57gのA4フルカラースキャナ!
http://www.cfcompany.co.jp/product/planon/rc800.html
昔ハンドヘルドスキャナ という商品ジャンルがあって、
フラットベッドスキャナが高価だったころに、安価帯に存在した。
エプソンでもGT-100 というヒットモデルが存在した。
パソコンとRS-232CなどのI/Fと有線で接続して使用する。
フラットベッドスキャナの価格が下がるに連れ、この商品ジャンルも消滅した。
Docupen RC810 ハンドヘルド・カラーイメージスキャナー \57,540
スキャンしたデータがスキャナーのメモリーにいったん蓄えられる。
なのでスタンドアロン。
メモリは、携帯電話に使われている 『microSDカード』
リチウムイオン充電池で動作。
USB経由でパソコンにデータを保存。
100dpiと400dpi
有効幅 205mmなのに、全長は225mm。
なかなか優れた商品ですね。
動画 ⇒ クリック 操作イメージ
どうやら、理想科学工業の製品(エプソンの昔のGT-1000のタイプ)もどうやらこのメーカーの製品のようです。
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ハンディスキャナならまかせてください。(笑)
GT-1000って、ガラス窓のついた箱の中でセンサが自走するタイプですか?
20年程前、MSXパソコン用に、P社が開発したスキャナもそのタイプでした。
あれには、僕の開発した400dpiの密着型CCDを使用していました。この特殊な構造のスキャナは、P社が最初に出したはずです。
これがイメージスキャナの世界に初めて触れた開発でした。
その後、O社のモノクロハンディスキャナ用にとの強い(むちゃな)要望に応え、突貫工事でたった3ヶ月で量産したCCDの取り持つご縁で、O社から世界で初めて製品化されたカラーハンディスキャナ用CCDを開発しました。
このときは、ハンディスキャナという制約のある機器に、どんなCCDが向いているだろうかと、必死に考えました。
結局、R/B行とG行の2行構成にし、RB行とG行は半ピッチずらしにしています。
そして、2行の時間軸補正をするために、CCDチップ内に1ラインのアナログ遅延メモリも内蔵させていました。
スキャナは世界初だったけど、O社からはそこそこの数しか売れませんでした。しかし、1年近くして、ある日突然、台湾から電話がかかり始めました。台湾各社がデッドコピーしようと、CCDを求めてきたのです。そのため、このCCDはベストセラーになりました。
台湾各社の安いカラーハンディスキャナがヒットし、あまりによく売れたので、このCCDのコンパチ品をN社も、そしてあの大御所SO社もが開発したという逸話付きです。
おまけがあります。
これは、リニアCCDでしたが、この画素を2次元に展開すると、あ~ら不思議、某F社のハニカムCCDと同じ画素配列になります。
そう、当時、このカラーリニアCCDを展示会に出展していると、向こうの方から、「あ~、俺がほしかったのは、これだぁ!」と叫びながら近づいてくる人が居ました。
その方が、某F社でハニカムCCDを企画したI氏でした。(笑)
もう、20年近く前のことだからバラしてもいいかな?
きょうは、ちょっと自慢話でした。
ごめんなさい!
投稿: もっちん | 2008年5月20日 (火) 23時51分
おおおお!!そうでしたか?
隠語すべて解ります(^^)
GT-1000はGT-4000と同時期だったので、1988年発売かな。。いや、GT-100がGT-4000と一緒だから、1989年かも知れません。
そうそうP社からも同じコンセプトのありましたよね。
そうでしたかP社の方が早かったのかな?
GT-1000は非常にロングヒットして確か当時としてはめずらしく5年以上販売していたと思います。
20年たって理想科学工業から出てきましたね。
特許が絡んでいたのかな。
投稿: 一ノ瀬 | 2008年5月21日 (水) 01時46分
もっちんさん ご依頼対応しました。
こんな漠然とした^^)基準を考えています。
・自分の金と頭で考えたものは自分のもの。
企業に発案の権利を譲渡しても発明者は不変。
・システムメーカー側がデバイスを選定するためにコストがかかっている。
・また複数のデバイスメーカーからあるデバイスメーカーを選定した判断基準はシステムメーカー内の暗黙知や社内秘が多いと思います。
・なので、デバイスメーカー側の関係者が採用されたシステムメーカー名や商品名を公開するのはシステムメーカー側のリスクを増やす可能性があると思います。もちろん宣伝になる場合もあるので、(sonyのzeisレンズとか。。)ケースバイケースでしょうが。ここでは慎重にお願いします。。
そんなことを考えました。
投稿: 一ノ瀬 | 2008年5月24日 (土) 06時22分