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2008年5月19日 (月)

57gのA4フルカラースキャナ!

http://www.cfcompany.co.jp/product/planon/rc800.html

昔ハンドヘルドスキャナ という商品ジャンルがあって、

フラットベッドスキャナが高価だったころに、安価帯に存在した。

エプソンでもGT-100 というヒットモデルが存在した。

パソコンとRS-232CなどのI/Fと有線で接続して使用する。

フラットベッドスキャナの価格が下がるに連れ、この商品ジャンルも消滅した。

Docupen RC810 ハンドヘルド・カラーイメージスキャナー \57,540

スキャンしたデータがスキャナーのメモリーにいったん蓄えられる。

なのでスタンドアロン。

メモリは、携帯電話に使われている 『microSDカード』

リチウムイオン充電池で動作。

USB経由でパソコンにデータを保存。

100dpiと400dpi

  • A4サイズの文書を約4秒でスキャン
  • 「スキャナーの左端にあるスキャン速度を示す表示「Ⅹ」(上記画像の赤い矢印)が赤く点灯したり点滅したら少しスライドの速度を遅くしてください。」なんていう手動スキャンであるがゆえ、速度ナビが付いている。
  • 有効幅 205mmなのに、全長は225mm。

    なかなか優れた商品ですね。

    動画 ⇒ クリック 操作イメージ

    どうやら、理想科学工業の製品(エプソンの昔のGT-1000のタイプ)もどうやらこのメーカーの製品のようです。

    http://www.cfcompany.co.jp/product/riso/scamo.html

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    デジタル画像」カテゴリの記事

    コメント

    ハンディスキャナならまかせてください。(笑)
    GT-1000って、ガラス窓のついた箱の中でセンサが自走するタイプですか?
    20年程前、MSXパソコン用に、P社が開発したスキャナもそのタイプでした。
    あれには、僕の開発した400dpiの密着型CCDを使用していました。この特殊な構造のスキャナは、P社が最初に出したはずです。
    これがイメージスキャナの世界に初めて触れた開発でした。

    その後、O社のモノクロハンディスキャナ用にとの強い(むちゃな)要望に応え、突貫工事でたった3ヶ月で量産したCCDの取り持つご縁で、O社から世界で初めて製品化されたカラーハンディスキャナ用CCDを開発しました。
    このときは、ハンディスキャナという制約のある機器に、どんなCCDが向いているだろうかと、必死に考えました。
    結局、R/B行とG行の2行構成にし、RB行とG行は半ピッチずらしにしています。
    そして、2行の時間軸補正をするために、CCDチップ内に1ラインのアナログ遅延メモリも内蔵させていました。
    スキャナは世界初だったけど、O社からはそこそこの数しか売れませんでした。しかし、1年近くして、ある日突然、台湾から電話がかかり始めました。台湾各社がデッドコピーしようと、CCDを求めてきたのです。そのため、このCCDはベストセラーになりました。
    台湾各社の安いカラーハンディスキャナがヒットし、あまりによく売れたので、このCCDのコンパチ品をN社も、そしてあの大御所SO社もが開発したという逸話付きです。
    おまけがあります。
    これは、リニアCCDでしたが、この画素を2次元に展開すると、あ~ら不思議、某F社のハニカムCCDと同じ画素配列になります。
    そう、当時、このカラーリニアCCDを展示会に出展していると、向こうの方から、「あ~、俺がほしかったのは、これだぁ!」と叫びながら近づいてくる人が居ました。
    その方が、某F社でハニカムCCDを企画したI氏でした。(笑)

    もう、20年近く前のことだからバラしてもいいかな?

    きょうは、ちょっと自慢話でした。
    ごめんなさい!

    おおおお!!そうでしたか?
    隠語すべて解ります(^^)
    GT-1000はGT-4000と同時期だったので、1988年発売かな。。いや、GT-100がGT-4000と一緒だから、1989年かも知れません。
    そうそうP社からも同じコンセプトのありましたよね。
    そうでしたかP社の方が早かったのかな?

    GT-1000は非常にロングヒットして確か当時としてはめずらしく5年以上販売していたと思います。

    20年たって理想科学工業から出てきましたね。
    特許が絡んでいたのかな。

    もっちんさん ご依頼対応しました。
    こんな漠然とした^^)基準を考えています。
    ・自分の金と頭で考えたものは自分のもの。
     企業に発案の権利を譲渡しても発明者は不変。
    ・システムメーカー側がデバイスを選定するためにコストがかかっている。
    ・また複数のデバイスメーカーからあるデバイスメーカーを選定した判断基準はシステムメーカー内の暗黙知や社内秘が多いと思います。
    ・なので、デバイスメーカー側の関係者が採用されたシステムメーカー名や商品名を公開するのはシステムメーカー側のリスクを増やす可能性があると思います。もちろん宣伝になる場合もあるので、(sonyのzeisレンズとか。。)ケースバイケースでしょうが。ここでは慎重にお願いします。。
    そんなことを考えました。

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