○みなさんは現在ご自分の環境でどの程度のデータをお持ちだろうか。
私の環境では、現在稼働しているPCで9台(うちノートPCが6台)、ネットワーク対応のHDが2台です。
PCそれぞれが50GB平均として、約500GB、HDが2TB合計で2.5TB。
『2010年には世界中で1兆8,000億Gバイトが年間に生成される』そうで、
10TB=1万GB、1万x1万=億だから、18,000万x10TBとなる。
私が今保有しているデータ2.5TBの7200万倍が年間に生成される。
欧米と日本で人口5億としてその1/5が世帯として1億世帯。
1億と7200万だからオーダーは合致しますね。
でも私の2.5TBもここ10年の積算量だし、2TBのHDも実はx4のRAIDなので、個人の40倍以上の速度で蓄積し続けているということなのでしょう。
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http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/14/021/
EMCジャパン 執行役員 マーケティング本部長高橋俊之氏は同プロジェクトの目的について、「2010年には世界で生成されるデジタル情報量は1兆8,000億Gバイト(1.8ゼタバイト: 1ゼタバイトは世界中の砂浜の砂粒の数と同じ)にも上ると言われている。一方で、アナログ状態のままの貴重な情報が数多く存在するのも事実。こういったデジタル化による保護が必要な情報を、効率よく保存し、有効に活用するために、EMCの得意とする技術やノウハウを生かしていきたい」と語り、「情報の保護」と「瞬時のアクセス」の双方を実現することを支援していくという。
EMCジャパン
一橋大学大学院社会学研究科「平和と和解の研究センター」(CsPR)
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○最近このブログの検索ワードに 「ブックスキャナ」というキーワードが増えてきた。
実際に業務で要求されるスキャナにもこうしたアーカイブ関連の仕事依頼が増えてきている。
元々赤外線イメージスキャナは、アジアの古文書である木簡の判読用に開発された。
紫外線蛍光イメージスキャナは、紙幣のステルスインク(蛍光インク)をターゲットに開発したがフタを開けてみると欧米の古文書である羊皮紙(ハリーポッターのアレ)の重記写本(何度も繰り返し書き換えて使われた書物)に有効であることが分かった。
現在、バチカン図書館で重記写本(パリンセスト)の判読に弊社のスキャナFLSCANのカスタム機が活躍している。
○IR−4000の透過ユニットがいよいよショートし、ディスコンとなる予定です。
ネット上を探すと中古物件がまだまだ入手できそうですので、IR−4000の反射モードは、いずれ価格を少し下げて継続販売予定です。
透過モードは、IR−6000としてA3版のスキャナとして新発売となります。
注文受付を開始しました。
○IR−2000のベーススキャナ GT−7600もまだまだ中古物件として見つけることが出来ます。この機種も復活を検討しています。今しばらく正式な発表をお待ちください。
○ A0版(!)の赤外線イメージスキャナの開発が完了しました。近日中に発売開始します。
A,B規格は、1つ小さくなると面積が倍、2つ小さくなると辺が倍ですので、A0は、A4の4倍の辺となります。
有効主走査幅 1092mmです。(A4幅 216mmx4よりも十分広いです。)
従来の原稿固定+キャリッジ移動ではなく、センサ固定+原稿移動方式ですので、シート状の印刷物に限定されます。
ステルスインク、赤外線インクの印刷物の品質検査市場をターゲットとします。
○以上の結果、今年の夏には、次のラインアップを予定しています。
廉価版A4版赤外線イメージスキャナ(反射モードのみ) IR−2000
1200dpi
A4版赤外線イメージスキャナ(反射モードのみ) IR−4000
1600dpi
A3版赤外線イメージスキャナ(反射/透過モード) IR−6000
2400dpi
A0版赤外線イメージスキャナ(反射モード) IR−9000(仮称)
600dpi
廉価版のスキャナは赤外線の応用事例を提示してもっと広く赤外線スキャナを使って頂きたいと考えています。
お楽しみに。
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