを使ってはいけない」と言われる根拠の365nmあたりのスペクトルも観察されます。また、蛍光体の選定をいくら頑張っても、元々水銀から発せられる可視域の波長、400~550nmのスペイク状の発光も観察することができます。
(追記:2009.1.31)
新たに、H&C技術研究所のURLを追加しました。「のもと」さんの水銀ランプスペクトルの各ピークが全て一覧で比較できます。
H&C技術研究所のデータには、365nmあたりのピーク記載がありませんね。
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